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火山の状況に関する解説情報 2023年11月6日 16時00分現在
<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
 新燃岳では、火口直下の浅いところを震源とする火山性地震は11月に入り減少し、火山活動がさらに高まる傾向は認められません。
福岡管区気象台 鹿児島地方気象台 発表
火山の活動状況など
 新燃岳では、火口直下の浅いところを震源とする火山性地震は10月下旬に増加しましたが、11月に入り減少しています。火山性地震は、10月28日から本日(6日)15時までの10日間で167回(速報値)発生しています。
 
 監視カメラによる観測では、新燃岳火口内、新燃岳西側斜面割れ目付近の噴気の状況及びその周辺の地熱域に特段の変化は認められません。
 
 新燃岳では、火口直下を震源とする火山性地震は減少し、火山活動がさらに高まる傾向は認められませんが、今後の火山活動に留意してください。
噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
<レベル1(活火山であることに留意)> 霧島山(新燃岳)
防災上の注意事項など
 活火山であることから、新燃岳火口内、火口縁及び西側斜面の割れ目付近では、火山灰の噴出や火山ガス等に注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
次回発表予定日時
 今回の火山活動の状況の変化に伴い発表していた一連の火山の状況に関する解説情報(臨時)の発表はこれで終了します。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。