- 火山の状況に関する解説情報
2024年7月17日 16時00分現在
-
<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
焼岳では、山頂付近を震源とする火山性地震が、7月3日以降減少していることから、現時点で噴火警戒レベルを引き上げる可能性は低くなっています。
- 気象庁 発表
- 火山の活動状況など
-
焼岳では、山頂付近を震源とする火山性地震の多い状態が続いていましたが、7月3日以降減少しています。7月7日から16日までの10日間の火山性地震の合計回数は16回となっています。火山性地震の日回数は、7月14日2回、15日2回、16日3回、本日(17日)は15時までに2回です(いずれも速報値)。
地震回数が減少していることから、現時点で噴火警戒レベルを引き上げる可能性は低くなっています。
一方、GNSS連続観測では、長期的に山頂付近の緩やかな膨張を示すと考えられる変化が続いており、5月末頃からその変化率に増加傾向がみられます。
中長期的には火山活動が高まってきている可能性がありますので、今後の火山活動の推移に引き続き注意してください。
今回の火山活動の状況の変化に伴い発表していた一連の火山の状況に関する解説情報(臨時)の発表はこれで終了します。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
-
<レベル1(活火山であることに留意)>
焼岳
- 防災上の注意事項など
-
山頂付近を含む想定火口域内では、突発的に火山ガス等が噴出する可能性があります。登山する際は、火山活動の異変に注意するとともに、ヘルメットを着用するなどの安全対策をしてください。また、噴気地帯にはとどまらないでください。
- 次回発表予定日時
-
今回の火山活動の状況の変化に伴い発表していた一連の火山の状況に関する解説情報(臨時)の発表はこれで終了します。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
防災情報
気象災害
地震・津波
火山噴火
過去の災害を知る・災害に備える
天気情報
レーダー
気象データ
海と風の情報
季節の情報