- 火山の状況に関する解説情報
2017年4月21日 16時00分現在
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<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
4月17日から4月21日15時までの桜島の活動状況をお知らせします
。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規
模な火砕流を伴う爆発的噴火が発生するおそれがあります。
- 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台 発表
- 火山の活動状況など
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桜島では、噴火は観測されていません。
19日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり500トン(前回4月12日300トン)とやや少ない状態でした。赤外熱映像装置による観測では、昭和火口近傍及び南岳南東側山腹で、これまでと同様に熱異常域が観測されましたが、特段の変化は認められませんでした。
火山性地震及び火山性微動は少ない状態で経過しました。20日12時17分頃に継続時間約27分の火山性微動が発生しました。
4月17日からの火山性地震、火山性微動、爆発的噴火の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震 火山性微動 爆発的噴火
4月17日 0回 0回 0回
18日 0回 0回 0回
19日 1回 0回 0回
20日 5回 3回 0回
21日15時まで 0回 0回 0回
姶良カルデラの地下深部の膨張が継続していることから、今後も噴火活動が継続すると考えられます。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
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<レベル3(入山規制)>
桜島
- 防災上の注意事項など
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昭和火口及び南岳山頂火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
爆発的噴火に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。また、降雨時には土石流に注意してください。
- 次回発表予定日時
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次の火山の状況に関する解説情報は、24日(月)16時頃に発表の予定
です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。