- 火山の状況に関する解説情報
2016年2月28日 17時00分現在
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<火口周辺警報(火口周辺危険)が継続>
本日(28日)16時までの霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)の活動
状況をお知らせします。
- 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台 発表
- 火山の活動状況など
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えびの高原(硫黄山)周辺では、本日(28日)に入り火山性地震が増加し、16時までに51回観測しました。火山性微動は、観測されていません。
本日、気象庁機動調査班(JMA-MOT)が実施した現地調査では、硫黄山の火口周辺で引き続き噴気活動が認められました。赤外熱映像装置による観測では、引き続き熱異常域を確認し、拡大傾向が認められました。
傾斜計等の地殻変動観測データに特段の変化は認められません。
遠望カメラによる観測では、噴気の状況などに特段の変化は認められません。
2月24日以降の火山性地震の発生状況は以下の通りです。なお、地震回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震
24日 3回
25日 1回
26日 1回
27日 3回
28日16時まで 51回
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
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<火口周辺危険>
霧島山
- 防災上の注意事項など
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えびの高原の硫黄山から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
風下側では降灰及び風の影響を受ける小さな噴石に注意してください。
- 次回発表予定日時
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次の火山の状況に関する解説情報は、29日(月)16時頃に発表の予定
です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。