- 火山の状況に関する解説情報
2018年2月16日 16時00分現在
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<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
御鉢では、小規模な噴火が発生するおそれがあります。火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
- 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台 発表
- 火山の活動状況など
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御鉢では、9日に発生したものと同様の火山性地震が10日以降にも観測されています。9日夕方に復旧した御鉢火口近傍の高千穂峰観測点のデータを加えてこれらの地震を精査した結果、9日以降の地震は御鉢の南西側で発生したと推測されます。
火口縁を越える噴煙は観測されていません。
傾斜計による観測では、御鉢の明瞭な山体膨張を示す変動は認められていません。
2月9日からの火山性地震、火山性微動の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震 火山性微動
2月 9日 82回 2回
10日 11回 0回
11日から13日 0回 0回
14日 84回 0回
15日 7回 0回
16日15時まで 6回 0回
御鉢では火山性地震の活発化がみられることから、小規模な噴火が発生するおそれがあります。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
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<レベル2(火口周辺規制)>
霧島山(御鉢)
- 防災上の注意事項など
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火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
噴火時には、風下側で火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
引き続き地元自治体等が行う立入規制に従ってください。
- 次回発表予定日時
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次の火山の状況に関する解説情報は、19日(月)16時頃に発表の予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。