日向灘地震(1968年)
1968年(昭和43年)4月1日9時42分頃、日向灘を震源とするマグニチュード7.5の日向灘地震が発生し、高知県宿毛市と宮崎県延岡市で震度5を観測したほか、中部地方から西の広い範囲で揺れを感じた。
地震に伴って津波が発生し、四国では高さ3m以上に達した地点もあった。地震の被害は愛媛、高知、熊本、大分、宮崎の5県に及び、負傷者15人、床上浸水56棟の被害が生じた。日向灘では、十数年から数十年周期でマグニチュード7級の地震が発生しており、その際に津波を伴うことが多い。