- 火山の状況に関する解説情報
2015年6月8日 16時00分現在
-
<火口周辺警報(火口周辺危険)が継続>
- 仙台管区気象台 発表
- 火山の活動状況など
-
(6月1日から6月8日15時までの活動状況)
2015年4月7日以降、御釜付近が震源と推定される火山性地震が増加し、火山活動が活発な状況となりました。
今期間、火山性地震及び火山性微動は観測されませんでした。
5月1日からの火山性地震と火山性微動の発生回数(速報値を含む)は、以下のとおりです。
火山性地震 火山性微動
5月 1日から31日 90回 1回
6月 1日 0回 0回
2日 0回 0回
3日 0回 0回
4日 0回 0回
5日 0回 0回
6日 0回 0回
7日 0回 0回
8日(15時まで) 0回 0回
地殻変動観測では火山活動に関する変化はみられません。
火口カメラ及び遠望カメラによる観測では噴気は認められません。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
-
<火口周辺危険>
蔵王山
- 防災上の注意事項など
-
想定火口域(馬の背カルデラ)から概ね1.2kmの範囲では噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
また、風下側では火山灰や小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
- 次回発表予定日時
-
次の火山の状況に関する解説情報は、6月15日(月)16時頃に発表の
予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。