- 火山の状況に関する解説情報
2024年8月16日 16時00分現在
-
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
8月12日から16日15時までの浅間山の火山活動状況についてお知らせします。引き続き、山頂火口から概ね2kmの範囲では、大きな噴石や火砕流に警戒してください。
- 気象庁 発表
- 火山の活動状況など
-
今期間、火山性地震の日回数は、12日28回、13日39回、14日29回、15日18回、16日15時までに37回(速報値)でした。
火山性地震は、4月中旬以降増加した状態が続いています。3月中旬から認められていた山体の西側での膨張を示すと考えられる傾斜変動は、4月下旬から鈍化し、5月以降、停滞しています。火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、2023年3月以前に比べて多い状態が続いています。
引き続き、山頂火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
-
<レベル2(火口周辺規制)>
浅間山
- 防災上の注意事項など
-
山頂火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石や火砕流に警戒してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
- 次回発表予定日時
-
次の火山の状況に関する解説情報は、19日(月)16時頃に発表の予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。