安部鉱業ボタ山崩壊事故

 1955年(昭和30年)4月16日夕方、長崎県佐世保市黒髪町にあったボタ山(石炭採掘時に発生した、捨て石や石炭くずの山)で大雨により大規模な崩壊が発生した。このボタ山は安部鉱業所佐世保炭鉱二坑のもので、山の高さは40mを超えていたという。

 この崩壊により、麓にあった炭鉱住宅6棟、住宅11棟が埋没し、6棟23世帯の73人が亡くなった。長崎県佐世保市周辺はかつては国内有数の炭鉱地帯であり、こうしたボタ山が多数あった。

災害カレンダー

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明治5年12月2日(1872年12月31日)以前の災害は旧暦で記載しています。

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