- 噴火警報・予報
2017年8月21日 15時00分現在
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<御嶽山に噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意):警報解除を発表>
火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなりました。
<噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引下げ>
- 気象庁地震火山部 発表
- 火山の活動状況など
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御嶽山では、2014年10月以降噴火の発生はなく、噴煙活動や山頂直下付近の地震活動は緩やかな低下が続いています。
2017年7月に実施した山頂付近の現地調査で、高温領域に広がりはみられず、噴煙・火山ガスの増加傾向は認められませんでした。
このように、火山活動の静穏化の傾向が続いていることから、火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなったものと考えられます。
一方、2014年に噴火が発生した火口列の一部の噴気孔では、引き続き噴気が勢いよく噴出しています。状況によっては、火山灰等のごく小規模な噴出が突発的に発生する可能性があります。
なお、定期的に発表していた火山の状況に関する解説情報は終了します。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
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<レベル1(活火山であることに留意)>
御嶽山
- 対象市区町村など
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長野県王滝村、長野県木曽町、岐阜県下呂市
- 防災上の注意事項など
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噴気活動の活発な噴気孔から概ね500mの範囲では、突発的な火山灰等のごく小規模な噴出に注意が必要です。
地元自治体等が行う立入規制等に留意し、登山する際はヘルメットを持参するなどの安全対策をしてください。
- 補足情報
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**(参考:噴火警戒レベルの説明)**
【レベル5(避難)】:危険な居住地域からの避難等が必要。
【レベル4(避難準備)】:警戒が必要な居住地域での避難の準備、要配慮
者の避難等が必要。
【レベル3(入山規制)】:登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制
等。状況に応じて要配慮者の避難準備等。
【レベル2(火口周辺規制)】:火口周辺への立入規制等。
【レベル1(活火山であることに留意)】:状況に応じて火口内への立入規
制等。
(注:避難や規制の対象地域は、地域の状況や火山活動状況により異なる)