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- 秋田県で大雨
- 2023年
- 2023年(令和5年)7月14日から16日にかけて、梅雨前線の停滞により、東北地方では秋田県を中心に記録的な大雨となった。秋田県では72時間雨量が所によって400mmを超え、これまでの観測史上1位の記録を更新する地点が相次いだ。避難情報も各地に発令され、最も高い警戒レベル5の「緊急安全確保」が一時
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- 日本各地で大雪、新名神で立ち往生など
- 2023年
- 2023年(令和5年)1月24日から25日にかけて、日本付近は強い冬型の気圧配置となり、上空にはこの冬一番の強い寒気が流れ込んだ。このため、日本海側を中心に大雪や暴風雪となったほか、普段は雪の少ない西日本の太平洋側の平野部でも大雪となったところがあり、各地のライフラインや交通に影響が生じた。 この
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- 令和4年8月3日からの大雨
- 2022年
- 2022年(令和4年)8月3日から中旬頃にかけて、日本海から東北地方に停滞する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、東北地方の日本海側と北陸地方を中心に断続的に猛烈な雨が降った。東北地方と北陸地方では初めて「線状降水帯」が発生し、山形県と新潟県に一時「大雨特別警報」が発表された。 この大雨の影
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- 令和4年福島県沖地震
- 2022年
- 2022年(令和4年)3月16日23時36分頃、福島県沖を震源とするマグニチュード7.4の地震が発生し、宮城県と福島県で震度6強の揺れを観測した。この地震に伴い、宮城県と福島県の沿岸部に津波注意報が一時発表された。この地震で4人が死亡、248人が負傷した。 交通機関にも大きな被害が生じた。なかでも
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- トンガ沖海底火山噴火
- 2022年
- 2022年1月15日13時頃(日本時間、以下同様)、南太平洋トンガ諸島のフンガ・トンガ-フンガ・ハアパイ火山で大規模な噴火が発生した。この噴火に伴い、日本では、津波の伝播速度から予想される到達時刻より数時間早く、潮位変化が観測された。気象庁は当初、「津波被害の心配はない」と発表したが、日本の沿岸で
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- 冬型の気圧配置による大雪
- 2020年
- 2020年(令和2年)12月14日から21日にかけて、強い冬型の気圧配置が続き、北日本から西日本の日本海側を中心に大雪となった。期間中の降雪量は群馬県みなかみ町藤原で291cmとなり、藤原では48時間と72時間の降雪量が歴代全国1位を更新する記録的な値となった。大雪の影響で、新潟や群馬の関越自動車
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- 令和2年7月豪雨
- 2020年
- 2020年(令和2年)7月3日から31日にかけて、日本付近に停滞した前線の影響で、暖かく湿った空気が継続して流れ込み、西日本から東日本、東北地方の各地で大雨となった。特に、熊本県では球磨川の氾濫や土砂崩れが多発し、65人が死亡、2人が行方不明となり、死者は全国で84人に上った。全半壊6,125棟を
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- 令和元年台風21号
- 2019年
- 2019年(令和元年)10月19日、トラック諸島近海で発生した台風21号は、24日から26日にかけて日本の東を北上した。 台風は太平洋上を進み、直接日本列島に上陸こそしなかったものの、台風から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となり、関東地方と東北地方の太平洋側で大雨となった。特に千葉
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- 令和元年台風19号
- 2019年
- 2019年(令和元年)10月12日19時頃、台風19号が大型の強い勢力で伊豆半島に上陸し、翌13日にかけて関東地方と東北地方を進み三陸沖に抜けた。台風本体の雨雲や台風周辺の湿った空気の影響で、東日本と東北地方を中心に広い範囲で記録的な大雨や暴風をもたらした。 降り始めの10日から台風が通過した13
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- 山形県沖の地震
- 2019年
- 2019年(令和元年)6月18日22時22分頃、山形県沖を震源とするマグニチュード6.7の地震が発生し、新潟県村上市で震度6強、山形県鶴岡市で震度6弱を観測した。山形県で震度6弱以上の揺れを観測したのは観測史上初であった。今回の地震の震源を含む東北地方の日本海沿岸から新潟県沖にかけては、これまでに
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- 秋田県大雨災害、雄物川氾濫
- 2017年
- 2017年(平成29年)7月21日から23日にかけて、北海道から東北地方へ南下した前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発となった影響で、北日本を中心に大雨となった。 秋田県では、所によって、降りはじめからの雨量が平年の7月の降水量の1.5倍を超える記録的な大雨となり、大仙市の雄
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- 平成28年台風10号
- 2016年
- 2016年(平成28年)8月30日、岩手県大船渡市付近に台風10号が上陸、北日本を中心に大きな被害が出た。 台風10号は特異なコースを辿り、八丈島付近で発生した後に日本の南海上を南西に進み、大東島地方付近で反転するかのように北寄りに向きを変え日本の東海上を北上し、8月30日夕方に岩手県大船渡市付近
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- 平成27年関東・東北豪雨、鬼怒川決壊
- 2015年
- 2015年(平成27年)9月7日から11日にかけて、台風18号から変わった低気圧の影響で関東・東北地方で、所によって5日間の総雨量が600mmを超える記録的大雨となり大きな被害が発生、「平成27年9月関東・東北豪雨」と命名された。 このうち、10日は朝までに栃木県と茨城県に大雨特別警報が発表され、
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- 平成25年台風18号・初の特別警報発表
- 2013年
- 2013年(平成25年)9月15日から16日にかけて大型の台風18号が東日本・北日本を通過した。台風18号は、9月16日8時前に暴風域を伴って愛知県豊橋市付近に上陸し、速度を上げて東海、関東甲信、東北地方を北東に進み、同日21時に北海道の東で温帯低気圧に変わった。 台風の接近・通過に伴い台風周辺の
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- 平成25年7月洪水
- 2013年
- 2013年(平成25年)7月17日から18日にかけて、日本海にあった低気圧が山形県を通過し、この低気圧に向かって南の太平洋高気圧から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となったため、山形県内では断続的に非常に激しい雨が降った。 24時間降水量は大井沢(西川町)で249.0mm、差首鍋(真
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- 台風並に発達した低気圧による暴風被害
- 2012年
- 2012年(平成24年)4月3日、24時間で中心気圧が42hPaも低下するという極めて稀な発達を見せた低気圧が日本列島を通過した。この低気圧の通過に伴う暴風で、全国で4人が死亡、約500人が負傷したほか、広範囲で停電が発生し、交通機関も大幅に乱れた。 この暴風では、気象庁から事前に外出を控えるよう
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- 平成23年台風15号
- 2011年
- 2011年(平成23年)9月21日14時頃、台風15号が強い勢力で静岡県浜松市付近に上陸し、夕方から夜遅くにかけて関東・東北地方を進み、太平洋へ抜けた。 台風が南大東島近海で停滞し、本州への湿った空気の流れ込みが長時間続いたこととと、台風が上陸後も強い勢力を保ったことにより、西日本から北日本のかけ
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- 平成23年7月新潟・福島豪雨
- 2011年
- 2011年(平成23年)7月27日から30日にかけて、新潟県と福島県では記録的な大雨に見舞われ大きな被害が発生、「平成23年7月新潟・福島豪雨」と命名された。 日本海から東北地方南部にかけて停滞する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が不安定となった影響で、新潟県から福島県会津地方に
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- 福島県浜通りの地震
- 2011年
- 2011年(平成23年)4月11日17時16分頃、福島県浜通りを震源とするマグニチュード7.0の地震が発生し、福島県いわき市、茨城県鉾田市などで震度6弱を観測した。 この地震の1カ月前に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に関連し、いわき市にある活断層である井戸沢断層と湯ノ岳断層が活動した
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- 宮城県沖の地震
- 2011年
- 2011年(平成23年)4月7日23時32分頃、宮城県沖を震源とするマグニチュード7.2の地震が発生し、宮城県栗原市と仙台市宮城野区で震度6強を観測し、北海道から中国地方までの広い範囲で揺れを感じた。宮城県に一時、津波警報発表も津波は観測されなかった。 3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東
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- 東日本大震災
- 2011年
- 2011年(平成23年)3月11日14時46分頃、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の海溝型の巨大地震である東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生した。地震の規模としては、明治以降の国内で発生した地震としては観測史上最大規模の地震となった。地震による断層の破壊は岩手県沖から茨城県沖までの約
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- 三陸沖の地震
- 2011年
- 2011年(平成23年)3月9日11時45分頃、三陸沖を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生し、宮城県栗原市、登米市、美里町で震度5弱を観測し、北海道から近畿地方の広い範囲で揺れを感じた。東北地方の太平洋沿岸に津波注意報が発表され、岩手県大船渡で60cmの津波を観測した。 翌10日にはマグニ
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- チリ地震津波
- 2010年
- 2010年(平成22年)2月28日、前日の南米チリでのマグニチュード8.8の巨大地震に伴い発生した津波が太平洋を越えて日本列島に到達した。気象庁は28日9時33分に青森県太平洋沿岸、岩手県、宮城県沿岸に大津波警報、このほか太平洋沿岸を中心に広い範囲に津波警報・注意報を発表した。 高知県須崎港の1m
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- 岩手県沿岸北部の地震
- 2008年
- 2008年(平成20年)7月24日0時26分頃、岩手県沿岸北部を震源とするマグニチュード6.8の地震が発生した。震源の深さが108kmと深く、青森県八戸市や岩手県野田村などで震度6弱を観測したほか、北海道から近畿地方にかけての広い範囲で揺れを感じた。 この地震で、福島県いわき市でベッドから降りよう
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- 岩手・宮城内陸地震
- 2008年
- 2008年(平成20年)6月14日8時43分頃、岩手県内陸南部を震源とするマグニチュード7.2の岩手・宮城内陸地震が発生、岩手県奥州市と宮城県栗原市で震度6強を観測した。 震源周辺の山間部で地震の揺れによる大規模な土砂災害が発生したことが特徴で、宮城県栗原市の駒の湯温泉では、土石流に襲われ宿泊客な
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- 千島列島東方沖の地震
- 2007年
- 2007年(平成19年)1月13日13時23分頃、千島列島東方(シムシル島東方沖)を震源とするマグニチュード8.2の地震が発生し、北海道・東北で最大震度3を観測したほか、中国地方から東の広い範囲で揺れを感じた。 この地震で、気象庁は北海道太平洋沿岸東部とオホーツク海沿岸に津波警報、東北~紀伊半島沿
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- 千島列島沖地震
- 2006年
- 2006年(平成18年)11月15日20時14分頃、千島列島東方(シムシル島東方沖)を震源とするマグニチュード7.9の地震が発生した。 地震に伴う揺れは北海道・東北地方で最大震度2であったが、気象庁は北海道の太平洋沿岸東部とオホーツク海沿岸に津波警報、その他の北海道と東北から静岡県にかけての太平洋
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- 羽越本線特急列車脱線転覆事故
- 2005年
- 2005年(平成17年)12月25日19時14分頃、山形県庄内町のJR羽越本線・北余目~砂越駅間で、秋田発新潟行きの特急「いなほ14号」が最上川橋梁通過後の盛土区間を走行中に突風にあおられ、6両編成の全車両が脱線、うち先頭から3両が盛土から転落・横転し一部の車両が進行方向左側の建物に衝突した。事故
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- 宮城県南部地震
- 2005年
- 2005年(平成17年)8月16日11時46分頃、宮城県牡鹿半島沖東南東80km付近を震源とするマグニチュード7.2の地震が発生し、宮城県川崎町では震度6弱を計測した。 仙台市泉区の屋内プールでは、吊り天井が落下し20人以上が負傷するなどし、全体で91人の負傷者が発生した。東北新幹線をはじめする鉄
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- 平成16年台風15号
- 2004年
- 2004年(平成16年)8月20日6時過ぎ、台風15号が青森県津軽半島に上陸した。東シナ海から勢力を維持したまま九州の西海上を通過し日本海を北上した台風が前線を刺激したため、四国地方では期間降水量600mmに達したほか、九州地方でも激しい雨となった。東北、北海道地方でも期間降水量が最大300mmに
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- 平成16年7月新潟・福島豪雨
- 2004年
- 2004年(平成16年)7月、活発な梅雨前線の影響で、新潟県中越地方と福島県会津地方で日降水量が400mm前後に達する記録的な集中豪雨が発生した。新潟県では、信濃川の支流の刈谷田川や五十嵐川などで相次いで堤防が決壊し、高齢者を中心に溺死者や孤立が相次いだ。 この豪雨で、16人が死亡、83人が負傷し
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- 宮城県北部連続地震
- 2003年
- 2003年(平成15年)7月26日7時13分頃、宮城県北部を震源とするマグニチュード6.4の地震が発生し、宮城県東松島市などで震度6強を観測した。この地震の前後にも強い地震が相次いだのも特徴で、0時13分頃の前震(マグニチュード5.6、震度6弱)、16時56分頃の最大余震(マグニチュード5.5、震
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- 宮城県沖の地震
- 2003年
- 2003年(平成15年)5月26日18時24分頃、宮城県沖を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生、岩手県大船渡市、宮城県石巻市などで震度6弱を観測したほか、北海道から近畿地方まで揺れを感じた。震源の深さが72kmと深く津波の観測はなかった。 東北新幹線の水沢江刺~盛岡駅間で高架橋の橋脚23本
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- 北関東・南東北豪雨
- 1998年
- 1998年(平成10年)8月27日、全国的な天候不順が続く中、前日から降り続いた雨が栃木と福島の県境付近で記録的な豪雨となり、那珂川・阿武隈川流域では下流の茨城県にも及ぶ洪水災害が発生した。 各地で土砂災害が発生し、福島県西郷村の救護施設では建物内に土砂が流れ込み5人が死亡するなど、死者・行方不明
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- 青森県八甲田山で火山ガス噴出
- 1997年
- 1997年(平成9年)7月12日、青森県の八甲田山の北東山麓にある田代平で、窪地に溜まっていた火山ガスの二酸化炭素により、レンジャー訓練中の陸上自衛隊員3人が死亡した。 八甲田山には、酸ヶ湯から地獄沼付近にかけて複数の噴気孔が点在しており、特に地獄沼では活発な噴気活動が続いている。この事故の後の2
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- ナホトカ号重油流出事故
- 1997年
- 1997年(平成9年)1月2日2時50分頃、島根県隠岐諸島沖の日本海で、上海からカムチャツカ半島に向かっていたロシア船籍のタンカー「ナホトカ号」が大しけの中で船体が破断、分断された船体のうち船首部分が福井県三国町付近に座礁した。 当時は日本海で低気圧が急速に発達した後、冬型の気圧配置が強まっており
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- 三陸はるか沖地震
- 1994年
- 1994年(平成6年)12月28日21時19分頃、三陸はるか沖を震源とするマグニチュード7.5の地震が発生し、青森県八戸市で震度6を観測した。北海道・東北地方の太平洋沿岸を中心に津波警報・注意報が発令され、八戸市と岩手県宮古市で高さ50cmの津波を観測した。 青森県を中心に、3人が死亡、788人が
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- 平成2年台風19号と秋雨前線
- 1990年
- 1990年(平成2年)9月19日20時過ぎ、台風19号が強い勢力で和歌山県白浜町付近に上陸した。台風はその後、東海・北陸・東北地方を進み、三陸沖で温帯低気圧に変わった。 台風の接近前から本州付近に停滞していた前線の影響で大雨となり、9月11日から20日までの10日間の降水量は四国や紀伊半島で1,0
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- 昭和61年台風10号
- 1986年
- 1986年(昭和61年)8月5日から6日にかけて、台風10号から変わった温帯低気圧が房総半島を通過した。低気圧の動きがゆっくりだったことから、湿った空気が長時間にわたって流れ込み続け、茨城県、栃木県、福島県、宮城県を中心に2日間の降水量が所によって400mmを超える記録的な大雨となり、各地で河川の
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- 日本海中部地震
- 1983年
- 1983年(昭和58年)5月26日12時頃、秋田沖を震源とするマグニチュード7.7の日本海中部地震が発生、青森県むつ市・深浦町と秋田県秋田市で震度5を観測した。 大津波警報は地震発生から約15分後に発表されたが、実際にはそれよりも早く地震発生直後の12時7分頃から秋田・青森両県には高さ5~6mの津
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- 宮城県沖地震
- 1978年
- 1978年(昭和53年)6月12日17時14分頃、マグニチュード7.4の宮城県沖地震が発生し、宮城、岩手、山形、福島の各県で震度5を観測した。津波は最大で数十cm程度であったが、地震の揺れによる被害が大きく、28人が死亡、10,962人が負傷し、130,000棟以上の家屋が被災した。 特に仙台市で
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- 山形・酒田大火
- 1976年
- 1976年(昭和51年)10月29日、山形県酒田市で酒田大火が発生した。17時40分頃、繁華街の映画館で発生した火災は、発達した低気圧による西寄りの強風も加わり市街地に延焼し、地上6階建ての大沼デパートも焼失した。翌30日になって、みぞれ混じりの雨によって火勢が弱まり30日5時に鎮火した。この火災
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- 根室半島沖地震
- 1973年
- 1973年(昭和48年)6月17日12時55分頃、北海道の根室半島南東沖を震源とするマグニチュード7.4の1973年根室半島沖地震が発生し、釧路市と根室市で震度5を観測したほか、北海道から北陸地方にかけて揺れを感じた。この地震の後も釧路沖から根室半島南東沖にかけてを震源とするマグニチュード6~7級
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- 八丈島東方沖の地震
- 1972年
- 1972年(昭和47年)2月29日18時23分頃、八丈島東方沖を震源とするマグニチュード7.0の地震が発生し、八丈島で震度5を観測したほか、北海道から近畿の広い範囲で揺れを感じた。 津波は東北から四国にかけて観測され、静岡県御前崎で高さ30cmを観測した。八丈島で崖崩れや落石の被害があったほか、水
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- 昭和45年1月低気圧
- 1970年
- 1970年(昭和45年)1月30日から2月2日にかけて本州付近を低気圧が急速に発達しながら通過した。青森県八戸市では、史上1位となる最低気圧962.1hPaを観測している。 東日本・北日本を中心に最大瞬間風速30m/s以上の暴風や高波に見舞われ、死者・行方不明者25人、損壊・浸水家屋5,000棟以
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- 十勝沖地震
- 1968年
- 1968年(昭和43年)5月16日9時48分頃、青森県東方沖を震源とするマグニチュード7.9の地震が発生、災害名としては「十勝沖地震」と呼ばれる。 北海道、青森県、岩手県で震度5の揺れを観測し、東北地方や北海道の太平洋側に5m前後の津波が押し寄せた。三陸沿岸で浸水の被害が相次ぎ、52人が死亡、3
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- 羽越豪雨
- 1967年
- 1967年(昭和42年)8月26日から29日にかけて、東北地方付近に停滞する前線上を低気圧が通過し、新潟県下越地方から山形県西部で所によって3日間の総雨量が700mmを超える記録的な豪雨となった。 新潟県各地で河川の氾濫や土砂災害が発生、山形県小国町では集落自体が流出し消滅するなど未曾有の被害とな
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- 三沢大火
- 1966年
- 1966年(昭和41年)1月11日14時14分頃、青森県三沢市で三沢大火が発生した。火元は市内中心部の繁華街の一角で、最大瞬間風速26m/sの西寄りの強風にあおられて延焼が拡大し、発生から約5時間40分後の同日19時55分頃に鎮火した。 この火災で、市内中心部の住宅や商店など450棟が焼損し、13
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- 昭和38年1月豪雪
- 1963年
- 1963年(昭和38年)1月は、強い冬型の気圧配置が続き、北陸地方を中心に東北地方から九州地方までの広い範囲で大雪となった。特に平野部では記録的な大雪となり、最深積雪は福井市で213cm、富山市で186cm、金沢市で181cmを観測した。また、九州でも大分県日田市で39cm、鹿児島県阿久根市で38
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- 宮城県北部地震
- 1962年
- 1962年(昭和37年)4月30日11時26分頃、宮城県北部を震源とするマグニチュード6.5の宮城県北部地震が発生し、岩手県盛岡市・水沢市、宮城県仙台市・石巻市、山形県新庄市、福島県福島市で震度4を観測したほか、東北地方から関東甲信越地方にかけて揺れを感じた。 余震活動が活発で、有感地震は5月いっ
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- 三陸大火
- 1961年
- 1961年(昭和36年)5月29日13時39分頃に岩手県の三陸沿岸の山間部で火災が発生した。火災の発端は焚火の不始末や材木が炭小屋の窯に倒れるなどしたことであり、14カ所から相次いで出火、西寄りの強風に煽られ飛び火しながら岩手県沿岸部の集落に達した。 この後、4日間にわたって燃え広がり、40,00
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- チリ地震津波
- 1960年
- 1960年(昭和35年)5月24日未明、日本の太平洋沿岸を突然大津波が襲った。これは、日本時間で前日の23日4時過ぎに発生した南米チリ沿岸を震源とするマグニチュード9.5の巨大地震に伴って生じた津波が、地震発生から約22時間をかけて日本の沿岸に到達したものであった。津波の高さは、三陸沿岸で5m超に
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- 大館大火
- 1956年
- 1956年(昭和31年)8月18日23時45分頃、秋田県大館市で「大館大火」と呼ばれる大規模な火災が発生した。出火元は東大館駅前の旅館で、台風9号通過後のフェーン現象による強風にあおられて燃え広がり、中心市街地の大町一帯が消失した。この火災で、16人が負傷し、焼失家屋は650棟にのぼった。 大館市
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- 低気圧発達 全国荒天
- 1956年
- 1956年(昭和31年)4月16日から18日にかけて、日本海を発達しながら東寄りに進んだ低気圧に向かって南から暖かい空気が流れ込み、全国的に気温が上昇するとともに、東日本から北日本にかけて最大瞬間風速30m/s前後の南寄りの強風が吹き、空気は乾燥した。 関東・東北地方では所によって大火が発生、福島
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- 低気圧急発達「メイストーム」
- 1954年
- 1954年(昭和29年)5月9日、低気圧が急速に発達しながら日本海西部から北海道東方海上へと進み、翌10日にかけて広い範囲で大荒れの天気になった。暴風や高波により漁船の沈没や消息不明などの海難事故が多発し、死者・行方不明者は約400人に達した。 この荒天が「メイストーム」(5月の嵐)の語源となった
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- 能代大火
- 1949年
- 1949年(昭和24年)2月20日0時35分頃、秋田県能代市浜通町で火災が発生し、市街地の多くが消失、この大火は「能代大火」と呼ばれている。 ストーブの残火の不始末が原因で、前日夕方から強く吹いていた西風の影響で火の手が広がり、7時間以上燃え続けた。住宅街、官公庁、商店、木材工場など、当時の能代の
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- アイオン台風
- 1948年
- 1948年(昭和23年)9月16日から17日にかけて、アイオン台風が東日本・北日本を通過し、死者・行方不明者838人、浸水・損壊家屋130,000棟を超える甚大な被害が発生した。 アイオン台風は、9月16日に伊豆半島南部をかすめて伊豆大島を通過し、房総半島に上陸した。その後は太平洋に抜けて三陸沖を
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- 赤石村雪泥流災害
- 1945年
- 1945年(昭和20年)3月22日23時頃、青森県赤石村(現在の鰺ヶ沢町)の赤石川上流で、折からの大雨により山崩れが発生し、川を堰き止め天然ダムが形成された。この天然ダムが翌23日未明かけて決壊し、下流の大然集落を雪を伴った泥流が襲った。 大然集落は山で狩猟を行う「またぎ」の住む集落であったが、全
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- 米坂線雪崩直撃事故
- 1940年
- 1940年(昭和15年)3月5日8時45分頃、山形県小国町の米坂線・小国~玉川口駅間で、走行中の列車が雪崩に襲われ、列車は線路脇の川へ転落・炎上した。列車には130人が乗っており、この事故で15人が死亡、30人が負傷した。 山形県と新潟県をまたがって走る米坂線沿線は豪雪地帯としても知られ、これまで
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- 男鹿地震
- 1939年
- 1939年(昭和14年)5月1日14時58分頃、秋田県男鹿半島の沿岸を震源とするマグニチュード6.8の男鹿地震が発生し、秋田市で震度5の揺れを観測したほか、北日本・東日本の広い範囲で揺れを感じた。また、この地震の2分後にもマグニチュード6.7の最大余震が発生している。 震源の深さが2kmとごく浅く
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- 磐梯山で山崩れ
- 1938年
- 1938年(昭和13年)5月9日、福島県の磐梯山で山崩れが発生した。磐梯山では、1888年(明治21年)7月15日の大噴火で山の北側が大崩壊したが、この山崩れではこの際に形成された火口壁が融雪に伴って再び崩壊した。崩壊した土砂は土石流となって約3kmにわたって流下し、山麓の川上温泉に到達した。 山
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- 昭和三陸地震
- 1933年
- 1933年(昭和8年)2時30分頃に三陸沖を震源とするマグニチュード8.1の地震が発生、仙台市や岩手県宮古市で震度5を観測し、北海道から近畿地方にかけて揺れを感じた。地震発生30~50分後から三陸沿岸に津波が来襲し、岩手県大船渡市で28.7mに達した。 この地震による死者・行方不明者は3,064人
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- 秋田仙北地震(強首地震)
- 1914年
- 1914年(大正3年)3月15日4時59分頃、秋田県内陸南部を震源とするマグニチュード7.1の秋田内陸地震(強首地震とも呼ばれる)が発生し、死者94人、負傷者324人、住家全壊640棟の被害が出た。 内陸直下型地震であり、被害は震央に近い雄物川沿いおよび横手盆地中央部で大きく、山地部では住宅の全壊
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- 安達太良山噴火
- 1900年
- 1900年(明治33年)7月17日18時頃、福島県の安達太良山が噴火した。この噴火では、沼ノ平火口で3回の大きな爆発が発生し、火口内にあった硫黄採掘所が全壊した。当時所内にいた作業員86人のうち72人が死亡した。
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- 陸羽地震
- 1896年
- 1896年(明治29年)8月31日17時6分頃、 秋田・岩手県境の奥羽山脈を震源とするマグニチュード7.2、最大震度6以上と推定される陸羽地震が発生した。 この地震で、死者209人、重軽傷者779人、家屋損壊5,000軒以上に至ったが、死者のうち秋田県内での被害者が205人を占めるなど被害は秋田県
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- 明治三陸地震
- 1896年
- 1896年(明治29年)6月15日19時32分頃、マグニチュード8.2の明治三陸地震が発生した。地震の揺れに伴う被害はなかったが、発生から約30分後に三陸沿岸に大津波が来襲した。 津波の高さは綾里(岩手県大船渡市)で38m超に達し、逃げ遅れた多くの住民が死亡した。死者は約22,000人に達し、特に
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- 庄内地震
- 1894年
- 1894年(明治27年)10月22日17時35分頃、山形県の庄内平野を震源とするマグニチュード7.0の庄内地震が発生した。 南北40kmにわたってのびる活断層の庄内平野東縁断層帯に関連した地震とされ、酒田市周辺など最上川下流部の平野部(庄内平野)での被害が大きく、死者726人、負傷者1,060人、
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- 磐梯山大噴火
- 1888年
- 1888年(明治21年)7時45分頃、福島県の磐梯山が大噴火した。これに先立って7時頃から鳴動が続いており、噴火後は北側に開いた火口から大量の噴出物が麓に流れ下り、山麓の5村11集落が埋没、461人が死亡した。 現在、「裏磐梯」と呼ばれ景勝地となっている桧原湖や五色沼などは、この時の噴火で川が堰き
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- 象潟地震
- 1804年
- 文化元年6月4日(1804年7月10日)22時頃、秋田県の鳥海山麓を震源とする推定マグニチュード7.0の象潟地震が発生した。象潟は、この地震前は鳥海山の山体崩壊による堆積物によって浅い入江とその上に浮かぶ多数の小島によって構成されていたが、この地震で一帯は2m以上隆起し陸化した。 この地震による死
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- 明応地震
- 1498年
- 室町時代(戦国時代)の明応7年8月25日(1498年9月20日)8時00分頃、推定マグニチュード8.6の明応地震が発生した。複数の地震が相次いで発生したとされるが、被害の記録から、南海トラフを原因とする東海、東南海、南海の3つの地震がほぼ同時に起こる三連動地震とされている。 揺れの記録は会津から京
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- 貞観地震
- 869年
- 平安時代の貞観11年5月26日(869年7月13日)、三陸沖を震源とする推定マグニチュード8.3の貞観地震が発生した。この地震で、津波が陸奥国府(現在の宮城県多賀城市)を襲い、城下だけでも1,000人が溺死したとされる。 ここ20年ほどの調査・研究により、仙台平野では当時の海岸線から3~4kmほど