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- 能登半島地震
- 2024年
- 2024年(令和6年)1月1日16時10分、石川県能登地方の深さ約15kmでマグニチュード7.6の地震が発生した。この地震により、同県輪島市や志賀町で最大震度7を観測したほか、能登地方の広い範囲で震度6強や6弱の揺れを観測した。この地震の発生メカニズムは北西-南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、地殻
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- 令和4年福島県沖地震
- 2022年
- 2022年(令和4年)3月16日23時36分頃、福島県沖を震源とするマグニチュード7.4の地震が発生し、宮城県と福島県で震度6強の揺れを観測した。この地震に伴い、宮城県と福島県の沿岸部に津波注意報が一時発表された。この地震で4人が死亡、248人が負傷した。 交通機関にも大きな被害が生じた。なかでも
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- トンガ沖海底火山噴火
- 2022年
- 2022年1月15日13時頃(日本時間、以下同様)、南太平洋トンガ諸島のフンガ・トンガ-フンガ・ハアパイ火山で大規模な噴火が発生した。この噴火に伴い、日本では、津波の伝播速度から予想される到達時刻より数時間早く、潮位変化が観測された。気象庁は当初、「津波被害の心配はない」と発表したが、日本の沿岸で
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- 山形県沖の地震
- 2019年
- 2019年(令和元年)6月18日22時22分頃、山形県沖を震源とするマグニチュード6.7の地震が発生し、新潟県村上市で震度6強、山形県鶴岡市で震度6弱を観測した。山形県で震度6弱以上の揺れを観測したのは観測史上初であった。今回の地震の震源を含む東北地方の日本海沿岸から新潟県沖にかけては、これまでに
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- インドネシア・アナククラカタウ島噴火・津波発生
- 2018年
- 2018年(平成30年)12月22日21時30分頃、インドネシアのスマトラ島とジャワ島の間のスンダ海峡に位置する火山島のアナク・クラカタウ島が噴火した。この噴火に伴って津波が発生し、スンダ海峡両岸のスマトラ島とジャワ島の沿岸部では、437人が死亡、10人が行方不明、30,000人以上が負傷し、およ
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- インドネシア・スラウェシ島地震
- 2018年
- 2018年(平成30年)9月28日19時2分頃(日本時間28日21時2分頃)、インドネシア・スラウェシ島中部を震源とするマグニチュード7.5の地震が発生した。震源は内陸だったものの津波が発生し、震源に近いドンガラ県や湾の奥に位置するパル市などでは最大6mの津波が観測された。この地震と津波の影響で、
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- メキシコ・チアパス州沖で大きな地震
- 2017年
- 現地時間2017年9月7日23時49分頃(日本時間8日13時49分頃)、メキシコ南部・チアパス州沖を震源とするマグニチュード8.2の地震が発生した。98人が死亡、負傷者は250人にのぼり、15,000棟以上の家屋が損壊・倒壊する大きな被害が出た。太平洋津波警報センター(PTWC)はメキシコ、グアテ
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- 宮城県沖の地震
- 2011年
- 2011年(平成23年)4月7日23時32分頃、宮城県沖を震源とするマグニチュード7.2の地震が発生し、宮城県栗原市と仙台市宮城野区で震度6強を観測し、北海道から中国地方までの広い範囲で揺れを感じた。宮城県に一時、津波警報発表も津波は観測されなかった。 3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東
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- 東日本大震災
- 2011年
- 2011年(平成23年)3月11日14時46分頃、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の海溝型の巨大地震である東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生した。地震の規模としては、明治以降の国内で発生した地震としては観測史上最大規模の地震となった。地震による断層の破壊は岩手県沖から茨城県沖までの約
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- 三陸沖の地震
- 2011年
- 2011年(平成23年)3月9日11時45分頃、三陸沖を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生し、宮城県栗原市、登米市、美里町で震度5弱を観測し、北海道から近畿地方の広い範囲で揺れを感じた。東北地方の太平洋沿岸に津波注意報が発表され、岩手県大船渡で60cmの津波を観測した。 翌10日にはマグニ
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- チリ地震津波
- 2010年
- 2010年(平成22年)2月28日、前日の南米チリでのマグニチュード8.8の巨大地震に伴い発生した津波が太平洋を越えて日本列島に到達した。気象庁は28日9時33分に青森県太平洋沿岸、岩手県、宮城県沿岸に大津波警報、このほか太平洋沿岸を中心に広い範囲に津波警報・注意報を発表した。 高知県須崎港の1m
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- 駿河湾の地震
- 2009年
- 2009年(平成21年)8月11日5時7分頃、駿河湾を震源とするマグニチュード6.5の地震が発生し、静岡県焼津市などで震度6弱を観測したほか、静岡県沿岸で数十cmの津波が観測された。静岡県を中心に1人が死亡、319人が負傷した。 震源が東海地震の想定震源域内であったことから、運用開始後初となる「東
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- ニューギニア島沖地震
- 2009年
- 2009年(平成21年)1月4日4時43分頃(日本時間)、インドネシアのニューギニア島沖を震源とするマグニチュード7.6のニューギニア島沖地震が発生した。また、この地震から約3時間後の7時33分頃にもほぼ同じ場所を震源とするマグニチュード7.4の地震が発生した。この地震で、ニューギニア島周辺で死傷
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- 千島列島東方沖の地震
- 2007年
- 2007年(平成19年)1月13日13時23分頃、千島列島東方(シムシル島東方沖)を震源とするマグニチュード8.2の地震が発生し、北海道・東北で最大震度3を観測したほか、中国地方から東の広い範囲で揺れを感じた。 この地震で、気象庁は北海道太平洋沿岸東部とオホーツク海沿岸に津波警報、東北~紀伊半島沿
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- 千島列島沖地震
- 2006年
- 2006年(平成18年)11月15日20時14分頃、千島列島東方(シムシル島東方沖)を震源とするマグニチュード7.9の地震が発生した。 地震に伴う揺れは北海道・東北地方で最大震度2であったが、気象庁は北海道の太平洋沿岸東部とオホーツク海沿岸に津波警報、その他の北海道と東北から静岡県にかけての太平洋
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- スマトラ島沖地震・インド洋巨大津波
- 2004年
- 2004年(平成16年)12月26日7時58分頃、インドネシア・スマトラ島沖を震源とするマグニチュード9.1の地震が発生した。プレート境界での巨大地震であり、地震の規模としては観測開始以来では1960年(昭和35年)チリ地震(マグニチュード9.5)、1964年(昭和39年)アラスカ地震(マグニチュ
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- 紀伊半島南東沖・東海道沖地震
- 2004年
- 2004年(平成16年)9月5日夜、三重県南東沖(当時の気象庁の地域区分では紀伊半島南東沖および東海道沖)を震源とするマグニチュード7以上の地震が2回発生した。最初の地震は19時7分頃に発生したマグニチュード7.1の地震で、和歌山県新宮市と奈良県下北山村で震度5弱を観測した。2回目の地震は23時5
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- 十勝沖地震
- 2003年
- 2003年(平成15年)9月26日04:50頃、十勝沖を震源とするマグニチュード8.0の「平成15年(2003年)十勝沖地震」が発生し、北海道の日高・十勝・釧路地方で最大震度6弱を観測したほか、北日本・東日本の広い範囲で揺れを感じた。この地震で、北海道から東北地方の太平洋沿岸を中心に一時津波警報や
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- インドネシア東部でM8.1、日本でも津波観測
- 1996年
- 1996(平成8年)2月17日14時59分頃、インドネシア東部でマグニチュード8.1の地震が発生した。 震源に近いビアク島で8m近い津波が観測され、死者・行方不明者160人以上となる大きな被害となった。 また、津波は日本の沿岸にも到達し、津波の高さは小笠原諸島の父島で1m3cm、高知県土佐清水市で
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- 三陸はるか沖地震
- 1994年
- 1994年(平成6年)12月28日21時19分頃、三陸はるか沖を震源とするマグニチュード7.5の地震が発生し、青森県八戸市で震度6を観測した。北海道・東北地方の太平洋沿岸を中心に津波警報・注意報が発令され、八戸市と岩手県宮古市で高さ50cmの津波を観測した。 青森県を中心に、3人が死亡、788人が
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- 北海道東方沖地震
- 1994年
- 1994年(平成6年)10月4日22時23分頃、北海道東方沖でM8.1の地震が発生し、釧路市と厚岸町で震度6を観測した。札幌管区気象台は22時28分に津波警報を発表し、根室市花咲港の173cm、釧路の97cmをはじめ、小笠原諸島の父島でも81cmの津波を観測するなど、北海道の太平洋沿岸及びオホーツ
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- 北海道南西沖地震
- 1993年
- 1993年(平成5年)7月12日22時17分頃、北海道南西沖を震源とするマグニチュード7.8の北海道南西沖地震が発生し、北海道江差町や青森県深浦町で震度5を観測した。 震源に近い奥尻島では、地震直後に高さ約20mの大津波に襲われ、島の南部に位置する青苗地区では津波とその後発生した大火で壊滅状態にな
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- 日本海中部地震
- 1983年
- 1983年(昭和58年)5月26日12時頃、秋田沖を震源とするマグニチュード7.7の日本海中部地震が発生、青森県むつ市・深浦町と秋田県秋田市で震度5を観測した。 大津波警報は地震発生から約15分後に発表されたが、実際にはそれよりも早く地震発生直後の12時7分頃から秋田・青森両県には高さ5~6mの津
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- 宮城県沖地震
- 1978年
- 1978年(昭和53年)6月12日17時14分頃、マグニチュード7.4の宮城県沖地震が発生し、宮城、岩手、山形、福島の各県で震度5を観測した。津波は最大で数十cm程度であったが、地震の揺れによる被害が大きく、28人が死亡、10,962人が負傷し、130,000棟以上の家屋が被災した。 特に仙台市で
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- 伊豆半島沖地震
- 1974年
- 1974年(昭和49年)5月9日8時33分頃、伊豆半島沖を震源とするマグニチュード6.9の地震が発生し、石廊崎で震度5を観測したほか、北海道から近畿地方にかけて揺れを感じた。 石廊崎断層の活動によるもので、地震により30人が死亡、102人が負傷、家屋の全半壊は300棟以上にのぼった。特に震源に近い
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- 根室半島沖地震
- 1973年
- 1973年(昭和48年)6月17日12時55分頃、北海道の根室半島南東沖を震源とするマグニチュード7.4の1973年根室半島沖地震が発生し、釧路市と根室市で震度5を観測したほか、北海道から北陸地方にかけて揺れを感じた。この地震の後も釧路沖から根室半島南東沖にかけてを震源とするマグニチュード6~7級
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- 八丈島東方沖の地震
- 1972年
- 1972年(昭和47年)2月29日18時23分頃、八丈島東方沖を震源とするマグニチュード7.0の地震が発生し、八丈島で震度5を観測したほか、北海道から近畿の広い範囲で揺れを感じた。 津波は東北から四国にかけて観測され、静岡県御前崎で高さ30cmを観測した。八丈島で崖崩れや落石の被害があったほか、水
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- 十勝沖地震
- 1968年
- 1968年(昭和43年)5月16日9時48分頃、青森県東方沖を震源とするマグニチュード7.9の地震が発生、災害名としては「十勝沖地震」と呼ばれる。 北海道、青森県、岩手県で震度5の揺れを観測し、東北地方や北海道の太平洋側に5m前後の津波が押し寄せた。三陸沿岸で浸水の被害が相次ぎ、52人が死亡、3
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- 日向灘地震
- 1968年
- 1968年(昭和43年)4月1日9時42分頃、日向灘を震源とするマグニチュード7.5の日向灘地震が発生し、高知県宿毛市と宮崎県延岡市で震度5を観測したほか、中部地方から西の広い範囲で揺れを感じた。 地震に伴って津波が発生し、四国では高さ3m以上に達した地点もあった。地震の被害は愛媛、高知、熊本、大
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- チリ地震津波
- 1960年
- 1960年(昭和35年)5月24日未明、日本の太平洋沿岸を突然大津波が襲った。これは、日本時間で前日の23日4時過ぎに発生した南米チリ沿岸を震源とするマグニチュード9.5の巨大地震に伴って生じた津波が、地震発生から約22時間をかけて日本の沿岸に到達したものであった。津波の高さは、三陸沿岸で5m超に
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- カムチャツカ地震
- 1952年
- 1952年11月5日3時58分頃(現地時間)、カムチャツカ半島の沖合を震源とするマグニチュード9.0のカムチャツカ地震が発生した。太平洋プレートと北米プレートの境界で発生した海溝型の巨大地震であり、余震域を含めた震源域は千島列島の沖合からカムチャツカ半島の沖合にかけての約600kmに及んだ。 この
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- 十勝沖地震
- 1952年
- 1952年(昭和27年)3月4日10時22分頃に十勝沖を震源とするマグニチュード8.2の地震が発生し、浦河町、帯広市、釧路市などで震度5を観測した。 地震の揺れによる被害は十勝・釧路地方の低湿地で、また、津波の被害は釧路・根室地方の沿岸部で大きく、津波の高さは厚岸町で6.5mに達し、死者・行方不明
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- 昭和南海地震
- 1946年
- 1946年(昭和21年)12月21日4時19分頃、和歌山県南方沖を震源とするマグニチュード8.0の昭和南海地震が発生し、東海・北陸地方から九州地方にかけての広い範囲で震度5の揺れを観測した。 津波が東海地方から九州地方にかけての沿岸に来襲し、三重県、徳島県、高知県では高さ4~6mに達したところもあ
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- アリューシャン地震
- 1946年
- 1946年(昭和21年)4月1日3時28分頃、モーメントマグニチュード8.1のアリューシャン地震が発生し、165人が死亡するなどアラスカとハワイを中心に津波による大きな被害を受けた。 これを契機に、アメリカ政府は1949年(昭和24年)に太平洋津波警報センター(PTWC)をハワイへ設置し、後に津波
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- 昭和東南海地震
- 1944年
- 1944年(昭和19年)12月7日13時35分頃、マグニチュード7.9の昭和東南海地震が発生、静岡県御前崎市と三重県津市で震度6を観測した。 三重県には最大8mの津波が襲来し、死者・行方不明者は1,223人、負傷者は2,864人に達し、被災家屋は95,000棟以上に及んだ。 太平洋戦争中であり報道
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- 昭和三陸地震
- 1933年
- 1933年(昭和8年)2時30分頃に三陸沖を震源とするマグニチュード8.1の地震が発生、仙台市や岩手県宮古市で震度5を観測し、北海道から近畿地方にかけて揺れを感じた。地震発生30~50分後から三陸沿岸に津波が来襲し、岩手県大船渡市で28.7mに達した。 この地震による死者・行方不明者は3,064人
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- 喜界島地震
- 1911年
- 1911年(明治44年)6月15日23時26分頃、奄美諸島の喜界島近海を震源とするマグニチュード8.0の喜界島地震が発生した。この地域では観測史上最大規模の地震であり、揺れは東日本まで感じられた。 最近の調査で、喜界島では津波の高さが5~10m程度に達していたことが明らかになった。奄美諸島や沖縄本
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- イタリア・メッシーナ地震
- 1908年
- 1908年12月28日、イタリア南部のシチリア島近くのメッシーナ海峡付近を震源とするマグニチュード7.1のメッシーナ地震が発生し、約82,000人が死亡した。これは20世紀以降にヨーロッパで発生した地震としては最大の死者を出したものであり、死者数は100,000人以上とする説もある。 メッシーナ海
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- 明治三陸地震
- 1896年
- 1896年(明治29年)6月15日19時32分頃、マグニチュード8.2の明治三陸地震が発生した。地震の揺れに伴う被害はなかったが、発生から約30分後に三陸沿岸に大津波が来襲した。 津波の高さは綾里(岩手県大船渡市)で38m超に達し、逃げ遅れた多くの住民が死亡した。死者は約22,000人に達し、特に
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- 安政東海地震・安政南海地震
- 1854年
- 嘉永7年・安政元年11月4日(1854年12月23日)午前9時頃、紀伊半島南東沖から駿河湾にかけてを震源とする安政東海地震が発生、その31時間後の11月5日午後4時頃、紀伊水道から四国沖を震源とする安政南海地震が発生した。ともにフィリピン海プレートとユーラシアプレートの境界で発生したマグニチュード
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- 桜島安永大噴火
- 1779年
- 江戸時代中期の安永8年10月1日(1779年11月8日)14時頃、鹿児島県の桜島で、記録の残る中では最大規模とされる安永大噴火が発生した。 既に噴火の数日前から地震が頻発していた中、南岳山頂火口からの白煙の後、南側中腹と北東側中腹から相次いで噴火が始まり、翌日には溶岩の流出、さらには桜島の北東沖で
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- 八重山地震
- 1771年
- 明和8年3月10日(1771年4月24日)8時頃、推定マグニチュード7.4の地震が石垣島付近で発生し、宮古・八重山諸島を津波が襲った。当時の記録によると、約500km離れた沖縄本島でも地震による揺れを感じたと残されている。 宮古・八重山諸島に津波が押し寄せ、石垣島の南部や東部では高さ約30mにも達
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- ポルトガル・リスボン大地震
- 1755年
- 1755年11月1日9時20分頃(現地時間)、ポルトガルの西南西200kmの大西洋を震源とする、マグニチュード8.5~9.0相当といわれる巨大な地震が発生した。 大航海時代に隆盛を極めたポルトガルの首都・リスボンの被害が特に大きく、最大30mもの高さの津波や、6日間続いた火災の影響で、死者90,0
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- 渡島大島大噴火・津波
- 1741年
- 寛保元年7月19日(1741年8月29日)、北海道南西部の渡島半島の西約50kmにある渡島大島(無人島)が噴火した。この噴火によって大規模な山体崩壊が発生し、岩屑なだれが大津波となって対岸の渡島半島西岸から青森県津軽半島を襲った。この大津波で、1,467人が死亡し、流出家屋は791棟にのぼった。
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- 宝永地震
- 1707年
- 宝永4年10月4日(1707年10月28日)14時頃、推定マグニチュード8.6の宝永地震が発生した。震源は遠州灘~四国沖とされ、東海地震と南海地震の連動型の地震とみられている。 被害は西日本・東日本の太平洋側一帯に広く及び、少なくとも死者20,000人、倒壊・流出家屋約80,000棟に達する甚大な
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- 元禄関東地震
- 1703年
- 江戸時代中期の元禄16年11月23日(1703年12月31日)2時頃、相模湾を震源とする推定マグニチュード8.2の元禄関東地震が発生した。相模トラフで発生した海溝型巨大地震とされ、1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災の一つ前の関東地震と位置付けられる。 推定震度は相模湾沿岸から南房
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- 慶長地震
- 1605年
- 慶長9年12月16日(1605年2月3日)、推定マグニチュード7.9の慶長地震が発生し、太平洋側の広い範囲に津波が到達した。地震の揺れによる被害の記録が少なく、数千人に及ぶ犠牲者のほとんどが津波によることから、「津波地震」とされる。 津波による被害記録は、千葉県犬吠埼から鹿児島県大隅半島にかけての
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- 明応地震
- 1498年
- 室町時代(戦国時代)の明応7年8月25日(1498年9月20日)8時00分頃、推定マグニチュード8.6の明応地震が発生した。複数の地震が相次いで発生したとされるが、被害の記録から、南海トラフを原因とする東海、東南海、南海の3つの地震がほぼ同時に起こる三連動地震とされている。 揺れの記録は会津から京
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- 貞観地震
- 869年
- 平安時代の貞観11年5月26日(869年7月13日)、三陸沖を震源とする推定マグニチュード8.3の貞観地震が発生した。この地震で、津波が陸奥国府(現在の宮城県多賀城市)を襲い、城下だけでも1,000人が溺死したとされる。 ここ20年ほどの調査・研究により、仙台平野では当時の海岸線から3~4kmほど