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火山の状況に関する解説情報 2022年7月27日 11時10分現在
<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
 伽藍岳では火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなりました。
福岡管区気象台 発表
火山の活動状況など
 伽藍岳付近を震源とする火山性地震が8日に急増し92回発生しましたが、9日以降は発生していません。また、低周波地震や火山性微動も発生していません。

 噴気の状況や地殻変動観測には特段の変化はありません。

 8日及び22日に実施した現地調査では、伽藍岳の地熱地帯の状況に特段の変化はありませんでした。

 これらのことから、伽藍岳では火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性が低くなったと判断し、27日11時00分に噴火警報を解除しました。

 なお、鶴見岳の火山活動には特段の変化はありません。
噴火警戒レベルごとの情報、警戒事項など
<レベル1(活火山であることに留意)> 鶴見岳・伽藍岳
防災上の注意事項など
 鶴見岳・伽藍岳の想定火口域内では、噴気、火山ガス等の噴出が見られますので、注意してください。
次回発表予定日時
 噴火警報の解除に伴い、今回の一連の火山の状況に関する解説情報の発表はこれで終了します。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。