- 火山の状況に関する解説情報
2015年5月18日 16時00分現在
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<火口周辺警報(火口周辺危険)が継続>
- 仙台管区気象台 発表
- 火山の活動状況など
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(5月15日から5月18日15時までの蔵王山の活動状況)
火山活動はやや活発な状況で推移しています。
御釜付近が震源と推定される火山性地震は、5月13日以降、少ない状態で推移していますが、17日08時19分頃に継続時間の短い規模の小さな火山性微動を観測しました。火山性微動の発生時及びその前後で、地殻変動やその他火山活動に特段の変化は認められませんでした。蔵王山で火山性微動を観測したのは、4月23日以来です。
5月1日からの火山性地震と火山性微動の発生回数(速報値を含む)は、以下のとおりです。
火山性地震 火山性微動
5月 1日から14日 75回 0回
15日 0回 0回
16日 0回 0回
17日 3回 1回
18日(15時まで) 0回 0回
地殻変動観測では特段の変化はみられません。
宮城県の遠刈田温泉及び山形県の上山金谷に設置している遠望カメラでは、異常は認められません。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
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<火口周辺危険>
蔵王山
- 防災上の注意事項など
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想定火口域(馬の背カルデラ)から概ね1.2kmの範囲では噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
また、風下側では火山灰や小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
- 次回発表予定日時
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次の火山の状況に関する解説情報は、5月22日(金)16時頃に発表の
予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。