台風並に発達した低気圧による暴風被害(2012年)
河北新報 平成24年(2012年)4月4日(水曜日) 提供:河北新報社
2012年(平成24年)4月3日、24時間で中心気圧が42hPaも低下するという極めて稀な発達を見せた低気圧が日本列島を通過した。この低気圧の通過に伴う暴風で、全国で4人が死亡、約500人が負傷したほか、広範囲で停電が発生し、交通機関も大幅に乱れた。
この暴風では、気象庁から事前に外出を控えるよう異例の注意喚起が出され、企業が従業員に対して交通の混乱による帰宅困難を回避するために早期帰宅を促すなどの措置がとられた。
参考資料
- 気象研究所「平成24年4 月2~3日に急発達した低気圧について」