スマトラ島沖地震・インド洋巨大津波

スマトラ島沖地震・インド洋巨大津波:プーケット沿岸部の被害 提供:ロイター/アフロ

 2004年(平成16年)12月26日7時58分頃、インドネシア・スマトラ島沖を震源とするマグニチュード9.1の地震が発生した。プレート境界での巨大地震であり、地震の規模としては観測開始以来では1960年(昭和35年)チリ地震(マグニチュード9.5)、1964年(昭和39年)アラスカ地震(マグニチュード9.2)に次ぐ規模となった。

 地震発生後、津波がインド洋沿岸の広範囲を襲い、インドやアフリカ大陸でも甚大な被害があり、死者・行方不明者は230,000人以上となった。また、タイ・プーケット島などで滞在中の観光客が巻き添えとなるなど、日本人も42人が犠牲になった。

 当時はインド洋沿岸を対象とした津波警報システムがなく、不意打ちの津波来襲となり、この地震を契機に整備が進められた。

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明治5年12月2日(1872年12月31日)以前の災害は旧暦で記載しています。

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