- 火山の状況に関する解説情報
2019年5月13日 16時00分現在
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<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
吾妻山では、小規模な噴火が発生する可能性があります。大穴火口から概ね1.5kmの範囲では警戒してください。
- 仙台管区気象台 発表
- 火山の活動状況など
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吾妻山では、5月5日頃から火山性地震が多い状態で経過しています。8日と9日は日回数が100回を超えましたが、10日以降は50回未満となっています。震源は大穴火口付近直下の浅いところと推定されます。
8日からの火山性地震と火山性微動の発生回数(速報値)は、次のとおりです。
火山性地震 火山性微動
5月 8日 120回 0回
9日 110回 2回
10日 49回 0回
11日 20回 0回
12日 26回 0回
13日15時まで 10回 0回
浄土平観測点(大穴火口の東南東約1km)に設置している傾斜計では、9日17時30分頃から大穴火口方向上がりの明瞭な傾斜変動がみられた後、9日19時50分頃から大穴火口方向下がりに変化しました。その後、大穴火口方向下がりの変化は緩やかになりつつ現在も継続しています。
監視カメラによる観測では、大穴火口及びその周辺の噴気の状況に特段の変化はみられません。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
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<レベル2(火口周辺規制)>
吾妻山
- 防災上の注意事項など
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大穴火口から概ね1.5kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
また、大穴火口の風下側では降灰及び風の影響を受ける小さな噴石、火山ガスに注意してください。
- 次回発表予定日時
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次の火山の状況に関する解説情報は、17日(金)16時頃に発表の予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。