- 火山の状況に関する解説情報
2017年5月3日 16時00分現在
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<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
阿蘇山では、火山活動がやや高まった状態となっています。
- 福岡管区気象台 発表
- 火山の活動状況など
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阿蘇山では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、今年に入ってから概ね1000トン以下とやや少ない状態が続いていましたが、4月28日から5月2日に実施した現地調査では、1500トンから1700トンと増加し、やや多い状態となっています。
4月27日から孤立型微動の回数が増加していましたが、4月30日以降、次第に減少しました。火山性微動の振幅は小さな状態で経過しています。火山性地震の回数は多い状態で経過しています。
4月29日以降の火山性地震、孤立型微動の発生状況は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震 孤立型微動
4月29日 210回 778回
30日 226回 241回
5月 1日 205回 113回
2日 189回 63回
3日15時まで 24回 41回
中岳第一火口では、昨日(5月2日)17時頃から18時30分頃にかけて白色の噴煙の高さが一時的に高くなり、最高で火口縁上1400mまで上がりました。
地殻変動観測では、火山活動に伴う特段の変化は認められません。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
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<レベル1(活火山であることに留意)>
阿蘇山
- 防災上の注意事項など
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火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められませんが、火口内では土砂や火山灰が噴出する可能性があります。また、火口付近では火山ガスに注意してください。
今後の火山活動の情報に注意してください。