松代群発地震

松代町牧内地区の地すべりによる家屋の倒壊と地すべり発生後の一帯の写真(1966年9月17日) 提供:坂本邦夫氏撮影

 1965年(昭和40年)8月3日、長野県長野市松代で3回の微小地震を観測。以後、1967年(昭和42年)までの長期間にわたって群発地震が続いた。

 当初は狭かった震源域は徐々に拡大し、最も活動が活発だった時期の1966年(昭和41年)4月5日17時51分には、群発地震で最大となる地震(マグニチュード5.4・最大震度5)が発生、1966年(昭和41年)4月17日には、有感地震だけで1日に585回の地震が発生した。

 この群発地震では大きな人的被害は無かったものの、継続的に繰り返される揺れにより、家屋の倒壊や重要文化財である善光寺三門の一部が破損した。地すべりや液状化現象による被害も発生し、負傷者15人、家屋全半壊14棟を数えた。その後も地震が繰り返し発生したが、現在は終息したとされている。

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