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火山の状況に関する解説情報 2018年1月31日 16時00分現在
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
蔵王山では、小規模な噴火が発生する可能性があります。想定火口域(馬の背カルデラ)から概ね1.2kmの範囲で警戒してください。
仙台管区気象台 発表
火山の活動状況など
本日(31日)、陸上自衛隊東北方面隊の協力により実施した上空からの観測では、丸山沢噴気地熱地帯と祓川(はらいがわ)上流域に異常は認められませんでした。御釜及びその周辺の状況は、天候不良のため確認できませんでした。なお、次回の上空からの観測については関係機関と調整中です。
監視カメラによる観測は、天候不良のため状況を確認できません。

本日、火山性微動は観測されていません。火山性地震は12回観測しています。火山性地震と火山性微動の回数(速報値を含む)は以下のとおりです。

               火山性地震   火山性微動
1月28日 0回 1回
29日 0回 0回
30日 4回 3回
31日00時から15時まで 12回 0回

坊平観測点に設置している傾斜計では山頂の南方向が隆起する変化がみられ、31日15時00分現在も継続中です。
噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
<レベル2(火口周辺規制)> 蔵王山
防災上の注意事項など
想定火口域(馬の背カルデラ)から概ね1.2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
また、噴火時には、火口の風下側では火山灰や小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
次回発表予定日時
 次の火山の状況に関する解説情報は、2月1日(木)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。