-
- 令和4年福島県沖地震
- 2022年
- 2022年(令和4年)3月16日23時36分頃、福島県沖を震源とするマグニチュード7.4の地震が発生し、宮城県と福島県で震度6強の揺れを観測した。この地震に伴い、宮城県と福島県の沿岸部に津波注意報が一時発表された。この地震で4人が死亡、248人が負傷した。 交通機関にも大きな被害が生じた。なかでも
-
- トンガ沖海底火山噴火
- 2022年
- 2022年1月15日13時頃(日本時間、以下同様)、南太平洋トンガ諸島のフンガ・トンガ-フンガ・ハアパイ火山で大規模な噴火が発生した。この噴火に伴い、日本では、津波の伝播速度から予想される到達時刻より数時間早く、潮位変化が観測された。気象庁は当初、「津波被害の心配はない」と発表したが、日本の沿岸で
-
- 8月の停滞前線による大雨
- 2021年
- 2021年(令和3年)8月11日から19日にかけて、日本付近に停滞した前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んで前線の活動が活発になり、西日本から東日本の広い範囲で大雨となった。8月としては異例の長雨となり、期間中の総降水量は多いところで1,200ミリを超え、全国68地点で72時間雨量が観測史上1
-
- 冬型の気圧配置による大雪
- 2020年
- 2020年(令和2年)12月14日から21日にかけて、強い冬型の気圧配置が続き、北日本から西日本の日本海側を中心に大雪となった。期間中の降雪量は群馬県みなかみ町藤原で291cmとなり、藤原では48時間と72時間の降雪量が歴代全国1位を更新する記録的な値となった。大雪の影響で、新潟や群馬の関越自動車
-
- 令和2年7月豪雨
- 2020年
- 2020年(令和2年)7月3日から31日にかけて、日本付近に停滞した前線の影響で、暖かく湿った空気が継続して流れ込み、西日本から東日本、東北地方の各地で大雨となった。特に、熊本県では球磨川の氾濫や土砂崩れが多発し、65人が死亡、2人が行方不明となり、死者は全国で84人に上った。全半壊6,125棟を
-
- 令和元年台風21号
- 2019年
- 2019年(令和元年)10月19日、トラック諸島近海で発生した台風21号は、24日から26日にかけて日本の東を北上した。 台風は太平洋上を進み、直接日本列島に上陸こそしなかったものの、台風から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となり、関東地方と東北地方の太平洋側で大雨となった。特に千葉
-
- 令和元年台風19号
- 2019年
- 2019年(令和元年)10月12日19時頃、台風19号が大型の強い勢力で伊豆半島に上陸し、翌13日にかけて関東地方と東北地方を進み三陸沖に抜けた。台風本体の雨雲や台風周辺の湿った空気の影響で、東日本と東北地方を中心に広い範囲で記録的な大雨や暴風をもたらした。 降り始めの10日から台風が通過した13
-
- 令和元年台風15号
- 2019年
- 2019年(令和元年)9月9日5時前、強い勢力の台風15号が千葉市付近に上陸し、関東地方を北上した。この台風は大きさとしては比較的コンパクトではあったものの、関東地方に接近する直前で勢力を強め、一時は「非常に強い勢力」となった。このため、関東に上陸した台風の中では最強クラスとされ、関東地方南部では
-
- 平成30年台風24号
- 2018年
- 2018年(平成30年)9月21日、マリアナ諸島近海で発生した台風24号は、28日から30日にかけて非常に強い勢力で沖縄地方に接近した。30日20時頃には和歌山県田辺市付近に上陸後、東日本から北日本にかけて日本列島を縦断した。 この台風では、南西諸島や西日本、東日本を中心に各地でこれまでの記録を更
-
- 草津白根山(本白根山)噴火
- 2018年
- 2018年(平成30年)1月23日10時2分頃、群馬県の草津白根山の本白根山で噴火が発生した。草津白根山は複数の火山から構成されており、これまで湯釜やその周辺での噴火が知られていたが、本白根山では火口の地形は残るものの、記録に残る明確な噴火の記録はなかった。 本白根山では山頂近くにも草津国際スキー
-
- 2017年台風21号
- 2017年
- 2017年(平成29年)10月23日3時頃、台風21号が静岡県掛川市付近に上陸した(上陸場所は、当初の「静岡県御前崎市付近」から後日、気象庁により修正発表)。上陸の際、強風域の半径は850kmの「超大型」となり、記録が残る1991年以降では初めて「超大型」での上陸台風となった。上陸後は、静岡県から
-
- 栃木県那須町で大規模雪崩
- 2017年
- 2017年(平成29年)3月27日8時30分頃、栃木県那須町の那須温泉ファミリースキー場近くで、「春山安全登山講習会」を行っていた栃木県内の複数の高校の生徒や教員から成るグループが雪崩に巻き込まれ、8人が死亡、40人が負傷した。 事故当時は、本州の南海上と伊豆諸島付近を進んだ低気圧に向かって寒気が
-
- 平成27年関東・東北豪雨、鬼怒川決壊
- 2015年
- 2015年(平成27年)9月7日から11日にかけて、台風18号から変わった低気圧の影響で関東・東北地方で、所によって5日間の総雨量が600mmを超える記録的大雨となり大きな被害が発生、「平成27年9月関東・東北豪雨」と命名された。 このうち、10日は朝までに栃木県と茨城県に大雨特別警報が発表され、
-
- 箱根山噴火
- 2015年
- 2015年(平成27年)6月30日、火山活動が活発化し立ち入りが規制されていた神奈川県・箱根山の大涌谷でこの日降灰が確認され、気象庁は、前日の29日から大涌谷の噴気地帯で噴火が発生していたとして噴火警戒レベル3(入山規制)に引上げられた。箱根山での噴火は鎌倉時代の12世紀後半~13世紀頃以来である
-
- 小笠原諸島西方沖の地震
- 2015年
- 2015年(平成27年)5月30日20時23分頃、小笠原諸島西方沖を震源とするマグニチュード8.1の地震が発生し、小笠原諸島などで震度5強を観測した。この地震は震源の深さが682kmと観測史上最深レベルの深さであったことが特徴で、揺れの範囲が広く、観測史上初となる全都道府県での有感となった。 大き
-
- 太平洋側で記録的大雪
- 2014年
- 2014年(平成26年)2月14日から16日にかけて、本州南岸を発達しながら進んだ低気圧の影響で、西日本から北日本にかけての太平洋側の広い範囲で大雪となった。特に関東甲信地方の内陸部では記録的な大雪となり、最深積雪は山梨県甲府市で114cm、群馬県前橋市で73cm、埼玉県熊谷市で62cmなどこれま
-
- 平成25年台風26号・伊豆大島土砂災害
- 2013年
- 2013年(平成25年)10月16日未明から明け方にかけて、大型で強い勢力の台風26号が伊豆諸島から房総半島沖を通過した。 台風の発達した雨雲がかかった伊豆大島では、1時間雨量122.5mm、24時間雨量824mmの記録的な大雨を観測し、島の最大の集落である元町集落周辺で土石流が発生、大島町だけで
-
- 平成25年台風18号・初の特別警報発表
- 2013年
- 2013年(平成25年)9月15日から16日にかけて大型の台風18号が東日本・北日本を通過した。台風18号は、9月16日8時前に暴風域を伴って愛知県豊橋市付近に上陸し、速度を上げて東海、関東甲信、東北地方を北東に進み、同日21時に北海道の東で温帯低気圧に変わった。 台風の接近・通過に伴い台風周辺の
-
- 京急本線土砂崩れ脱線事故
- 2012年
- 2012年(平成24年)9月24日23時58分頃、神奈川県横須賀市の京急本線・追浜~京急田浦駅間で、走行中の下り特急列車が大雨で崩れた土砂に乗り上げ8両編成のうち3両が脱線、乗客55人が負傷し、復旧までに2日以上を要した。 京浜急行では、1997年(平成9年)4月にも同じ横須賀市内で同様の事故が発
-
- 大気不安定、茨城県で竜巻による死者
- 2012年
- 2012年(平成24年)5月6日午後、上空に流れ込んだ強い寒気の影響で大気の状態が非常に不安定となった関東地方で相次いで竜巻が発生した。 特に、茨城県つくば市から常総市にかけては、竜巻の規模を示す藤田スケールでF3(当時)の大規模な竜巻が通過、倒壊家屋の下敷きとなった男子中学生が死亡した。また、埼
-
- 台風並に発達した低気圧による暴風被害
- 2012年
- 2012年(平成24年)4月3日、24時間で中心気圧が42hPaも低下するという極めて稀な発達を見せた低気圧が日本列島を通過した。この低気圧の通過に伴う暴風で、全国で4人が死亡、約500人が負傷したほか、広範囲で停電が発生し、交通機関も大幅に乱れた。 この暴風では、気象庁から事前に外出を控えるよう
-
- 平成23年台風15号
- 2011年
- 2011年(平成23年)9月21日14時頃、台風15号が強い勢力で静岡県浜松市付近に上陸し、夕方から夜遅くにかけて関東・東北地方を進み、太平洋へ抜けた。 台風が南大東島近海で停滞し、本州への湿った空気の流れ込みが長時間続いたこととと、台風が上陸後も強い勢力を保ったことにより、西日本から北日本のかけ
-
- 東日本大震災
- 2011年
- 2011年(平成23年)3月11日14時46分頃、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の海溝型の巨大地震である東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生した。地震の規模としては、明治以降の国内で発生した地震としては観測史上最大規模の地震となった。地震による断層の破壊は岩手県沖から茨城県沖までの約
-
- チリ地震津波
- 2010年
- 2010年(平成22年)2月28日、前日の南米チリでのマグニチュード8.8の巨大地震に伴い発生した津波が太平洋を越えて日本列島に到達した。気象庁は28日9時33分に青森県太平洋沿岸、岩手県、宮城県沿岸に大津波警報、このほか太平洋沿岸を中心に広い範囲に津波警報・注意報を発表した。 高知県須崎港の1m
-
- 平成20年8月末豪雨
- 2008年
- 2008年(平成20年)8月26日から31日にかけて、本州付近に停滞した前線に向かって湿った空気の流れ込みが強まり、西日本から北日本にかけて所によって記録的な大雨となり、気象庁はこの大雨を「平成20年8月末豪雨」と命名した。 1時間降水量は愛知県岡崎市で146.5mm、千葉県我孫子市で105.0m
-
- 千島列島東方沖の地震
- 2007年
- 2007年(平成19年)1月13日13時23分頃、千島列島東方(シムシル島東方沖)を震源とするマグニチュード8.2の地震が発生し、北海道・東北で最大震度3を観測したほか、中国地方から東の広い範囲で揺れを感じた。 この地震で、気象庁は北海道太平洋沿岸東部とオホーツク海沿岸に津波警報、東北~紀伊半島沿
-
- 千島列島沖地震
- 2006年
- 2006年(平成18年)11月15日20時14分頃、千島列島東方(シムシル島東方沖)を震源とするマグニチュード7.9の地震が発生した。 地震に伴う揺れは北海道・東北地方で最大震度2であったが、気象庁は北海道の太平洋沿岸東部とオホーツク海沿岸に津波警報、その他の北海道と東北から静岡県にかけての太平洋
-
- 南関東局地豪雨
- 2005年
- 2005年(平成17年)9月4日から翌5日にかけて、東京都23区西部を中心に「南関東局地豪雨」や「杉並豪雨」とも呼ばれる局地的な豪雨が発生した。 西日本通過中の台風14号により、関東地方でも大気の状態が不安定となり、神田川とその支流流域で4日夜から翌5日未明にかけて局地的豪雨となった。杉並区下井草
-
- 千葉県北西部の地震
- 2005年
- 2005年(平成17年)7月23日16時35分頃、千葉県北西部を震源とするマグニチュード6.0の地震が発生し、東京都足立区で震度5強を観測した。東京23区で震度5以上が観測されたのは1992年(平成4年)以来13年ぶりであった。 この地震で38人が負傷したほか、エレベータでの閉じ込めが多発、また、
-
- 平成16年台風22号
- 2004年
- 2004年(平成16年)10月9日16時00分頃、台風22号が伊豆半島に上陸し、関東地方を縦断した。フィリピンの東海上で発生した台風22号は、発達しながら速度を上げて伊豆半島から関東地方を通過した。 石廊崎で最大瞬間風速67.6m/sを観測するなど台風周辺では猛烈な風が吹き、横浜市では突風により駐
-
- 紀伊半島南東沖・東海道沖地震
- 2004年
- 2004年(平成16年)9月5日夜、三重県南東沖(当時の気象庁の地域区分では紀伊半島南東沖および東海道沖)を震源とするマグニチュード7以上の地震が2回発生した。最初の地震は19時7分頃に発生したマグニチュード7.1の地震で、和歌山県新宮市と奈良県下北山村で震度5弱を観測した。2回目の地震は23時5
-
- 玄倉川水難事故
- 1999年
- 1999年(平成11年)8月14日11時38分頃、神奈川県山北町の酒匂川上流の玄倉川で、大雨に伴う上流のダム放水により川が急激に増水し、キャンプ客が中州で孤立した。救助活動も行われていたが、その後キャンプ客は増水した川に流され、13人が死亡、5人が負傷した。 気象庁が翌年から台風や熱帯低気圧の勢力
-
- 北関東・南東北豪雨
- 1998年
- 1998年(平成10年)8月27日、全国的な天候不順が続く中、前日から降り続いた雨が栃木と福島の県境付近で記録的な豪雨となり、那珂川・阿武隈川流域では下流の茨城県にも及ぶ洪水災害が発生した。 各地で土砂災害が発生し、福島県西郷村の救護施設では建物内に土砂が流れ込み5人が死亡するなど、死者・行方不明
-
- 京急本線で土砂崩れによる脱線事故
- 1997年
- 1997年(平成9年)4月7日午後、神奈川県横須賀市の京急本線・京急田浦~安針塚駅間で、大雨で崩れた斜面に普通列車が乗り上げ4両編成のうち3両が脱線し、19人が負傷した。 事故後にこの区間を含む5区間を運転規制対象区間に設定したが、2012年(平成24年)には同じ横須賀市内で再び同様の事故が発生し
-
- 北海道東方沖地震
- 1994年
- 1994年(平成6年)10月4日22時23分頃、北海道東方沖でM8.1の地震が発生し、釧路市と厚岸町で震度6を観測した。札幌管区気象台は22時28分に津波警報を発表し、根室市花咲港の173cm、釧路の97cmをはじめ、小笠原諸島の父島でも81cmの津波を観測するなど、北海道の太平洋沿岸及びオホーツ
-
- 川崎市高津区で土砂災害
- 1989年
- 1989年(平成元年)8月1日3時15分頃、神奈川県川崎市高津区の住宅地で、集中豪雨による土砂崩れが発生し、住民3人が生き埋めとなった。川崎市消防局のレスキュー隊が出動して救助活動にあたっていたところ再度土砂崩れが発生、消防士3人が犠牲となり、被災者は合せて死者6人、負傷者12人となった。 急速に
-
- 関東甲信4月の大雪
- 1988年
- 1988年(昭和63年)4月8日、南岸低気圧と強い寒気の影響で、関東甲信地方では前日からの雨が雪に変わり、季節外れの大雪となった。東京都心では4月としては歴代2位となる積雪9cmを記録したほか、秩父で19cm、横浜で7cmを観測した。 この大雪で、埼玉県で1人が死亡、東京都や神奈川県などで60人以
-
- 千葉県東方沖地震
- 1987年
- 1987年(昭和62年)12月17日11時8分頃、千葉県東方沖を震源とするマグニチュード6.7の地震が発生し、千葉県千葉市、勝浦市、銚子市で震度5を観測した。 千葉県を中心に関東南部の広範囲で家屋損壊などの被害多数、2人が死亡、146人が負傷し、60,000棟の家屋が被災した。特に、埋立地や河川沿
-
- 伊豆大島三原山大噴火 全島民が島外避難
- 1986年
- 1986年(昭和61年)11月21日16時15分頃、伊豆大島の三原山で大噴火が発生した。 三原山では既に11月15日から山頂火口で噴火が発生していたが、この日の夕方からは山腹での大規模な割れ目噴火に様相が変わった。山腹に開いた多数の噴火口から溶岩が流出し、一部の溶岩流は島の中心集落の元町地区の背後
-
- 昭和61年台風10号
- 1986年
- 1986年(昭和61年)8月5日から6日にかけて、台風10号から変わった温帯低気圧が房総半島を通過した。低気圧の動きがゆっくりだったことから、湿った空気が長時間にわたって流れ込み続け、茨城県、栃木県、福島県、宮城県を中心に2日間の降水量が所によって400mmを超える記録的な大雨となり、各地で河川の
-
- 関東地方で春の大雪
- 1986年
- 1986年(昭和61年)3月23日、南岸低気圧の通過により、関東地方で大雪となり、最深積雪は栃木県日光と山梨県河口湖で75cm、横浜で10cm、東京都心で9cmを観測した。 強風と着雪により神奈川県内で送電線の鉄塔6基が倒壊し、最長50時間以上の停電が発生、断水も加わり約3,000,000人に影響
-
- 昭和59年豪雪、東京で積雪22cm
- 1984年
- 1983年(昭和58年)12月~1984年(昭和59年)3月にかけての大雪災害。日本海側でも最深積雪が上越市高田(新潟県)で2m39cm、鳥取市で95cmに達したが、このシーズンは南岸低気圧の影響で太平洋側でも大雪になったことが特徴で、東京都心のこの冬シーズンの降雪日数は29日に達し、これは現在に
-
- 三宅島噴火
- 1983年
- 1983年(昭和58年)15時23分頃、伊豆諸島の三宅島で噴火が発生した。この噴火に先立ち、14時前から島内の測候所で噴火の前触れともいえる地震が観測され始めていた。 噴火に伴い大量の溶岩が噴出、阿古地区はこの溶岩流により集落が埋没、400棟が焼失したが、地区の住民は直前に全員が避難し、人的被害は
-
- 富士山吉田大沢で大規模落石
- 1980年
- 1980年(昭和55年)8月14日13時40分頃、富士山山頂部の吉田大沢最上部付近の崖が崩壊し、最大で大きさ1~2mの岩石50~60個が吉田大沢の5合目付近まで落下して、登山客に直撃した。 吉田大沢内は富士山の登山道のうち、山頂からの下山路のルートとなっており、事故当時はお盆休み中で多くの登山客が
-
- 昭和54年台風20号
- 1979年
- 1979年(昭和54年)10月18日から20日にかけて台風20号が日本列島を縦断し、大きな被害をもたらした。 10月6日にトラック島の南東海上で発生した台風20号は、12日には世界の観測史上最低気圧となる870hPaを記録するなど猛烈に発達した。その後は北上しながら非常に強い勢力で19日朝、和歌山
-
- 営団地下鉄東西線で竜巻による脱線転覆事故
- 1978年
- 1978年(昭和53年)2月28日、関東地方では、寒冷前線の通過で大気の状態が不安定となり、神奈川県川崎市から千葉県鎌ヶ谷市にかけて時速100km以上の猛スピードで竜巻が通過した。 21時20分頃、営団地下鉄(現・東京メトロ)東西線の地上区間の南砂町~葛西駅間にある荒川橋梁では、走行中の列車がこの
-
- 昭和52年豪雪
- 1977年
- 1977年(昭和52年)の1月から2月にかけて、全国的な低温と大雪により死傷者や家屋被害が発生し、気象庁は「昭和52年豪雪」と命名した。 冬型の気圧配置が続き、上空に寒気が流れ込んだことから、この期間の平均気温は全国的に平年より2~3℃低かった。また、最深積雪は高田(新潟県上越市)で254cm、青
-
- 富士山大量遭難事故
- 1972年
- 1972年(昭和47年)3月20日、春一番の強風と気温上昇により、富士山では季節外れの暴風雨となり、登山者が低体温症や雪崩に巻き込まれて相次いで死亡する事故が発生した。この時期はちょうど春分の日を含む3連休中でもあり、多くの登山者が来ていたため多くの人的被害が発生した。 この遭難事故に伴う死者18
-
- 八丈島東方沖の地震
- 1972年
- 1972年(昭和47年)2月29日18時23分頃、八丈島東方沖を震源とするマグニチュード7.0の地震が発生し、八丈島で震度5を観測したほか、北海道から近畿の広い範囲で揺れを感じた。 津波は東北から四国にかけて観測され、静岡県御前崎で高さ30cmを観測した。八丈島で崖崩れや落石の被害があったほか、水
-
- 山梨・足和田土石流災害
- 1966年
- 1966年(昭和41年)9月25日、同じ日に24号と26号の2つの台風が上陸し、記録的な大雨となった山梨県足和田村(現在の富士河口湖町)で土石流が発生した。土石流は西湖湖畔の2つの集落を襲い、両集落とも壊滅状態、死者・行方不明者94人を出す大惨事になった。 被災した2つの集落は、後に集落ごと近くに
-
- 伊豆大島・元町大火
- 1965年
- 1965年(昭和40年)1月11日23時10分頃、役場などがある東京都の伊豆大島最大の集落である元町地区で火災が発生した。火災は、最大瞬間風速36.2m/sの強風下で延焼拡大し、翌12日7時前までに鎮火した。 この火災で、東京都大島支庁や図書館、郵便局などの公共施設を含む家屋合わせて584棟が焼失
-
- 昭和38年1月豪雪
- 1963年
- 1963年(昭和38年)1月は、強い冬型の気圧配置が続き、北陸地方を中心に東北地方から九州地方までの広い範囲で大雪となった。特に平野部では記録的な大雪となり、最深積雪は福井市で213cm、富山市で186cm、金沢市で181cmを観測した。また、九州でも大分県日田市で39cm、鹿児島県阿久根市で38
-
- 昭和37年7月梅雨前線による大雨
- 1962年
- 1962年(昭和37年)7月1日から8日にかけて西日本付近に停滞した梅雨前線の活動が活発となり、関東から西の広い範囲で大雨となった。 2日は茨城県東村(現在の稲敷市)で竜巻が発生し2人が死亡65人が負傷したほか、東海地方で大雨となり、愛知県伊良湖では1時間降水量が80mm近く、24時間降水量が30
-
- チリ地震津波
- 1960年
- 1960年(昭和35年)5月24日未明、日本の太平洋沿岸を突然大津波が襲った。これは、日本時間で前日の23日4時過ぎに発生した南米チリ沿岸を震源とするマグニチュード9.5の巨大地震に伴って生じた津波が、地震発生から約22時間をかけて日本の沿岸に到達したものであった。津波の高さは、三陸沿岸で5m超に
-
- 昭和34年台風7号
- 1959年
- 1959年(昭和34年)8月14日6時30分頃、台風7号が駿河湾から富士川河口付近に上陸。中部地方の静岡、山梨、長野、新潟の各県を縦断し、同日10時頃には新潟県上越市を通過して日本海に入り、翌15日に熱帯低気圧に変わった。山間部で800mmに達する大雨が降ったのに加え、早い速度で縦断したため強い風
-
- 狩野川台風
- 1958年
- 1958年(昭和33年)9月26日21時頃、後に「狩野川台風」と命名される台風22号が伊豆半島南端をかすめ、翌27日0時頃に神奈川県三浦半島に上陸、東日本・北日本を北上した。 前線の北上により東海・関東地方で大雨となり、伊豆半島の静岡県湯ヶ島では年間降水量のおよそ3分の2となる24時間降水量694
-
- 低気圧急発達「メイストーム」
- 1954年
- 1954年(昭和29年)5月9日、低気圧が急速に発達しながら日本海西部から北海道東方海上へと進み、翌10日にかけて広い範囲で大荒れの天気になった。暴風や高波により漁船の沈没や消息不明などの海難事故が多発し、死者・行方不明者は約400人に達した。 この荒天が「メイストーム」(5月の嵐)の語源となった
-
- 明神礁噴火
- 1952年
- 1952年(昭和27年)9月24日、伊豆諸島・青ヶ島の南にあるベヨネース列岩の明神礁で、付近の海底火山噴火により生成した新島の調査に向かった海上保安庁水路部の第5海洋丸が、近傍の海底火山の噴火に巻き込まれ、乗組員31人全員が殉職した。 明神礁周辺では度々海底噴火が発生し、新島の生成・消滅が繰り返さ
-
- ダイナ台風
- 1952年
- 1952年(昭和27年)6月22日から24日にかけて、ダイナ台風が南西諸島、紀伊半島から東海・関東地方を通過し、大きな被害を生じた。 6月20日にフィリピンの東海上で発生したダイナ台風は、北上し東寄りに向きを変えながら22日に南西諸島を通過し、23日には四国沖を進み同日20時頃に紀伊半島南部に上陸
-
- キティ台風
- 1949年
- 1949年(昭和24年)8月31日、伊豆諸島を北上したキティ台風が19時頃に神奈川県小田原市の西に上陸し、関東地方を縦断、日本海へ抜けた。 河川氾濫や高潮により関東地方を中心に死者・行方不明者160人、被災家屋160,000棟以上の甚大な被害となった。 台風の通過が満潮と重なったため、横浜港では潮
-
- アイオン台風
- 1948年
- 1948年(昭和23年)9月16日から17日にかけて、アイオン台風が東日本・北日本を通過し、死者・行方不明者838人、浸水・損壊家屋130,000棟を超える甚大な被害が発生した。 アイオン台風は、9月16日に伊豆半島南部をかすめて伊豆大島を通過し、房総半島に上陸した。その後は太平洋に抜けて三陸沖を
-
- カスリーン台風
- 1947年
- 1947年(昭和22年)9月15日、カスリーン台風が関東地方に接近、房総半島をかすめて三陸沖に進んだ。台風に刺激されて日本付近に停滞していた前線の活動が活発となり、関東・東北地方で記録的豪雨となった。 関東地方では利根川と荒川で堤防が決壊、特に利根川では、埼玉県加須市付近での決壊による氾濫流が元の
-
- 三宅島噴火
- 1940年
- 1940年(昭和15年)7月12日19時40分頃、伊豆諸島の三宅島で噴火が始まった。噴火は雄山の北東山腹の標高200m付近から始まり、流れ出た溶岩が1時間ほどで山麓の集落を埋めた。 居住域から噴火が始まったため被害が大きくなり、11人が死亡、20人が負傷した。その後、噴火活動は山腹から山頂火口に移
-
- 茨城・石岡大火
- 1929年
- 1929年(昭和4年)3月14日13時23分頃、茨城県石岡市の中心部である、中町より出火した。強風やガソリンタンクが誘爆した影響もあり、中町・守横町が全焼し、金丸町・富田町・守木町・守横町・貝地町・木之地の一部地域も燃え、合計約2,000棟が全焼、被災者約3,000人の被害が出た。 この大火は「石
-
- 関東大震災
- 1923年
- 1923年(大正12年)9月1日11時58分頃、神奈川県西部から相模湾にかけてを震源とするマグニチュード7.9の関東大震災が発生した。 死者・行方不明者100,000人以上、全壊家屋100,000棟以上にのぼり、近代日本において首都圏を襲った最大規模の震災被害である。建物の倒壊に加え、地震発生が昼
-
- 大正6年の暴風雨
- 1917年
- 1917年(大正6年)10月1日未明、未明に静岡県浜松市付近に上陸した台風が関東地方の西縁を通過し、東京湾に甚大な高潮被害をもたらした。 この台風の特徴としては、上陸した浜松市で982hPa、最大風速20m/sだったものが、東京都心では952hPa、最大風速43m/sを記録するなど上陸後に台風が発
-
- 明治43年の大水害
- 1910年
- 1910年(明治43年)8月から9月にかけて、長引く梅雨前線の停滞と2つの台風の接近により関東地方は大雨に見舞われた。 特に利根川と荒川では堤防が至る所で決壊し、埼玉・千葉両県の平野部が広く浸水、東京でも隅田川が決壊し、本所(墨田区)一帯が浸水した。この洪水で、関東地方を中心に死者679人、浸水家
-
- 千葉~茨城県沖で漁船大量遭難
- 1910年
- 1910年(明治43年)3月12日、折からの暴風雪により、千葉県銚子市沖から茨城県鹿嶋市沖の鹿島灘にかけて、出漁中の漁船100隻以上が遭難し、900人以上が死亡した。 銚子市のある利根川の河口付近は、川幅が狭いことに加えて干潮・満潮時の潮の流れが速いことから、古くから海の難所として知られていた。こ
-
- 明治40年大水害(富士川豪雨)
- 1907年
- 1907年(明治40年)8月22日から28日にかけて、台風の接近に伴い、山梨県内では洪水や土砂災害が相次ぎ、「明治40年大水害」と呼ばれる有史以来最大規模とされる被害となった。この水害で、山梨県内で233人が死亡し、浸水・損壊家屋は25,000棟以上に達している。 この期間の降水量は南部町で469
-
- 伊豆鳥島大噴火
- 1902年
- 1902年(明治35年)8月10日、伊豆諸島の鳥島近海を航行中の船舶より、島から噴煙が上がり、集落が噴出物で覆われているのが確認された。噴火は8月7日から9日にかけて発生したとみられ、元々あった中央火口丘が吹き飛ばされ島中央部に大きな火口が生成された。 この噴火で、アホウドリの羽毛採集に従事してい
-
- 明治東京地震
- 1894年
- 1894年(明治27年)6月20日、東京湾北部を震源とするマグニチュード7.0の明治東京地震が発生した。この地震では、被害状況等から東京湾沿いの特に下町低地で震度6相当の揺れが観測されたとみられている。 京浜地区で被害が多く、31人が死亡した。深川区(現在の江東区の一部)の東京紡績会社の工場でタン
-
- 川越大火
- 1893年
- 1893年(明治26年)3月17日20時15分頃、埼玉県川越市の中心部で川越大火と呼ばれる大きな火災が発生した。乾燥と折からの強風により瞬く間に延焼地域が拡大し、消防設備が整備されていなかったこともあり、12時間にわたり燃え続けた。 当時の川越市の全戸数3,315戸のうち、1,302戸を焼失、川越
-
- 横浜地震
- 1880年
- 1880年(明治13年)2月22日0時50分頃、マグニチュード5.5~6.0程度と推定される横浜地震が発生した。 被害としては横浜で煙突の破損が多かったことと、家屋の壁が落ちた程度であったが、この地震を体感したお雇い外国人らを中心に強い衝撃を与え、これを契機に同年、日本地震学会が発足し、地震の観測
-
- 安政の台風
- 1856年
- 安政3年8月25日(1856年9月23日)、「安政3年の大風災」と呼ばれる大きな風水害が発生した。これは、江戸のすぐ近くを強い勢力の台風が通過したことによって、江戸の街一帯が暴風と高潮の被害を受けたことによるものである。 また、暴風雨に加えて火災が発生したことも被害を大きくし、この台風による死者は
-
- 安政江戸地震
- 1855年
- 安政2年10月2日(1855年11月11日)22時頃、東京湾北部から現在の江東区辺りの陸域を震源とする安政江戸地震が発生した。地震の規模はマグニチュード7程度と推定されており、被害状況からみて山の手の台地では震度5相当、下町の低地では震度6弱~震度6強相当の揺れであったと考えられている。 被害は日
-
- 嘉永小田原地震
- 1853年
- 嘉永6年2月2日(1853年3月11日)、神奈川県西部を震源とする推定マグニチュード6.7の嘉永小田原地震が発生した。被害状況からみると、震源に近い小田原城下(神奈川県小田原市)では震度6程度の揺れがあったとされる。この地震で、小田原城下を中心に、死者24人、倒壊家屋1,000棟以上の被害が発生し
-
- 富士山の大規模雪代災害
- 1834年
- 江戸時代後期の天保5年4月8日(1834年5月16日)、富士山で大規模な雪代(ゆきしろ)災害が発生した。雪代とは、春先に雪融けが進む中で大量の雨によって発生する大規模な雪崩であり、特に富士山では、表面が崩れやすい砂礫で覆われているため、山麓へは土石流となって流れ下り、家屋や耕地に被害をもたらすこと
-
- 江戸・文化の大火
- 1806年
- 文化3年3月4日(1806年4月22日)、江戸三大大火の一つとされる文化の大火が発生した。火災の原因は不明だが、火災は同日10時頃、芝車町(現在の港区高輪2丁目)の材木座付近で発生した。火災は折からの南風にあおられて北上し、日本橋、京橋、神田、浅草方面まで延焼拡大した。 翌日の降雨でようやく鎮火し
-
- 浅間山・天明大噴火
- 1783年
- 天明3年7月7日(1783年8月4日)、浅間山で天明の大噴火が発生した。この日の夜から噴火が激しくなり、噴煙は成層圏にも達するほどまで上昇し、江戸でも降灰がみられた。 さらに、翌8日にかけて鎌原火砕流と鬼押出し溶岩流が発生し、噴出物の堆積で下流の利根川でも洪水が生じるなど関東平野一帯にも甚大な被害
-
- 伊豆諸島・青ヶ島噴火
- 1783年
- 天明3年3月9日(1783年4月10日)、この3年ほど前から火山活動が活発化していた伊豆諸島の青ヶ島で大きな噴火が発生した。この日の噴火では、島の中央部の池の沢火口内に複数の火口が開き、これらの火口から噴き上がった噴石が島中に降り、死者7人、家屋焼失61軒の被害となった。 その後噴火は小康状態とな
-
- 江戸・明和の大火
- 1772年
- 明和9年2月29日(1772年4月1日)、江戸三大大火の一つと言われる明和の大火が発生した。火元は現在のJR目黒駅近くの行人坂にある大円寺で、強風にあおられ3日間にわたり江戸市中に類焼した。この火災による死者は、14,700人と伝えられている。 火事の原因は、火元となった寺の僧侶が盗みのために庫裡
-
- 元禄関東地震
- 1703年
- 江戸時代中期の元禄16年11月23日(1703年12月31日)2時頃、相模湾を震源とする推定マグニチュード8.2の元禄関東地震が発生した。相模トラフで発生した海溝型巨大地震とされ、1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災の一つ前の関東地震と位置付けられる。 推定震度は相模湾沿岸から南房
-
- 天和の大火
- 1683年
- 天和2年12月28日(1683年1月25日)、江戸駒込(現在の東京都文京区向ケ丘)の大円寺から出火した。この火災は、141の大名・旗本屋敷、95の寺社が焼損するなどの被害により、「天和の大火」と呼ばれ、江戸の十大火事の一つとされる。「延長十三里あまり」(現在の距離で約50km)を焼いたとの記録も残
-
- 明暦の大火
- 1657年
- 明暦3年1月18日~20日(1657年3月2日~4日)、江戸で日本最大の火災とされる明暦の大火が発生し、江戸市街地の6割が焼失した。最初の火災は1月18日午後2時頃、本郷丸山(現在の文京区西片2丁目)の本妙寺で発生し、北西~西寄りの強風にあおられ次々と飛び火、下町一帯へ燃え広がった。特に霊巌寺では
-
- 慶長地震
- 1605年
- 慶長9年12月16日(1605年2月3日)、推定マグニチュード7.9の慶長地震が発生し、太平洋側の広い範囲に津波が到達した。地震の揺れによる被害の記録が少なく、数千人に及ぶ犠牲者のほとんどが津波によることから、「津波地震」とされる。 津波による被害記録は、千葉県犬吠埼から鹿児島県大隅半島にかけての
-
- 明応地震
- 1498年
- 室町時代(戦国時代)の明応7年8月25日(1498年9月20日)8時00分頃、推定マグニチュード8.6の明応地震が発生した。複数の地震が相次いで発生したとされるが、被害の記録から、南海トラフを原因とする東海、東南海、南海の3つの地震がほぼ同時に起こる三連動地震とされている。 揺れの記録は会津から京
-
- 永仁鎌倉地震
- 1293年
- 鎌倉時代の正応6年4月12日(1293年5月27日)、相模湾が震源とみられ、マグニチュード7程度と推定される永仁鎌倉地震が発生した。当時幕府があった鎌倉では、建長寺がほとんど炎上するなど寺院や民家に倒壊や火災などの被害があったとされる。死者は諸説あるが、数千~20,000人以上とも言われている。
-
- 伊豆諸島・神津島大噴火
- 838年
- 平安時代の承和5年7月5日(838年7月29日)、伊豆諸島の神津島で大規模な噴火が始まった。この噴火では、海に達するような大規模な火砕流の発生と天上山溶岩ドームの生成を伴った。降灰は、9月にかけて関東・中部・近畿地方の広い範囲で観測されており、平安京でも降灰や東の方角からの爆発音の記録などが残って
-
- 富士山延暦噴火
- 800年
- 平安時代の延暦19年3月14日(800年4月11日)、富士山の北東山腹から噴火が発生し、この日から約1カ月間に渡り活発な噴火活動があったと日本紀略に記載がある。 噴火に伴い、多量の降灰や溶岩の流出があった。噴火は延暦21年(802年)にかけて続き、801年(延暦20年)の噴火では、大量の降灰や砂礫
-
- 富士山で最古の噴火記録
- 781年
- 奈良時代末期の天応元年7月6日(781年7月31日)、朝廷編纂の『続日本紀』に、富士山の噴火に伴う降灰の記録が残っている。噴火の規模などの詳細は不明であるが、これが富士山における最古の噴火の記録となっている。