- 火山の状況に関する解説情報
2020年5月16日 9時00分現在
-
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
阿蘇山では、火山性微動の振幅が次第に大きくなっており、火山活動がさらに高まった状態となっています。今後の火山活動に注意してください。
- 福岡管区気象台 発表
- 火山の活動状況など
-
火山性微動の振幅は、やや大きい状態で経過していましたが、本日(16日)06時頃から、阿蘇中岳西山腹観測点南北動の1分間平均振幅が3.0マイクロメートル毎秒を超え、さらに大きくなっています。
中岳第一火口で、1月7日に発生した噴火は、本日08時現在も継続しているもようです。
火山活動がさらに高まった状態となっていますので、今後の火山活動に注意してください。
- 噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
-
<レベル2(火口周辺規制)>
阿蘇山
- 防災上の注意事項など
-
中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
- 次回発表予定日時
-
火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。