- 火山の状況に関する解説情報
2017年7月21日 17時10分現在
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<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
阿蘇山では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量が増加しています。
- 福岡管区気象台 発表
- 火山の活動状況など
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阿蘇山では、本日(21日)実施した現地調査で、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、速報値で2900トン(前回7月13日1100トン)と増加し、多い状態となっています。このため、明日(22日)も現地調査を実施する予定です。
火山性地震の回数は多い状態で経過しています。
7月17日以降の火山性地震、孤立型微動の発生状況は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震 孤立型微動
7月17日 164回 9回
18日 174回 21回
19日 267回 41回
20日 187回 21回
21日15時まで 79回 9回
火山性微動の振幅は、小さな状態で経過しており、孤立型微動も少ない状態です。
また、本日実施した現地調査では、前回(7月13日)に引き続き、中岳第一火口内に緑色の湯だまりを確認しました。湯だまりの表面温度は約50度、湯だまり量は中岳第一火口底の約10割と特段の変化は認められませんでした。
地殻変動観測では、火山活動に伴う特段の変化は認められません。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
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<レベル1(活火山であることに留意)>
阿蘇山
- 防災上の注意事項など
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火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められませんが、火口内では土砂や火山灰が噴出する可能性があります。また、火口付近では火山ガスに注意して下さい。
今後の火山活動の情報に注意してください。
- 次回発表予定日時
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火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。