玄倉川水難事故(1999年)
1999年(平成11年)8月14日11時38分頃、神奈川県山北町の酒匂川上流の玄倉川で、大雨に伴う上流のダム放水により川が急激に増水し、キャンプ客が中州で孤立した。救助活動も行われていたが、その後キャンプ客は増水した川に流され、13人が死亡、5人が負傷した。
気象庁が翌年から台風や熱帯低気圧の勢力を示す表現として、「弱い」や「小型」といった表現を廃止する契機となった。
参考資料
- 気象庁「台風の大きさ・強さ及び熱帯低気圧の分類の表現の変更について」
- 国土交通省「水難事故事例2 玄倉川の場合」
- 安形康「河川地形学的視点から見た玄倉川キャンプ水難事故-現地見学会報告と提言-」