- 火山の状況に関する解説情報
2024年7月8日 16時00分現在
-
<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
焼岳では、山頂付近を震源とする火山性地震のやや多い状態が続いています。今後さらに増加した場合、噴火警戒レベル引上げの可能性があります。今後の情報に注意してください。
- 気象庁 発表
- 火山の活動状況など
-
焼岳では、山頂付近を震源とする火山性地震のやや多い状態が続いています。6月28日から7月7日までの10日間の火山性地震の合計回数が56回となっています。火山性地震の日回数は、7月5日0回、6日5回、7日4回、本日(8日)は15時までに1回です(いずれも速報値)。
GNSS連続観測では、長期的に山頂付近の緩やかな膨張を示すと考えられる変化が続いており、5月末頃からその変化率に増加傾向がみられます。
今後、火山性地震が増加した場合、噴火警戒レベル引上げの可能性があります。今後の火山に関する情報に注意してください。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
-
<レベル1(活火山であることに留意)>
焼岳
- 防災上の注意事項など
-
山頂付近を含む想定火口域内では、突発的に火山ガス等が噴出する可能性があります。登山する際は、火山活動の異変に注意するとともに、ヘルメットを着用するなどの安全対策をしてください。また、噴気地帯にはとどまらないでください。
- 次回発表予定日時
-
次の火山の状況に関する解説情報は、10日(水)16時頃に発表の予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。