- 火山の状況に関する解説情報
2023年7月2日 16時00分現在
-
<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
雌阿寒岳で火山性地震が一時的に増加しました。今後の火山活動の推移に注意してください。
- 札幌管区気象台 発表
- 火山の活動状況など
-
雌阿寒岳では6月29日15時頃から一時的に火山性地震が増加しましたが、30日15時以降は少なく経過しています。火山性微動は29日に2回(速報値)観測された以降は発生していません。
火山性地震の発生回数(いずれも速報値)は次のとおりです。
6月29日 146回
6月30日 104回
7月 1日 4回
7月 2日15時まで 5回
ポンマチネシリ火口の噴気の状況や地殻変動の状況に特段変化はありません。
火山性地震は減少しましたが、過去には増減を繰り返す例があったことから、今後の火山活動の推移に注意してください。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
-
<レベル1(活火山であることに留意)>
雌阿寒岳
- 防災上の注意事項など
-
火口内に影響する程度の噴出現象が突発的に発生する可能性がありますので、火口内や近傍では火山ガスや火山灰噴出に注意してください。
- 次回発表予定日時
-
次の火山の状況に関する解説情報は、7月3日(月)16時頃に発表の予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。