愛媛・別子大水害

 1899年(明治32年)8月28日、愛媛県の別子銅山では、台風の接近により325mmの日降水量を記録した。この大雨により20時過ぎに土石流が発生した。この土石流が採鉱・製錬の中心であった旧別子地区の住宅や鉱山施設を襲い、建物が崩壊、流出した。

 薪炭材にするための樹木の切り倒しや鉱山による煙害の影響で周囲に多かったはげ山が、土石流の原因とも言われている。死者は513人にも達し、他にも28人の負傷者と、159世帯の家屋が損壊・流失した。

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明治5年12月2日(1872年12月31日)以前の災害は旧暦で記載しています。

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