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- 能登半島地震
- 2024年
- 2024年(令和6年)1月1日16時10分、石川県能登地方の深さ約15kmでマグニチュード7.6の地震が発生した。この地震により、同県輪島市や志賀町で最大震度7を観測したほか、能登地方の広い範囲で震度6強や6弱の揺れを観測した。この地震の発生メカニズムは北西-南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、地殻
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- トルコ・シリア地震
- 2023年
- 2023年(令和5年)2月6日4時17分(日本時間2月6日10時17分)、トルコ南東部のシリアとの国境付近を震源とするマグニチュード7.8の地震が発生した。この地震の後も、この地域では強い地震が相次ぎ、2月6日13時24分(日本時間2月6日19時24分)には、マグニチュード7.5の地震が発生した。
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- アフガニスタン地震
- 2022年
- 現地時間2022年(令和4年)6月22日未明、アフガニスタン東部ホスト州を震源とするマグニチュード5.9の地震が発生し、東部のパクティカ州を中心に少なくとも死者約1,100人、負傷者約1,600人、家屋の全半壊約10,000棟にのぼる被害となった。また、隣接するパキスタン西部でも屋根の崩落で1人が
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- 令和4年福島県沖地震
- 2022年
- 2022年(令和4年)3月16日23時36分頃、福島県沖を震源とするマグニチュード7.4の地震が発生し、宮城県と福島県で震度6強の揺れを観測した。この地震に伴い、宮城県と福島県の沿岸部に津波注意報が一時発表された。この地震で4人が死亡、248人が負傷した。 交通機関にも大きな被害が生じた。なかでも
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- ハイチ地震
- 2021年
- 2021年(令和3年)8月14日8時29分、中米のハイチ南西部にあるサンルイデュスッド付近を震源とするマグニチュード7.2の地震が発生し、2,575人が死亡、12,000人以上が負傷するなど、少なくとも700,000人以上が被災した。また、このほかに130,000棟以上の家屋への被害も発生した。
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- 山形県沖の地震
- 2019年
- 2019年(令和元年)6月18日22時22分頃、山形県沖を震源とするマグニチュード6.7の地震が発生し、新潟県村上市で震度6強、山形県鶴岡市で震度6弱を観測した。山形県で震度6弱以上の揺れを観測したのは観測史上初であった。今回の地震の震源を含む東北地方の日本海沿岸から新潟県沖にかけては、これまでに
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- インドネシア・スラウェシ島地震
- 2018年
- 2018年(平成30年)9月28日19時2分頃(日本時間28日21時2分頃)、インドネシア・スラウェシ島中部を震源とするマグニチュード7.5の地震が発生した。震源は内陸だったものの津波が発生し、震源に近いドンガラ県や湾の奥に位置するパル市などでは最大6mの津波が観測された。この地震と津波の影響で、
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- 平成30年北海道胆振東部地震
- 2018年
- 2018年(平成30年)9月6日3時7分頃、北海道の胆振地方中東部を震源とするマグニチュード6.7の地震が発生した。この地震では、北海道では初となる震度7を厚真町で観測したほか、札幌市内でも震度6弱を観測するなど道内の広い範囲で震度4以上の強い揺れを観測した。この地震で43人が死亡、782人が負傷
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- 大阪府北部の地震
- 2018年
- 2018年(平成30年)6月18日7時58分頃、大阪府北部を震源とするマグニチュード6.1の地震が発生し、大阪府の大阪市北区、高槻市、枚方市、茨木市、箕面市で震度6弱を観測したほか、西日本・東日本の広い範囲で揺れを感じた。大阪府内で震度6弱以上の揺れを観測するのは記録が残る1923年(大正12年)
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- イラン・イラク国境付近で大きな地震
- 2017年
- 現地時間2017年11月13日3時18分頃、イラン・イラク国境付近を震源とする地震が発生した。米国地質調査所(USGS)によると、この地震のマグニチュードは7.3で、過去に多くの地震が発生しているイランにおいても記録的な地震となった。現地周辺では家屋の倒壊や土砂崩れが多数発生した。 両国合わせて、
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- メキシコ内陸でM7.1
- 2017年
- 現地時間2017年9月19日13時14分頃(日本時間9月20日3時14分頃)、メキシコ内陸を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生した。首都メキシコシティや近隣のモレロス州、プエブラ州、メヒコ州などを中心に、少なくとも230人が死亡し、800人以上が負傷したほか、アパートや学校、工場、スーパー
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- メキシコ・チアパス州沖で大きな地震
- 2017年
- 現地時間2017年9月7日23時49分頃(日本時間8日13時49分頃)、メキシコ南部・チアパス州沖を震源とするマグニチュード8.2の地震が発生した。98人が死亡、負傷者は250人にのぼり、15,000棟以上の家屋が損壊・倒壊する大きな被害が出た。太平洋津波警報センター(PTWC)はメキシコ、グアテ
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- 鳥取県中部の地震
- 2016年
- 2016年(平成28年)10月21日14時7分頃、鳥取県中部を震源とするマグニチュード6.6の地震が発生し、鳥取県倉吉市・湯梨浜町・北栄町で震度6弱を観測した。 ここ数年、地震活動が活発だった鳥取県中部では最大規模の地震となり、揺れの大きかった鳥取県と隣接する岡山県北部で被害が大きく、30人が負傷
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- 平成28年熊本地震・本震
- 2016年
- 2016年(平成28年)4月16日1時25分頃、熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード7.3、最大震度7の地震が発生。熊本県益城町、西原村で震度7を観測した。2日前の4月14日に発生していた最大震度7の前震に続く本震と見られ、同一地域を震源とする一連の地震活動で震度7を複数回観測したのは初めての
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- 平成28年熊本地震・前震
- 2016年
- 2016年(平成28年)4月14日21時26分頃、熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード6.5、最大震度7の地震が発生した。熊本県益城町で震度7を観測。震度7を九州地方で観測した初めての地震となった。2日後の4月16日未明に、さらに規模が大きな地震が発生。同一地域を震源とする一連の地震活動で震度
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- 小笠原諸島西方沖の地震
- 2015年
- 2015年(平成27年)5月30日20時23分頃、小笠原諸島西方沖を震源とするマグニチュード8.1の地震が発生し、小笠原諸島などで震度5強を観測した。この地震は震源の深さが682kmと観測史上最深レベルの深さであったことが特徴で、揺れの範囲が広く、観測史上初となる全都道府県での有感となった。 大き
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- ネパール地震
- 2015年
- 2015年(平成27年)4月25日11時56分頃、ネパールの首都カトマンズの北西約80kmを震源とするマグニチュード7.8の地震が発生した。ネパールでは、首都カトマンズで歴史的建造物の倒壊が相次ぐなど死者9,000人以上、家屋損壊900,000棟以上にのぼる甚大な被害となった。 また、地震に伴い、
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- 長野県神城断層地震
- 2014年
- 2014年(平成26年)11月22日22時8分頃、長野県北部を震源とするマグニチュード6.7の地震が発生し、いずれも長野県の長野市、小谷村、小川村で震度6弱を観測したほか、東北地方から中国地方までの広い範囲で揺れを感じた。白馬村では計測震度は震度5強であったものの、家屋の倒壊など大きな被害を生じて
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- 淡路島付近の地震
- 2013年
- 2013年(平成25年)4月13日5時33分頃、淡路島付近を震源とするマグニチュード6.3の地震が発生し、兵庫県淡路市で震度6弱を観測した。近畿地方では、1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)以来の強い地震となった。 物的被害は淡路島に集中し、34人が負傷、8,000棟以上の家
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- 福島県浜通りの地震
- 2011年
- 2011年(平成23年)4月11日17時16分頃、福島県浜通りを震源とするマグニチュード7.0の地震が発生し、福島県いわき市、茨城県鉾田市などで震度6弱を観測した。 この地震の1カ月前に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に関連し、いわき市にある活断層である井戸沢断層と湯ノ岳断層が活動した
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- 宮城県沖の地震
- 2011年
- 2011年(平成23年)4月7日23時32分頃、宮城県沖を震源とするマグニチュード7.2の地震が発生し、宮城県栗原市と仙台市宮城野区で震度6強を観測し、北海道から中国地方までの広い範囲で揺れを感じた。宮城県に一時、津波警報発表も津波は観測されなかった。 3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東
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- 静岡県東部の地震
- 2011年
- 2011年(平成23年)3月15日22時31分頃、静岡県東部を震源とするマグニチュード6.4の地震が発生し、静岡県富士宮市で震度6強を観測したほか、東北から中国地方まで揺れを感じた。静岡県を中心に50人が負傷、家屋損壊は500棟以上に達し、停電、断水などの被害もあった。 3月11日の東北地方太平洋
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- 長野県北部の地震
- 2011年
- 2011年(平成23年)3月12日3時59分頃、長野・新潟県境付近を震源とするマグニチュード6.7の地震が発生し、長野県栄村で震度6強を観測。この栄村では、村の9割以上の家屋が被災するなど被害が大きく、3人が死亡、50人以上が負傷し、家屋損壊は約3,000棟にのぼった。 前日の東北地方太平洋沖地震
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- 東日本大震災
- 2011年
- 2011年(平成23年)3月11日14時46分頃、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の海溝型の巨大地震である東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生した。地震の規模としては、明治以降の国内で発生した地震としては観測史上最大規模の地震となった。地震による断層の破壊は岩手県沖から茨城県沖までの約
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- 三陸沖の地震
- 2011年
- 2011年(平成23年)3月9日11時45分頃、三陸沖を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生し、宮城県栗原市、登米市、美里町で震度5弱を観測し、北海道から近畿地方の広い範囲で揺れを感じた。東北地方の太平洋沿岸に津波注意報が発表され、岩手県大船渡で60cmの津波を観測した。 翌10日にはマグニ
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- ニュージーランド・カンタベリー地震
- 2011年
- 2011年(平成23年)2月22日12時51分頃、ニュージーランド南島・カンタベリー地方の中心都市クライストチャーチ市付近を震源とするマグニチュード6.3のカンタベリー地震が発生した。クライストチャーチ市周辺では、大規模な液状化現象により建物の倒壊が発生、特に市中心部の倒壊したビルに入居していた語
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- チリ地震津波
- 2010年
- 2010年(平成22年)2月28日、前日の南米チリでのマグニチュード8.8の巨大地震に伴い発生した津波が太平洋を越えて日本列島に到達した。気象庁は28日9時33分に青森県太平洋沿岸、岩手県、宮城県沿岸に大津波警報、このほか太平洋沿岸を中心に広い範囲に津波警報・注意報を発表した。 高知県須崎港の1m
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- ハイチ地震
- 2010年
- 2010年1月12日16時53分頃、中米ハイチの首都ポルトープランス近郊を震源とするマグニチュード7.0のハイチ地震が発生した。被害は国土の広い範囲に及び、震源の近くでは家屋の80%以上が倒壊したほか、首都ポルトープランスでも政府機能に大きな被害が発生した。 この地震による死者は220,000人以
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- 駿河湾の地震
- 2009年
- 2009年(平成21年)8月11日5時7分頃、駿河湾を震源とするマグニチュード6.5の地震が発生し、静岡県焼津市などで震度6弱を観測したほか、静岡県沿岸で数十cmの津波が観測された。静岡県を中心に1人が死亡、319人が負傷した。 震源が東海地震の想定震源域内であったことから、運用開始後初となる「東
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- イタリア・ラクイラ地震
- 2009年
- 2009年4月6日3時32分頃(現地時間)、イタリア中部・首都ローマの北東を震源とするマグニチュード6.3のラクイラ地震が発生した。震源に近く最も被害の大きかったラクイラでは、住宅や学生寮として使われていたレンガや石造りの古い建物を中心に被害が大きく、300人以上が死亡する大きな被害となった。 ラ
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- ニューギニア島沖地震
- 2009年
- 2009年(平成21年)1月4日4時43分頃(日本時間)、インドネシアのニューギニア島沖を震源とするマグニチュード7.6のニューギニア島沖地震が発生した。また、この地震から約3時間後の7時33分頃にもほぼ同じ場所を震源とするマグニチュード7.4の地震が発生した。この地震で、ニューギニア島周辺で死傷
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- 岩手県沿岸北部の地震
- 2008年
- 2008年(平成20年)7月24日0時26分頃、岩手県沿岸北部を震源とするマグニチュード6.8の地震が発生した。震源の深さが108kmと深く、青森県八戸市や岩手県野田村などで震度6弱を観測したほか、北海道から近畿地方にかけての広い範囲で揺れを感じた。 この地震で、福島県いわき市でベッドから降りよう
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- 岩手・宮城内陸地震
- 2008年
- 2008年(平成20年)6月14日8時43分頃、岩手県内陸南部を震源とするマグニチュード7.2の岩手・宮城内陸地震が発生、岩手県奥州市と宮城県栗原市で震度6強を観測した。 震源周辺の山間部で地震の揺れによる大規模な土砂災害が発生したことが特徴で、宮城県栗原市の駒の湯温泉では、土石流に襲われ宿泊客な
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- 中国・四川大地震
- 2008年
- 現地時間2008年5月12日14時28分頃、中国中西部にある四川省の汶川県付近を震源とするマグニチュード8.0の大地震が発生した。死者・行方不明者90,000人以上、負傷者370,000人以上、家屋損壊4,000,000棟以上の被害を出した。また、地すべりなどの土砂災害も広い範囲で発生、被災地域は
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- 新潟県中越沖地震
- 2007年
- 2007年(平成19年)7月16日10時13分頃、マグニチュード6.8の新潟県中越沖地震が発生し、新潟県柏崎市、長野県飯綱町などで震度6強を観測した。津波は柏崎市で高さ35cmを観測している。 被害は柏崎市周辺に集中し、死者15人、負傷者2,346人、家屋損壊40,000棟以上の被害となった。 原
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- 能登半島地震
- 2007年
- 2007年(平成19年)3月25日9時42分頃、能登半島沖を震源とするマグニチュード6.9の能登半島地震が発生し、石川県輪島市、七尾市、穴水町で震度6強を観測した。石川県での震度6弱以上は観測史上初となった。 震源に近い輪島市門前町などを中心に家屋に大きな被害があり、1人が死亡、356人が負傷し、
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- 千島列島東方沖の地震
- 2007年
- 2007年(平成19年)1月13日13時23分頃、千島列島東方(シムシル島東方沖)を震源とするマグニチュード8.2の地震が発生し、北海道・東北で最大震度3を観測したほか、中国地方から東の広い範囲で揺れを感じた。 この地震で、気象庁は北海道太平洋沿岸東部とオホーツク海沿岸に津波警報、東北~紀伊半島沿
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- 千島列島沖地震
- 2006年
- 2006年(平成18年)11月15日20時14分頃、千島列島東方(シムシル島東方沖)を震源とするマグニチュード7.9の地震が発生した。 地震に伴う揺れは北海道・東北地方で最大震度2であったが、気象庁は北海道の太平洋沿岸東部とオホーツク海沿岸に津波警報、その他の北海道と東北から静岡県にかけての太平洋
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- ジャワ島中部地震
- 2006年
- 2006年5月27日5時54分頃(現地時間)、インドネシア・ジャワ島中部のジョグジャカルタ付近を震源とするマグニチュード6.2の地震が発生し。死者6,000人以上、負傷者約90,000人、家屋倒壊約150,000軒の被害が生じた。 火山灰が堆積した地盤であることや、台風が来ない地域で住宅の構造が脆
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- パキスタン北部地震
- 2005年
- 2005年10月8日8時50分頃(現地時間)、パキスタン北部のカシミール地方で、マグニチュード7.6の地震が発生した。インド・パキスタン両国あわせて死者84,000人以上、負傷者80,000人以上の被害が出た。 発生時期が断食月にあたり、多くの人が屋内にとどまっていたため、被害が拡大したとされてい
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- 宮城県南部地震
- 2005年
- 2005年(平成17年)8月16日11時46分頃、宮城県牡鹿半島沖東南東80km付近を震源とするマグニチュード7.2の地震が発生し、宮城県川崎町では震度6弱を計測した。 仙台市泉区の屋内プールでは、吊り天井が落下し20人以上が負傷するなどし、全体で91人の負傷者が発生した。東北新幹線をはじめする鉄
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- 千葉県北西部の地震
- 2005年
- 2005年(平成17年)7月23日16時35分頃、千葉県北西部を震源とするマグニチュード6.0の地震が発生し、東京都足立区で震度5強を観測した。東京23区で震度5以上が観測されたのは1992年(平成4年)以来13年ぶりであった。 この地震で38人が負傷したほか、エレベータでの閉じ込めが多発、また、
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- 福岡県西方沖の地震
- 2005年
- 2005年(平成17年)3月20日10時53分頃、福岡県西方沖を震源とするマグニチュード7.0の地震が発生し、福岡市東区・中央区などで震度6弱を観測したほか、関東以西で揺れを感じた。福岡県・佐賀県はこれまで地震が少なく、人的被害を伴った地震は1898年(明治31年)以来107年ぶりとなった。 震源
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- スマトラ島沖地震・インド洋巨大津波
- 2004年
- 2004年(平成16年)12月26日7時58分頃、インドネシア・スマトラ島沖を震源とするマグニチュード9.1の地震が発生した。プレート境界での巨大地震であり、地震の規模としては観測開始以来では1960年(昭和35年)チリ地震(マグニチュード9.5)、1964年(昭和39年)アラスカ地震(マグニチュ
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- 新潟県中越地震
- 2004年
- 2004年(平成16年)10月23日17時56分頃、新潟県中越地方を震源とするマグニチュード6.8の新潟県中越地震が発生、新潟県川口町(当時)で震度7を観測した。余震活動が活発で大規模な土砂災害が発生、新潟県山古志村(当時)は約2年間全村避難を余儀なくされた。 新潟県を中心に68人が死亡、4,80
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- 紀伊半島南東沖・東海道沖地震
- 2004年
- 2004年(平成16年)9月5日夜、三重県南東沖(当時の気象庁の地域区分では紀伊半島南東沖および東海道沖)を震源とするマグニチュード7以上の地震が2回発生した。最初の地震は19時7分頃に発生したマグニチュード7.1の地震で、和歌山県新宮市と奈良県下北山村で震度5弱を観測した。2回目の地震は23時5
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- イラン・バム地震
- 2003年
- 2003年12月26日5時28分頃(現地時間)、イラン南東部のケルマン州バム市付近で、マグニチュード6.3の直下型地震が発生した。バム市内を中心として10kmの範囲が被害を受け、死者約43,200人、罹災者約75,600人、孤児約2,000人の甚大な被害となった。特に、建物の倒壊はバム旧市街では実
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- 十勝沖地震
- 2003年
- 2003年(平成15年)9月26日04:50頃、十勝沖を震源とするマグニチュード8.0の「平成15年(2003年)十勝沖地震」が発生し、北海道の日高・十勝・釧路地方で最大震度6弱を観測したほか、北日本・東日本の広い範囲で揺れを感じた。この地震で、北海道から東北地方の太平洋沿岸を中心に一時津波警報や
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- 宮城県北部連続地震
- 2003年
- 2003年(平成15年)7月26日7時13分頃、宮城県北部を震源とするマグニチュード6.4の地震が発生し、宮城県東松島市などで震度6強を観測した。この地震の前後にも強い地震が相次いだのも特徴で、0時13分頃の前震(マグニチュード5.6、震度6弱)、16時56分頃の最大余震(マグニチュード5.5、震
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- 宮城県沖の地震
- 2003年
- 2003年(平成15年)5月26日18時24分頃、宮城県沖を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生、岩手県大船渡市、宮城県石巻市などで震度6弱を観測したほか、北海道から近畿地方まで揺れを感じた。震源の深さが72kmと深く津波の観測はなかった。 東北新幹線の水沢江刺~盛岡駅間で高架橋の橋脚23本
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- 芸予地震
- 2001年
- 2001年(平成13年)3月24日15時27分頃、安芸灘を震源とするマグニチュード6.7の芸予地震が発生、広島県東広島市、熊野町、大崎上島町で震度6弱を観測するなど、西日本の広い範囲で強い揺れを感じた。 傾斜地の多い広島県呉市を中心に家屋の損壊や土砂崩れなどの被害が大きく、2人が死亡、288人が負
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- エルサルバドル地震
- 2001年
- 現地時間2001年1月13日11時33分頃、中米のエルサルバドル共和国沖約50kmの太平洋を震源とする、マグニチュード7.6の地震が発生した。死者944人、負傷者5,000人以上、液状化や土砂災害などで約108,000棟に達する家屋倒壊の被害が出た。 首都サンサルバドル西部で大規模な地すべりが発生
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- 鳥取県西部地震
- 2000年
- 2000年(平成12年)10月6日13時30分頃、鳥取県西部を震源とするマグニチュード7.3の鳥取県西部地震が発生し、鳥取県日野町と境港市で震度6強を観測した。 未確認だった活断層の活動によるもので、鳥取県西部、島根県東部、岡山県北部を中心に182人が負傷、家屋の被害は17,000棟以上にのぼった
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- 台湾・集集地震
- 1999年
- 1999年(平成11年)9月21日1時47分頃、台湾中部を震源とするマグニチュード7.6の集集地震が発生した。活断層による内陸直下型地震で台湾では20世紀中で最大の地震となった。 被害は台湾全土に及び、死者・行方不明者は2378人、被災家屋は50,000棟以上にのぼった。また、パソコンの部品製造ラ
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- アフガニスタン北部の地震
- 1998年
- 1998年5月30日10時22分頃(現地時間)、アフガニスタン北部のタジキスタン国境に近い地域を震源とするマグニチュード6.9の地震が発生した。この地震で、アフガニスタン北部のバダクニャン地方やタカール地方を中心に多くの集落が壊滅状態となり、約4,700人が死亡した。 インドプレートとユーラシアプ
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- 鹿児島県薩摩地方の地震
- 1997年
- 1997年(平成9年)5月13日14時38分頃、鹿児島県薩摩地方を震源とするマグニチュード6.4の地震が発生し、薩摩川内市で震度6弱を観測したほか、九州・中国・四国地方で揺れを感じた。 この地震は、気象庁が1995年(平成7年)の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)を受けて震度階を変更し、震度5と震
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- インドネシア東部でM8.1、日本でも津波観測
- 1996年
- 1996(平成8年)2月17日14時59分頃、インドネシア東部でマグニチュード8.1の地震が発生した。 震源に近いビアク島で8m近い津波が観測され、死者・行方不明者160人以上となる大きな被害となった。 また、津波は日本の沿岸にも到達し、津波の高さは小笠原諸島の父島で1m3cm、高知県土佐清水市で
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- 阪神・淡路大震災
- 1995年
- 1995年(平成7年)1月17日5時46分頃、淡路島沖の明石海峡を震源として、マグニチュード7.3、最大震度7の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)が発生した。当初発表では神戸市などは震度6であったが、その後の現地調査で震度7に修正され、1948年(昭和23年)の福井地震を契機として新設された「震度
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- 三陸はるか沖地震
- 1994年
- 1994年(平成6年)12月28日21時19分頃、三陸はるか沖を震源とするマグニチュード7.5の地震が発生し、青森県八戸市で震度6を観測した。北海道・東北地方の太平洋沿岸を中心に津波警報・注意報が発令され、八戸市と岩手県宮古市で高さ50cmの津波を観測した。 青森県を中心に、3人が死亡、788人が
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- 北海道東方沖地震
- 1994年
- 1994年(平成6年)10月4日22時23分頃、北海道東方沖でM8.1の地震が発生し、釧路市と厚岸町で震度6を観測した。札幌管区気象台は22時28分に津波警報を発表し、根室市花咲港の173cm、釧路の97cmをはじめ、小笠原諸島の父島でも81cmの津波を観測するなど、北海道の太平洋沿岸及びオホーツ
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- アメリカ・ノースリッジ地震
- 1994年
- 1994年(平成6年)1月17日4時30分頃にアメリカ西部・カリフォルニア州ロサンゼルス近郊を震源とするマグニチュード6.7の直下型地震が発生。この地震で57人が死亡、7,000人以上が負傷した。 高速道路の倒壊やライフラインに大きな影響を与え、アメリカ史上最も経済的損害の大きい地震となった。
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- 北海道南西沖地震
- 1993年
- 1993年(平成5年)7月12日22時17分頃、北海道南西沖を震源とするマグニチュード7.8の北海道南西沖地震が発生し、北海道江差町や青森県深浦町で震度5を観測した。 震源に近い奥尻島では、地震直後に高さ約20mの大津波に襲われ、島の南部に位置する青苗地区では津波とその後発生した大火で壊滅状態にな
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- 釧路沖地震
- 1993年
- 1993年(平成5年)1月15日20時6分頃に釧路沖を震源とするマグニチュード7.8の地震が発生し、釧路市で震度6、北日本・東日本の広範囲で揺れを感じた。震源の深さが107kmと深く、津波はなかったが、北海道東部を中心に液状化現象による道路損壊や堤防陥没などが多発、地中の水道・ガス管も破損しライフ
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- 豪ニューカッスル地震
- 1989年
- 1989年12月28日10時27分頃(現地時間)、オーストラリア南部ニューサウスウェールズ州ニューカッスル付近で、マグニチュード5.6の地震が発生した。死者13人、負傷者160人以上の被害を出した。 オーストラリアで発生した地震としては観測史上最大で、死者が確認された地震も初だった。「約200年間
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- 千葉県東方沖地震
- 1987年
- 1987年(昭和62年)12月17日11時8分頃、千葉県東方沖を震源とするマグニチュード6.7の地震が発生し、千葉県千葉市、勝浦市、銚子市で震度5を観測した。 千葉県を中心に関東南部の広範囲で家屋損壊などの被害多数、2人が死亡、146人が負傷し、60,000棟の家屋が被災した。特に、埋立地や河川沿
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- メキシコ地震
- 1985年
- 1985年(昭和60年)9月19日7時17分頃、モーメントマグニチュード8.0のメキシコ地震が発生した。 特に被害が大きかったのは震源から約300km離れた首都メキシコシティで、長周期地震動による液状化現象が発生し建物の倒壊など甚大な被害となった。地震による死者は約10,000人、家屋の全半壊は約
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- 長野県西部地震
- 1984年
- 1984年(昭和59年)9月14日8時48分頃、長野県西部の王滝村付近を震源とするマグニチュード6.8の長野県西部地震が発生した。震源の深さが2kmと浅く、震源に近い王滝村は激しい揺れとなった。 御嶽山南側斜面の山体が崩壊し、大規模な土石流や岩屑流が麓の集落を襲い、29人が死亡するなど大きな被害と
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- 日本海中部地震
- 1983年
- 1983年(昭和58年)5月26日12時頃、秋田沖を震源とするマグニチュード7.7の日本海中部地震が発生、青森県むつ市・深浦町と秋田県秋田市で震度5を観測した。 大津波警報は地震発生から約15分後に発表されたが、実際にはそれよりも早く地震発生直後の12時7分頃から秋田・青森両県には高さ5~6mの津
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- 浦河沖地震
- 1982年
- 1982年(昭和57年)3月21日11時32分頃、北海道の浦河沖を震源とするマグニチュード7.1の浦河沖地震が発生し、北海道浦河町で震度6を観測したほか、北海道から関東甲信地方にかけて揺れを感じた。震源に近い北海道日高地方を中心に家屋の損壊や土砂災害、地盤の液状化などの被害が発生し、167人が負傷
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- 宮城県沖地震
- 1978年
- 1978年(昭和53年)6月12日17時14分頃、マグニチュード7.4の宮城県沖地震が発生し、宮城、岩手、山形、福島の各県で震度5を観測した。津波は最大で数十cm程度であったが、地震の揺れによる被害が大きく、28人が死亡、10,962人が負傷し、130,000棟以上の家屋が被災した。 特に仙台市で
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- 伊豆大島近海地震
- 1978年
- 1978年(昭和53年)1月14日12時24分頃、伊豆大島近海を震源とするマグニチュード7.0の伊豆大島近海地震が発生した。前震が活発で、気象庁も事前に注意呼びかけがあった中での地震発生となった。 この地震で稲取断層が露出し、伊豆半島各所で道路損壊や土砂崩れが発生し、25人が死亡、211人が負傷、
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- 大分県中部の地震
- 1975年
- 1975年(昭和50年)4月21日2時35分頃、大分県中部を震源とするマグニチュード6.4の地震が発生した。大分市と熊本県南阿蘇村で震度4を観測したが、震源に近い大分県庄内町(現:由布市)内山地区では、ほとんどの住宅が全半壊する被害となり、22人が負傷し、家屋の全半壊は151棟にのぼった。 201
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- 伊豆半島沖地震
- 1974年
- 1974年(昭和49年)5月9日8時33分頃、伊豆半島沖を震源とするマグニチュード6.9の地震が発生し、石廊崎で震度5を観測したほか、北海道から近畿地方にかけて揺れを感じた。 石廊崎断層の活動によるもので、地震により30人が死亡、102人が負傷、家屋の全半壊は300棟以上にのぼった。特に震源に近い
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- 根室半島沖地震
- 1973年
- 1973年(昭和48年)6月17日12時55分頃、北海道の根室半島南東沖を震源とするマグニチュード7.4の1973年根室半島沖地震が発生し、釧路市と根室市で震度5を観測したほか、北海道から北陸地方にかけて揺れを感じた。この地震の後も釧路沖から根室半島南東沖にかけてを震源とするマグニチュード6~7級
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- 八丈島東方沖の地震
- 1972年
- 1972年(昭和47年)2月29日18時23分頃、八丈島東方沖を震源とするマグニチュード7.0の地震が発生し、八丈島で震度5を観測したほか、北海道から近畿の広い範囲で揺れを感じた。 津波は東北から四国にかけて観測され、静岡県御前崎で高さ30cmを観測した。八丈島で崖崩れや落石の被害があったほか、水
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- ペルー・アンカシュ地震
- 1970年
- 1970年5月31日15時23分頃(現地時間)、ペルー沖の太平洋を震源とするマグニチュード7.7のアンカシュ地震が発生した。 震源から約130km離れたペルー最高峰のワスカラン山(6768m)周辺の集落でも地震の揺れによって家屋の全壊率が80%に達する大きな被害となったが、被害を大きくさせたのが地
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- 十勝沖地震
- 1968年
- 1968年(昭和43年)5月16日9時48分頃、青森県東方沖を震源とするマグニチュード7.9の地震が発生、災害名としては「十勝沖地震」と呼ばれる。 北海道、青森県、岩手県で震度5の揺れを観測し、東北地方や北海道の太平洋側に5m前後の津波が押し寄せた。三陸沿岸で浸水の被害が相次ぎ、52人が死亡、3
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- 日向灘地震
- 1968年
- 1968年(昭和43年)4月1日9時42分頃、日向灘を震源とするマグニチュード7.5の日向灘地震が発生し、高知県宿毛市と宮崎県延岡市で震度5を観測したほか、中部地方から西の広い範囲で揺れを感じた。 地震に伴って津波が発生し、四国では高さ3m以上に達した地点もあった。地震の被害は愛媛、高知、熊本、大
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- えびの地震
- 1968年
- 1968年(昭和43年)2月21日10時44分頃、宮崎・熊本・鹿児島の県境付近を震源とするマグニチュード6.1の地震が発生し、熊本県人吉市で震度5を観測した。この地震の2時間ほど前にマグニチュード5.7の前震、翌日にもマグニチュード5.6の余震があり、これら一連の地震を総称して「えびの地震」と呼ば
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- 松代群発地震
- 1965年
- 1965年(昭和40年)8月3日、長野県長野市松代で3回の微小地震を観測。以後、1967年(昭和42年)までの長期間にわたって群発地震が続いた。 当初は狭かった震源域は徐々に拡大し、最も活動が活発だった時期の1966年(昭和41年)4月5日17時51分には、群発地震で最大となる地震(マグニチュード
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- 新潟地震
- 1964年
- 1964年(昭和39年)6月16日13時2分頃、マグニチュード7.5の新潟地震が発生し、新潟県から東北南部にかけて震度5を観測した。この地震で、死者26人、負傷者447人、家屋損壊70,000棟以上の被害が発生した。 特に新潟市内で大きな被害となり、液状化現象による鉄筋コンクリート造のアパートの倒
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- 越前岬沖地震
- 1963年
- 1963年(昭和38年)3月27日6時34分頃、若狭湾を震源とするマグニチュード6.9の越前岬沖地震が発生し、福井県敦賀市と兵庫県豊岡市で震度5を観測したほか、関東甲信地方から九州北部地方までの広い範囲で揺れを感じた。最大の余震は同日15時49分頃に発生したマグニチュード5.2の地震で、福井県敦賀
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- 宮城県北部地震
- 1962年
- 1962年(昭和37年)4月30日11時26分頃、宮城県北部を震源とするマグニチュード6.5の宮城県北部地震が発生し、岩手県盛岡市・水沢市、宮城県仙台市・石巻市、山形県新庄市、福島県福島市で震度4を観測したほか、東北地方から関東甲信越地方にかけて揺れを感じた。 余震活動が活発で、有感地震は5月いっ
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- 北美濃地震
- 1961年
- 1961年(昭和36年)8月19日14時33分頃、石川、福井、岐阜の3県境付近でマグニチュード7.0の北美濃地震が発生し、福井市や名古屋市で震度4を観測したほか、関東地方から中国地方にかけて揺れを感じた。 震源が山間部であったことと活発な余震活動が続いたことから、地震の揺れに伴う山崩れや地すべり等
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- チリ地震津波
- 1960年
- 1960年(昭和35年)5月24日未明、日本の太平洋沿岸を突然大津波が襲った。これは、日本時間で前日の23日4時過ぎに発生した南米チリ沿岸を震源とするマグニチュード9.5の巨大地震に伴って生じた津波が、地震発生から約22時間をかけて日本の沿岸に到達したものであった。津波の高さは、三陸沿岸で5m超に
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- モロッコ・アガディール地震
- 1960年
- 1960年2月29日23時40分頃(現地時間)、モロッコ南西部のアガディール沿岸を震源とするマグニチュード5.9の地震が発生した。死者が13,000人以上、震源に近いアガディールの街が壊滅状態となるなどの被害が発生したほか、地震発生後に横ずれ断層が生成された。新期造山帯のアトラス山脈の西端に位置し
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- カムチャツカ地震
- 1952年
- 1952年11月5日3時58分頃(現地時間)、カムチャツカ半島の沖合を震源とするマグニチュード9.0のカムチャツカ地震が発生した。太平洋プレートと北米プレートの境界で発生した海溝型の巨大地震であり、余震域を含めた震源域は千島列島の沖合からカムチャツカ半島の沖合にかけての約600kmに及んだ。 この
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- 十勝沖地震
- 1952年
- 1952年(昭和27年)3月4日10時22分頃に十勝沖を震源とするマグニチュード8.2の地震が発生し、浦河町、帯広市、釧路市などで震度5を観測した。 地震の揺れによる被害は十勝・釧路地方の低湿地で、また、津波の被害は釧路・根室地方の沿岸部で大きく、津波の高さは厚岸町で6.5mに達し、死者・行方不明
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- 福井地震
- 1948年
- 1948年(昭和23年)6月28日16時13分頃、マグニチュード7.1の福井地震が発生した。内陸の活断層による地震であり、特に福井平野の被害が甚大で、家屋全壊率100%の集落が相次いだほか、福井市内は大火により焦土と化した。 死者は3,769人、負傷者は20,000人以上、被災家屋は50,000棟
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- 昭和南海地震
- 1946年
- 1946年(昭和21年)12月21日4時19分頃、和歌山県南方沖を震源とするマグニチュード8.0の昭和南海地震が発生し、東海・北陸地方から九州地方にかけての広い範囲で震度5の揺れを観測した。 津波が東海地方から九州地方にかけての沿岸に来襲し、三重県、徳島県、高知県では高さ4~6mに達したところもあ
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- アリューシャン地震
- 1946年
- 1946年(昭和21年)4月1日3時28分頃、モーメントマグニチュード8.1のアリューシャン地震が発生し、165人が死亡するなどアラスカとハワイを中心に津波による大きな被害を受けた。 これを契機に、アメリカ政府は1949年(昭和24年)に太平洋津波警報センター(PTWC)をハワイへ設置し、後に津波
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- 三河地震
- 1945年
- 1945年(昭和20年)1月13日3時38分頃、愛知県の三河湾を震源とするマグニチュード6.8の三河地震が発生した。揺れは東北地方から九州地方にかけての広い範囲で観測されており、最大震度は三重県津市の震度5だが、被害状況から震源周辺の蒲郡市など愛知県三河地方では震度7相当と考えられている。典型的な
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- 昭和東南海地震
- 1944年
- 1944年(昭和19年)12月7日13時35分頃、マグニチュード7.9の昭和東南海地震が発生、静岡県御前崎市と三重県津市で震度6を観測した。 三重県には最大8mの津波が襲来し、死者・行方不明者は1,223人、負傷者は2,864人に達し、被災家屋は95,000棟以上に及んだ。 太平洋戦争中であり報道
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- 鳥取地震
- 1943年
- 1943年(昭和18年)9月10日17時37分頃、鳥取平野を震源とするマグニチュード7.2の直下型地震である鳥取地震が発生し、この地震で鹿野断層・吉岡断層が地表に露出した。 鳥取市を中心に甚大な被害が発生、死者1,083人、負傷者3,259人、被災家屋は13,500棟以上にのぼったが、戦時中でもあ
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- 長野県北部・長沼地震
- 1941年
- 1941年(昭和16年)7月15日23時45分頃、長野県北部を震源とするマグニチュード6.1の長沼地震が発生し、長野市で震度6を観測した。 長野市の北東部の長沼地区などで家屋の倒壊などの被害が集中したことから、この地震は通称「長沼地震」と呼ばれている。また、千曲川沿いの集落では噴砂現象が発生し、井
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- 男鹿地震
- 1939年
- 1939年(昭和14年)5月1日14時58分頃、秋田県男鹿半島の沿岸を震源とするマグニチュード6.8の男鹿地震が発生し、秋田市で震度5の揺れを観測したほか、北日本・東日本の広い範囲で揺れを感じた。また、この地震の2分後にもマグニチュード6.7の最大余震が発生している。 震源の深さが2kmとごく浅く
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- 静岡地震
- 1935年
- 1935年(昭和10年)7月11日17時24分頃、静岡県中部を震源とするマグニチュード6.4の静岡地震が発生し、静岡市で震度6を観測したほか、関東地方から中国地方にかけて揺れを感じた。 震源に近い静岡市から清水市(現在の静岡市清水区)にかけてひろがる有度山(日本平)の山麓で特に建物被害が大きかった
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- 昭和三陸地震
- 1933年
- 1933年(昭和8年)2時30分頃に三陸沖を震源とするマグニチュード8.1の地震が発生、仙台市や岩手県宮古市で震度5を観測し、北海道から近畿地方にかけて揺れを感じた。地震発生30~50分後から三陸沿岸に津波が来襲し、岩手県大船渡市で28.7mに達した。 この地震による死者・行方不明者は3,064人
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- ニュージーランド・ホークスベイ地震
- 1931年
- 1931年2月3日10時47分頃、ニュージーランド北島中部のホークスベイ地域直下を震源とするマグニチュード7.8のホークスベイ地震が発生し、258人が死亡、負傷者は2,500人以上にのぼった。 ホークスベイ地域の中心都市であるネーピアは、海岸沿いの軟弱地盤の上に市街地が形成されていたことから地震の
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- 北伊豆地震
- 1930年
- 1930年(昭和5年)11月26日4時2分頃、静岡県伊豆地方を震源とするマグニチュード7.3の北伊豆地震が発生した。この地震で、静岡県三島市で震度6を観測したほか、東北地方から九州地方にかけての広い範囲で揺れを感じた。本震の前日から震度4の地震が2回観測されるなど前震活動も活発であった。 地震発生
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- 北丹後地震
- 1927年
- 1927年(昭和2年)3月7日18時27分頃、京都府北部・丹後半島の基部を震源とするマグニチュード7.3の北丹後地震が発生し、兵庫県豊岡市、京都府宮津市で震度6を観測した。活断層による地震で、直交する2本の断層(郷村断層、山田断層)が地表に出現した。 地震の揺れによる家屋倒壊などに加えて、地震の発
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- 北但馬地震
- 1925年
- 1925年(大正14年)5月23日11時9分頃、兵庫県北部の円山川河口付近を震源とするマグニチュード6.8の北但馬地震が発生し、兵庫県豊岡市で震度6を観測した。震源に近い兵庫県北部(但馬地方)を中心に被害が大きく、428人が死亡、家屋の全壊は1,295棟にのぼった。 また、地震の発生が昼食時に重な
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- 関東大震災
- 1923年
- 1923年(大正12年)9月1日11時58分頃、神奈川県西部から相模湾にかけてを震源とするマグニチュード7.9の関東大震災が発生した。 死者・行方不明者100,000人以上、全壊家屋100,000棟以上にのぼり、近代日本において首都圏を襲った最大規模の震災被害である。建物の倒壊に加え、地震発生が昼
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- 秋田仙北地震(強首地震)
- 1914年
- 1914年(大正3年)3月15日4時59分頃、秋田県内陸南部を震源とするマグニチュード7.1の秋田内陸地震(強首地震とも呼ばれる)が発生し、死者94人、負傷者324人、住家全壊640棟の被害が出た。 内陸直下型地震であり、被害は震央に近い雄物川沿いおよび横手盆地中央部で大きく、山地部では住宅の全壊
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- 喜界島地震
- 1911年
- 1911年(明治44年)6月15日23時26分頃、奄美諸島の喜界島近海を震源とするマグニチュード8.0の喜界島地震が発生した。この地域では観測史上最大規模の地震であり、揺れは東日本まで感じられた。 最近の調査で、喜界島では津波の高さが5~10m程度に達していたことが明らかになった。奄美諸島や沖縄本
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- イタリア・メッシーナ地震
- 1908年
- 1908年12月28日、イタリア南部のシチリア島近くのメッシーナ海峡付近を震源とするマグニチュード7.1のメッシーナ地震が発生し、約82,000人が死亡した。これは20世紀以降にヨーロッパで発生した地震としては最大の死者を出したものであり、死者数は100,000人以上とする説もある。 メッシーナ海
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- サンフランシスコ地震
- 1906年
- 1906年4月18日5時10分過ぎ、アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコ付近を震源とするマグニチュード7.8相当のサンフランシスコ地震が発生した。アメリカ西部に度々大きな被害をもたらしてきたサンアンドレアス断層の活動によるもので、多数の家屋が倒壊したのに加え、サンフランシスコ市内各所から火災
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- 芸予地震
- 1905年
- 1905年(明治38年)6月2日、安芸灘を震源とする推定マグニチュード7.2の芸予地震が発生し、広島・愛媛両県で震度6~5程度の揺れが観測された。 特に広島市、呉市、松山市周辺の埋立地で軟弱地盤による建物への被害が目立ったほか、水道管やレンガ造りの建物などの被害も多かった。この地震により11人が死
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- 陸羽地震
- 1896年
- 1896年(明治29年)8月31日17時6分頃、 秋田・岩手県境の奥羽山脈を震源とするマグニチュード7.2、最大震度6以上と推定される陸羽地震が発生した。 この地震で、死者209人、重軽傷者779人、家屋損壊5,000軒以上に至ったが、死者のうち秋田県内での被害者が205人を占めるなど被害は秋田県
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- 明治三陸地震
- 1896年
- 1896年(明治29年)6月15日19時32分頃、マグニチュード8.2の明治三陸地震が発生した。地震の揺れに伴う被害はなかったが、発生から約30分後に三陸沿岸に大津波が来襲した。 津波の高さは綾里(岩手県大船渡市)で38m超に達し、逃げ遅れた多くの住民が死亡した。死者は約22,000人に達し、特に
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- 庄内地震
- 1894年
- 1894年(明治27年)10月22日17時35分頃、山形県の庄内平野を震源とするマグニチュード7.0の庄内地震が発生した。 南北40kmにわたってのびる活断層の庄内平野東縁断層帯に関連した地震とされ、酒田市周辺など最上川下流部の平野部(庄内平野)での被害が大きく、死者726人、負傷者1,060人、
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- 明治東京地震
- 1894年
- 1894年(明治27年)6月20日、東京湾北部を震源とするマグニチュード7.0の明治東京地震が発生した。この地震では、被害状況等から東京湾沿いの特に下町低地で震度6相当の揺れが観測されたとみられている。 京浜地区で被害が多く、31人が死亡した。深川区(現在の江東区の一部)の東京紡績会社の工場でタン
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- 濃尾地震
- 1891年
- 1891年(明治24年)10月28日6時38分頃、岐阜県美濃地方を震源とするマグニチュード8.0の濃尾地震が発生した。国内観測史上最大の内陸直下型地震であり、根尾谷断層などが出現した。 死者は7273人、全壊家屋は140,000棟以上にのぼり、震源周辺では家屋全壊率100%の集落も多数あった。 震
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- 明治熊本地震
- 1889年
- 1889年(明治22年)7月28日、熊本市の西を震源とする推定マグニチュード6.3の明治熊本地震が発生した。この地震では、熊本城の石垣が大きく崩れるなど熊本市を中心に大きな被害が発生した。8月10日の余震でも熊本市で家屋倒壊により1人が死亡するなど、一連の地震で20人が死亡し、家屋の全半壊は474
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- 横浜地震
- 1880年
- 1880年(明治13年)2月22日0時50分頃、マグニチュード5.5~6.0程度と推定される横浜地震が発生した。 被害としては横浜で煙突の破損が多かったことと、家屋の壁が落ちた程度であったが、この地震を体感したお雇い外国人らを中心に強い衝撃を与え、これを契機に同年、日本地震学会が発足し、地震の観測
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- 安政5年4月洪水
- 1858年
- 安政5年4月26日(1858年6月8日)16時頃、富山県の常願寺川で大洪水が発生した。 この洪水をもたらした要因は同年2月26日(1858年4月9日)に発生したマグニチュード7級と言われる飛越地震である。跡津川断層の活動によるとされるこの地震で、常願寺川の上流にある立山カルデラは鳶山崩れ(大鳶崩れ
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- 飛越地震
- 1858年
- 安政5年2月26日(1858年4月9日)未明、越中・飛騨国境(現在の富山・岐阜県境)付近を震源とする推定マグニチュード7台の飛越地震が発生した。跡津川断層の活動による典型的な内陸直下型地震であり、古文書の記録から2つの地震が相次いで発生したとされている。 地震による死者は426人、負傷者は646人
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- 安政江戸地震
- 1855年
- 安政2年10月2日(1855年11月11日)22時頃、東京湾北部から現在の江東区辺りの陸域を震源とする安政江戸地震が発生した。地震の規模はマグニチュード7程度と推定されており、被害状況からみて山の手の台地では震度5相当、下町の低地では震度6弱~震度6強相当の揺れであったと考えられている。 被害は日
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- 安政東海地震・安政南海地震
- 1854年
- 嘉永7年・安政元年11月4日(1854年12月23日)午前9時頃、紀伊半島南東沖から駿河湾にかけてを震源とする安政東海地震が発生、その31時間後の11月5日午後4時頃、紀伊水道から四国沖を震源とする安政南海地震が発生した。ともにフィリピン海プレートとユーラシアプレートの境界で発生したマグニチュード
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- 嘉永小田原地震
- 1853年
- 嘉永6年2月2日(1853年3月11日)、神奈川県西部を震源とする推定マグニチュード6.7の嘉永小田原地震が発生した。被害状況からみると、震源に近い小田原城下(神奈川県小田原市)では震度6程度の揺れがあったとされる。この地震で、小田原城下を中心に、死者24人、倒壊家屋1,000棟以上の被害が発生し
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- 善光寺地震
- 1847年
- 弘化4年3月24日(1847年5月8日)22時頃、長野市の直下を震源とするマグニチュード7.4の善光寺地震が発生した。長野盆地西縁の活断層による内陸直下型地震とされており、東北地方から近畿地方にかけて揺れの記録がある。 長野盆地(善光寺平)一帯の被害が大きく、家屋倒壊や火災といった直接の被害のほか
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- 文政京都地震
- 1830年
- 江戸時代後期の文政13年7月2日(1830年8月19日)、現在の京都市から亀岡市をかけてを中心にした地域で推定マグニチュード6.5の文政京都地震が発生した。震源は亀岡盆地の東縁から京都盆地の西縁辺りとも言われているが諸説ある。 亀岡城下や嵯峨野周辺の大覚寺や仁和寺で建物の倒壊などの記録があるが、特
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- 三条地震
- 1828年
- 江戸時代後期の文政11年11月12日(1828年12月18日)8時頃、新潟県の越後平野を震源とする推定マグニチュード6.9の三条地震が発生した。この地震で、信濃川流域の現在の三条市や見附市、長岡市(もとの栃尾市や与板町)などで家屋の倒壊、山崩れ、地中からの水や砂の噴出、また市街地での火災などが相次
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- 象潟地震
- 1804年
- 文化元年6月4日(1804年7月10日)22時頃、秋田県の鳥海山麓を震源とする推定マグニチュード7.0の象潟地震が発生した。象潟は、この地震前は鳥海山の山体崩壊による堆積物によって浅い入江とその上に浮かぶ多数の小島によって構成されていたが、この地震で一帯は2m以上隆起し陸化した。 この地震による死
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- 八重山地震
- 1771年
- 明和8年3月10日(1771年4月24日)8時頃、推定マグニチュード7.4の地震が石垣島付近で発生し、宮古・八重山諸島を津波が襲った。当時の記録によると、約500km離れた沖縄本島でも地震による揺れを感じたと残されている。 宮古・八重山諸島に津波が押し寄せ、石垣島の南部や東部では高さ約30mにも達
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- ポルトガル・リスボン大地震
- 1755年
- 1755年11月1日9時20分頃(現地時間)、ポルトガルの西南西200kmの大西洋を震源とする、マグニチュード8.5~9.0相当といわれる巨大な地震が発生した。 大航海時代に隆盛を極めたポルトガルの首都・リスボンの被害が特に大きく、最大30mもの高さの津波や、6日間続いた火災の影響で、死者90,0
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- 宝永地震
- 1707年
- 宝永4年10月4日(1707年10月28日)14時頃、推定マグニチュード8.6の宝永地震が発生した。震源は遠州灘~四国沖とされ、東海地震と南海地震の連動型の地震とみられている。 被害は西日本・東日本の太平洋側一帯に広く及び、少なくとも死者20,000人、倒壊・流出家屋約80,000棟に達する甚大な
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- 元禄関東地震
- 1703年
- 江戸時代中期の元禄16年11月23日(1703年12月31日)2時頃、相模湾を震源とする推定マグニチュード8.2の元禄関東地震が発生した。相模トラフで発生した海溝型巨大地震とされ、1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災の一つ前の関東地震と位置付けられる。 推定震度は相模湾沿岸から南房
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- 越後高田地震
- 1666年
- 寛文5年12月27日(1666年2月1日)、推定マグニチュード6.4の越後高田地震が発生した。地震は越後高田の城下町(現在の新潟県上越市)を襲い、高田城の本丸、二の丸、三の丸が破損し、城下の侍屋敷約700軒や町家の大半が倒壊するなど、家屋の被害が多数発生した。 また、火災が発生し人々が逃げようと試
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- 慶長地震
- 1605年
- 慶長9年12月16日(1605年2月3日)、推定マグニチュード7.9の慶長地震が発生し、太平洋側の広い範囲に津波が到達した。地震の揺れによる被害の記録が少なく、数千人に及ぶ犠牲者のほとんどが津波によることから、「津波地震」とされる。 津波による被害記録は、千葉県犬吠埼から鹿児島県大隅半島にかけての
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- 慶長伏見地震
- 1596年
- 文禄5年閏7月13日(1596年9月5日)、慶長伏見地震が発生した。京都を中心とした畿内を震源とする内陸直下型地震で、推定でマグニチュード7.5以上の地震と考えられる。 この地震で伏見城天主が崩壊し、石垣も崩れ500人以上が圧死するなど、京全体で45,000人の死者が出たとも伝えられ、多数の被害が
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- 天正地震
- 1586年
- 天正13年11月29日(1586年1月18日)深夜、中部地方を震源とする巨大地震が発生した。震源は岐阜県の内陸部、伊勢湾、あるいはこの2か所が連動して発生など諸説あり、地震の規模もマグニチュード8.6程度と推定されるも謎の多い地震とされている。もし本州内陸部で発生したとすれば、1891年(明治24
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- 中国・華県地震
- 1556年
- 1556年1月23日、中国・西北部の陝西省の華山付近を震源とする推定マグニチュード8.0~8.3の華県地震(陝西華県地震)が発生した。当時の中国は明の時代であったが、現在の福建省などのある華南など、ほぼ全土で揺れを感じたと言われている。 深夜の地震かつ人口密集地での地震であったことから被害は甚大と
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- 明応地震
- 1498年
- 室町時代(戦国時代)の明応7年8月25日(1498年9月20日)8時00分頃、推定マグニチュード8.6の明応地震が発生した。複数の地震が相次いで発生したとされるが、被害の記録から、南海トラフを原因とする東海、東南海、南海の3つの地震がほぼ同時に起こる三連動地震とされている。 揺れの記録は会津から京
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- 永仁鎌倉地震
- 1293年
- 鎌倉時代の正応6年4月12日(1293年5月27日)、相模湾が震源とみられ、マグニチュード7程度と推定される永仁鎌倉地震が発生した。当時幕府があった鎌倉では、建長寺がほとんど炎上するなど寺院や民家に倒壊や火災などの被害があったとされる。死者は諸説あるが、数千~20,000人以上とも言われている。
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- 貞観地震
- 869年
- 平安時代の貞観11年5月26日(869年7月13日)、三陸沖を震源とする推定マグニチュード8.3の貞観地震が発生した。この地震で、津波が陸奥国府(現在の宮城県多賀城市)を襲い、城下だけでも1,000人が溺死したとされる。 ここ20年ほどの調査・研究により、仙台平野では当時の海岸線から3~4kmほど
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- 推古地震
- 599年
- 飛鳥時代の推古7年4月27日(599年5月28日)、推定マグニチュード7.0の推古地震が発生した。震源など詳しい地震の状況は不明であるが、『日本書紀』に家屋倒壊の記載があり、これが日本最古の地震による被害記録となっている。