羽越本線特急列車脱線転覆事故

 2005年(平成17年)12月25日19時14分頃、山形県庄内町のJR羽越本線・北余目~砂越駅間で、秋田発新潟行きの特急「いなほ14号」が最上川橋梁通過後の盛土区間を走行中に突風にあおられ、6両編成の全車両が脱線、うち先頭から3両が盛土から転落・横転し一部の車両が進行方向左側の建物に衝突した。事故当時、列車には乗客乗員46人が乗車しており、この事故で乗客5人が死亡、乗客乗員33人が負傷した。

 当時、事故現場周辺では北海道の西の海上にある低気圧からのびる寒冷前線が通過中で大気の状態が非常に不安定となっており、突風の発生しやすい気象条件となっていた。しかし、風速計など従来の観測機器だけではこうした局地的な突風を捉えることは難しいことから、この事故を受けて、突風検知向上のためのドップラーレーダーが現地に設置されるとともに、防風柵の増設や運転規制の強化などの対策が図られた。

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