宮古島台風

 1959年(昭和34年)9月15日、後に「宮古島台風」と呼ばれるようになった台風14号が沖縄県(当時はアメリカ施政下)の宮古島を通過した。

 9月12日にグアム島付近で発生した台風は、15日夜に非常に強い勢力で宮古島を通過し、その後東シナ海から対馬海峡を通過して日本海に進んだ。この台風の通過時に宮古島では908.1hPaという記録的な最低気圧を記録し、最大瞬間風速64.8m/sを観測した。

 この台風で、宮古島では島の7割にあたる16,000棟の住家が損壊した。また、長崎県や遠く北海道でも波浪や高潮による浸水害が発生するなど、全国で死者・行方不明99人、浸水家屋14,360棟の被害となった。

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明治5年12月2日(1872年12月31日)以前の災害は旧暦で記載しています。

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