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- ハワイ・マウイ島の山火事
- 2023年
- 2023年(令和5年)8月8日未明、アメリカ・ハワイ州のマウイ島西部で山火事が発生し、約9平方kmが焼損した。被害は沿岸の市街地にまでおよび、特に島の西部に位置する古都ラハイナでは2,200軒以上の建物が焼損する壊滅的な被害を受けた。 この火災で、約100人の死亡が確認され、ハワイ州での自然災害に
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- 米カリフォルニア州山火事
- 2018年
- 2018年(平成30年)11月8日、アメリカ・カリフォルニア州で大規模な山火事が相次いで発生した。このうち、同州北部ビュート郡で発生した山火事「キャンプ・ファイア」では、85人が死亡、200人以上が行方不明となったほか、約14,000棟の家屋が損壊、62,000haが焼失し、約25,000人が避難
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- 新潟県糸魚川市で大規模火災
- 2016年
- 2016年(平成28年)12月22日10時30分頃、JR糸魚川駅近くの飲食店から出火、強い南風にあおられて市街地の複数の住宅に飛び火して市街地の広範囲が焼失した。消火活動中の消防隊員など約10人が負傷、焼失家屋は約150軒にのぼり、平成に入ってからは最悪の火災被害となった。
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- オーストラリア・大規模森林火災
- 2009年
- 2009年2月7日午後、オーストラリア南東部のビクトリア州で大規模な森林火災が発生した。この日、州都メルボルンでは最高気温46.5℃を観測するなど記録的な猛暑となっていたが、この熱波によってメルボルンの北方の森林地帯の複数地点から同時多発的に火災が発生、集落に延焼した。 死者は200人前後に達し、
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- 山形・酒田大火
- 1976年
- 1976年(昭和51年)10月29日、山形県酒田市で酒田大火が発生した。17時40分頃、繁華街の映画館で発生した火災は、発達した低気圧による西寄りの強風も加わり市街地に延焼し、地上6階建ての大沼デパートも焼失した。翌30日になって、みぞれ混じりの雨によって火勢が弱まり30日5時に鎮火した。この火災
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- 三沢大火
- 1966年
- 1966年(昭和41年)1月11日14時14分頃、青森県三沢市で三沢大火が発生した。火元は市内中心部の繁華街の一角で、最大瞬間風速26m/sの西寄りの強風にあおられて延焼が拡大し、発生から約5時間40分後の同日19時55分頃に鎮火した。 この火災で、市内中心部の住宅や商店など450棟が焼損し、13
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- 伊豆大島・元町大火
- 1965年
- 1965年(昭和40年)1月11日23時10分頃、役場などがある東京都の伊豆大島最大の集落である元町地区で火災が発生した。火災は、最大瞬間風速36.2m/sの強風下で延焼拡大し、翌12日7時前までに鎮火した。 この火災で、東京都大島支庁や図書館、郵便局などの公共施設を含む家屋合わせて584棟が焼失
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- 三陸大火
- 1961年
- 1961年(昭和36年)5月29日13時39分頃に岩手県の三陸沿岸の山間部で火災が発生した。火災の発端は焚火の不始末や材木が炭小屋の窯に倒れるなどしたことであり、14カ所から相次いで出火、西寄りの強風に煽られ飛び火しながら岩手県沿岸部の集落に達した。 この後、4日間にわたって燃え広がり、40,00
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- 魚津大火
- 1956年
- 1956年(昭和31年)9月10日19時45分頃、富山県魚津市で「魚津大火」と呼ばれる大規模な火災が発生した。火元は、富山地方鉄道の電鉄魚津駅西側にある住宅や商店などが密集する地域の一角にあった納屋であり、折しも台風12号が日本海を通過している中、フェーン現象による強風にあおられ火勢が拡大し、市街
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- 大館大火
- 1956年
- 1956年(昭和31年)8月18日23時45分頃、秋田県大館市で「大館大火」と呼ばれる大規模な火災が発生した。出火元は東大館駅前の旅館で、台風9号通過後のフェーン現象による強風にあおられて燃え広がり、中心市街地の大町一帯が消失した。この火災で、16人が負傷し、焼失家屋は650棟にのぼった。 大館市
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- 低気圧発達 全国荒天
- 1956年
- 1956年(昭和31年)4月16日から18日にかけて、日本海を発達しながら東寄りに進んだ低気圧に向かって南から暖かい空気が流れ込み、全国的に気温が上昇するとともに、東日本から北日本にかけて最大瞬間風速30m/s前後の南寄りの強風が吹き、空気は乾燥した。 関東・東北地方では所によって大火が発生、福島
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- 昭和新潟大火
- 1955年
- 1955年(昭和30年)10月1日2時50分頃、新潟市内医学町通の新潟県庁第三分館から出火。火は瞬間最大風速33mの強風に煽られ市街地中心部へ延焼し、繁華街の古町一帯に至った。フェーン現象による連日の乾燥に加え、佐渡沖を通過直後の台風22号による強風が被害を拡大させた。密集する市街地において耐火建
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- 洞爺丸台風
- 1954年
- 1954年(昭和29年)9月26日2時、後に「洞爺丸台風」呼ばれる台風15号が鹿児島県大隅半島に上陸した。台風は九州を縦断後に日本海へ進み、時速100kmの猛スピードで発達しながら北上した。 この台風に伴う暴風や波浪で青函連絡船は5隻が遭難、うち「洞爺丸」(乗員乗客1,314人)は函館港内で転覆・
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- 鳥取大火
- 1952年
- 1952年(昭和27年)4月17日14時55分頃、鳥取市内の市営の温泉場付近から出火した火災は、フェーン現象による熱風により瞬く間に市中心部に飛び火し、半日後の翌18日4時頃に鎮火した。当時の人口の約3分の1に当たる20,000人以上が罹災し、2人が死亡、焼失家屋は5,000棟以上に達した。 鳥取
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- 能代大火
- 1949年
- 1949年(昭和24年)2月20日0時35分頃、秋田県能代市浜通町で火災が発生し、市街地の多くが消失、この大火は「能代大火」と呼ばれている。 ストーブの残火の不始末が原因で、前日夕方から強く吹いていた西風の影響で火の手が広がり、7時間以上燃え続けた。住宅街、官公庁、商店、木材工場など、当時の能代の
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- 飯田大火
- 1947年
- 1947年(昭和22年)4月20日11時48分頃、長野県飯田市で飯田大火が発生した。市街地の一角で発生した火災は強風と乾燥した空気により燃え広がり、焼損面積は市街地の4分の3に相当する600,000平方メートルに及ぶ大火となった。この火災で3人が死亡・行方不明となり、焼損家屋は4,000棟以上にの
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- 静岡大火
- 1940年
- 1940年(昭和15年)1月15日12時8分頃、静岡市中心部の民家から火災が発生した。乾燥と折からの強風にあおられ飛び火し、十数か所で火の手があがり、その後15時間にわたり市内中心部を焼き尽くした。 焼失家屋は5,000棟以上にのぼり、2人が死亡、770人以上が負傷した。
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- 函館大火
- 1934年
- 1934年(昭和9年)3月21日18時53分頃、北海道函館市で「函館大火」と呼ばれる大規模な火災が発生した。火災の発端は、函館市の南端にあった家の屋根が強風で飛び、炉の火が巻き上げられ出火したもので、その後、強風の影響も相まって市内22カ所に飛び火し、最終的には焼損家屋10,000棟以上、市内の3
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- 茨城・石岡大火
- 1929年
- 1929年(昭和4年)3月14日13時23分頃、茨城県石岡市の中心部である、中町より出火した。強風やガソリンタンクが誘爆した影響もあり、中町・守横町が全焼し、金丸町・富田町・守木町・守横町・貝地町・木之地の一部地域も燃え、合計約2,000棟が全焼、被災者約3,000人の被害が出た。 この大火は「石
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- サンフランシスコ地震
- 1906年
- 1906年4月18日5時10分過ぎ、アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコ付近を震源とするマグニチュード7.8相当のサンフランシスコ地震が発生した。アメリカ西部に度々大きな被害をもたらしてきたサンアンドレアス断層の活動によるもので、多数の家屋が倒壊したのに加え、サンフランシスコ市内各所から火災
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- アメリカ・ボルチモア大火
- 1904年
- 1904年(明治37年)2月7日10時23分頃、アメリカ東部ボルチモアの市街地で火災が発生した。ワシントンやニューヨークなど近隣の大都市から消防隊が駆けつけるも消火は難航し、36時間にわたって延焼、1,500棟以上の家屋が焼失した。 ホースの規格が都市ごとに異なり、応援に来た消防隊がホースと消火栓
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- 川越大火
- 1893年
- 1893年(明治26年)3月17日20時15分頃、埼玉県川越市の中心部で川越大火と呼ばれる大きな火災が発生した。乾燥と折からの強風により瞬く間に延焼地域が拡大し、消防設備が整備されていなかったこともあり、12時間にわたり燃え続けた。 当時の川越市の全戸数3,315戸のうち、1,302戸を焼失、川越
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- 江戸・文化の大火
- 1806年
- 文化3年3月4日(1806年4月22日)、江戸三大大火の一つとされる文化の大火が発生した。火災の原因は不明だが、火災は同日10時頃、芝車町(現在の港区高輪2丁目)の材木座付近で発生した。火災は折からの南風にあおられて北上し、日本橋、京橋、神田、浅草方面まで延焼拡大した。 翌日の降雨でようやく鎮火し
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- 江戸・明和の大火
- 1772年
- 明和9年2月29日(1772年4月1日)、江戸三大大火の一つと言われる明和の大火が発生した。火元は現在のJR目黒駅近くの行人坂にある大円寺で、強風にあおられ3日間にわたり江戸市中に類焼した。この火災による死者は、14,700人と伝えられている。 火事の原因は、火元となった寺の僧侶が盗みのために庫裡
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- ポルトガル・リスボン大地震
- 1755年
- 1755年11月1日9時20分頃(現地時間)、ポルトガルの西南西200kmの大西洋を震源とする、マグニチュード8.5~9.0相当といわれる巨大な地震が発生した。 大航海時代に隆盛を極めたポルトガルの首都・リスボンの被害が特に大きく、最大30mもの高さの津波や、6日間続いた火災の影響で、死者90,0
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- 京都・宝永大火
- 1708年
- 宝永5年3月8日(1708年4月28日)未明、京都で宝永の大火が発生した。この火災で、禁裏御所をはじめとする中心部の広範囲に及ぶ14,000棟以上の家屋が焼失した。 復興にあたっては、防火能力を高めるべく御所周辺の公家町を拡張、これに伴い町屋や寺院群をこれまで農地が広がっていた鴨川の東岸に移転させ
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- 天和の大火
- 1683年
- 天和2年12月28日(1683年1月25日)、江戸駒込(現在の東京都文京区向ケ丘)の大円寺から出火した。この火災は、141の大名・旗本屋敷、95の寺社が焼損するなどの被害により、「天和の大火」と呼ばれ、江戸の十大火事の一つとされる。「延長十三里あまり」(現在の距離で約50km)を焼いたとの記録も残
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- 明暦の大火
- 1657年
- 明暦3年1月18日~20日(1657年3月2日~4日)、江戸で日本最大の火災とされる明暦の大火が発生し、江戸市街地の6割が焼失した。最初の火災は1月18日午後2時頃、本郷丸山(現在の文京区西片2丁目)の本妙寺で発生し、北西~西寄りの強風にあおられ次々と飛び火、下町一帯へ燃え広がった。特に霊巌寺では