平成16年台風15号(2004年)
2004年(平成16年)8月20日6時過ぎ、台風15号が青森県津軽半島に上陸した。東シナ海から勢力を維持したまま九州の西海上を通過し日本海を北上した台風が前線を刺激したため、四国地方では期間降水量600mmに達したほか、九州地方でも激しい雨となった。東北、北海道地方でも期間降水量が最大300mmに達し、日本海沿岸が暴風となった。
本年は、台風の上陸数が例年の4倍となる10個となり、台風の被害が繰り返された。本台風による被害は、死者10人、負傷者35人、被災家屋3,000棟以上に及んだ。
参考資料
- 気象庁「平成16年台風第15号(災害をもたらした気象事例)」
- 国土交通省「災害列島2005 2004年の災害を振り返る」