- 火山の状況に関する解説情報
2018年2月9日 17時45分現在
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<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
本日(9日)08時頃から火山性地震が増加し、その後も多い状態が続いています。本日、気象庁機動調査班(JMA-MOT)が実施した現地調査結果をお知らせします。
- 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台 発表
- 火山の活動状況など
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霧島山(御鉢)では、本日(9日)08時頃から火山性地震が増加し、16時までに78回(速報値)発生しました。また、14時台には振幅が小さく継続時間が短い火山性微動が2回発生しました。
気象庁機動調査班(JMA-MOT)が実施した現地調査では、これまでの観測と比べ、火口内の噴気や熱異常域の状況に特段の変化は認められませんでした。
火口縁を越える噴煙は観測されていません。
傾斜計による観測では、御鉢の明瞭な山体膨張を示す変動は認められていません。
2月8日からの火山性地震、火山性微動の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震 火山性微動
2月 8日 00時から24時 2回 0回
9日 00時から08時 0回 0回
08時から12時 37回 0回
12時から16時 41回 2回
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
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<レベル2(火口周辺規制)>
霧島山(御鉢)
- 防災上の注意事項など
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火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
噴火時には、風下側で火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
引き続き地元自治体等が行う立入規制に従ってください。
- 次回発表予定日時
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次の火山の状況に関する解説情報は、10日(土)16時頃に発表の予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。