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- 福徳岡ノ場の噴火による軽石被害
- 2021年
- 2021年8月13日、東京湾から約1,300キロ南方の小笠原諸島にある海底火山「福徳岡ノ場」で噴火が発生し、噴出した軽石が約2カ月かけて沖縄や太平洋沿岸の各地に漂流した。軽石は海面付近を漂い、漁業や観光業に深刻な被害を与えた。 産業技術総合研究所によると、気象衛星の映像から同日5時57分頃から噴火
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- 平成30年台風24号
- 2018年
- 2018年(平成30年)9月21日、マリアナ諸島近海で発生した台風24号は、28日から30日にかけて非常に強い勢力で沖縄地方に接近した。30日20時頃には和歌山県田辺市付近に上陸後、東日本から北日本にかけて日本列島を縦断した。 この台風では、南西諸島や西日本、東日本を中心に各地でこれまでの記録を更
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- 2017年台風18号
- 2017年
- 2017年(平成29年)9月9日、マリアナ諸島で発生した台風18号は、発達しながら北上を続け非常に強い勢力で13日に宮古島付近を北上した後、17日11時30分頃、鹿児島県南九州市付近に上陸した。その後は高知県に再上陸し四国を通り、17日夜には兵庫県明石市付近に再上陸、近畿・東海・北陸地方を進んで新
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- 台風並に発達した低気圧による暴風被害
- 2012年
- 2012年(平成24年)4月3日、24時間で中心気圧が42hPaも低下するという極めて稀な発達を見せた低気圧が日本列島を通過した。この低気圧の通過に伴う暴風で、全国で4人が死亡、約500人が負傷したほか、広範囲で停電が発生し、交通機関も大幅に乱れた。 この暴風では、気象庁から事前に外出を控えるよう
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- 平成15年台風14号
- 2003年
- 2003年(平成15年)9月10日から14日にかけて台風14号が日本列島に接近した。 マリアナ諸島で発生した台風14号は発達しながら北西に進み、中心気圧910hPa、最大瞬間風速55m/sの猛烈な強さとなって11日明け方に宮古島付近を通過し、その後は東シナ海から日本海へ進んだ。 宮古島は過去にも度
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- 第3宮古島台風
- 1968年
- 1968年(昭和43年)9月22日から25日にかけて、後に「第3宮古島台風」と命名された台風16号が南西諸島から九州地方に接近した。 9月18日に沖ノ鳥島の南南東の海上で発生した台風は発達しながら北上し、22日夜半頃宮古島付近を通過、その後は南西諸島沿いを北上して24日23時過ぎに鹿児島県串木野市
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- 第2宮古島台風
- 1966年
- 1966年(昭和41年)9月5日、「第2宮古島台風」と命名された台風18号が宮古島を通過した。8月31日にグアム島の西の海上で発生した台風は、発達しながら北西へ進み、9月5日9時頃、宮古島に最も接近した。 宮古島付近を台風がゆっくり進んだことと台風の発達のピークが重なったため、宮古島では長時間にわ
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- 宮古島台風
- 1959年
- 1959年(昭和34年)9月15日、後に「宮古島台風」と呼ばれるようになった台風14号が沖縄県(当時はアメリカ施政下)の宮古島を通過した。 9月12日にグアム島付近で発生した台風は、15日夜に非常に強い勢力で宮古島を通過し、その後東シナ海から対馬海峡を通過して日本海に進んだ。この台風の通過時に宮古
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- 台風3号、鹿児島県大隅半島上陸
- 1956年
- 1956年(昭和31年)4月25日7時30分頃、台風3号が鹿児島県大隅半島南部に上陸した。4月16日に日本のはるか南のカロリン諸島で発生した台風3号は、西寄りに進んでフィリピン・ルソン島に上陸後、南シナ海で進路を北寄りに変え、南西諸島沿いに北上し、鹿児島県に上陸している。 これが台風の統計資料が残
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- 低気圧急発達「メイストーム」
- 1954年
- 1954年(昭和29年)5月9日、低気圧が急速に発達しながら日本海西部から北海道東方海上へと進み、翌10日にかけて広い範囲で大荒れの天気になった。暴風や高波により漁船の沈没や消息不明などの海難事故が多発し、死者・行方不明者は約400人に達した。 この荒天が「メイストーム」(5月の嵐)の語源となった
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- 西表島北北東海底火山大噴火
- 1924年
- 1924年(大正13年)10月31日、沖縄県の西表島北北東海底火山で大噴火が発生した。噴火地点は西表島の北北東約50km沖で、この日突如として大規模な海底噴火が発生した。噴火の直後から大量の軽石が付近の海面を漂流し、西表島では港が埋まるほどの量となった。軽石は翌年にかけて黒潮などの海流に乗って北海
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- 喜界島地震
- 1911年
- 1911年(明治44年)6月15日23時26分頃、奄美諸島の喜界島近海を震源とするマグニチュード8.0の喜界島地震が発生した。この地域では観測史上最大規模の地震であり、揺れは東日本まで感じられた。 最近の調査で、喜界島では津波の高さが5~10m程度に達していたことが明らかになった。奄美諸島や沖縄本
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- 八重山地震
- 1771年
- 明和8年3月10日(1771年4月24日)8時頃、推定マグニチュード7.4の地震が石垣島付近で発生し、宮古・八重山諸島を津波が襲った。当時の記録によると、約500km離れた沖縄本島でも地震による揺れを感じたと残されている。 宮古・八重山諸島に津波が押し寄せ、石垣島の南部や東部では高さ約30mにも達