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- 日本各地で大雪、新名神で立ち往生など
- 2023年
- 2023年(令和5年)1月24日から25日にかけて、日本付近は強い冬型の気圧配置となり、上空にはこの冬一番の強い寒気が流れ込んだ。このため、日本海側を中心に大雪や暴風雪となったほか、普段は雪の少ない西日本の太平洋側の平野部でも大雪となったところがあり、各地のライフラインや交通に影響が生じた。 この
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- 令和4年2月札幌市を中心とした大雪
- 2022年
- 2022年(令和4年)2月5日昼過ぎから6日にかけて、札幌市を中心とした北海道石狩地方では記録的な大雪となり、特に交通機関に大きな影響が生じた。上空に強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まっていた北海道地方では、石狩湾で発達した雪雲が石狩地方に流れ込み、雪が強まった。札幌市中央区では、24時間降
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- 冬型の気圧配置による大雪
- 2020年
- 2020年(令和2年)12月14日から21日にかけて、強い冬型の気圧配置が続き、北日本から西日本の日本海側を中心に大雪となった。期間中の降雪量は群馬県みなかみ町藤原で291cmとなり、藤原では48時間と72時間の降雪量が歴代全国1位を更新する記録的な値となった。大雪の影響で、新潟や群馬の関越自動車
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- 北陸豪雪
- 2018年
- 2018年(平成30年)2月3日から8日にかけて上空の強い寒気の影響で、日本海側を中心に断続的に雪が降り、特に北陸地方には日本海から発達した雪雲がかかり続け平野部でも大雪となり、最深積雪は福井市147cm、金沢市87cm、富山市75cmを観測、所によって1981年(昭和56年)2月の「五六豪雪」以
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- 栃木県那須町で大規模雪崩
- 2017年
- 2017年(平成29年)3月27日8時30分頃、栃木県那須町の那須温泉ファミリースキー場近くで、「春山安全登山講習会」を行っていた栃木県内の複数の高校の生徒や教員から成るグループが雪崩に巻き込まれ、8人が死亡、40人が負傷した。 事故当時は、本州の南海上と伊豆諸島付近を進んだ低気圧に向かって寒気が
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- 太平洋側で記録的大雪
- 2014年
- 2014年(平成26年)2月14日から16日にかけて、本州南岸を発達しながら進んだ低気圧の影響で、西日本から北日本にかけての太平洋側の広い範囲で大雪となった。特に関東甲信地方の内陸部では記録的な大雪となり、最深積雪は山梨県甲府市で114cm、群馬県前橋市で73cm、埼玉県熊谷市で62cmなどこれま
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- 平成18年豪雪
- 2006年
- 2005年(平成17年)12月~2006年(平成18年)3月にかけての大雪災害。特に、2005年(平成17年)12月から2006年(平成18年)1月にかけて、非常に強い寒気が南下した影響で、日本海側を中心に記録的な大雪となり、1月19日には新潟県津南町で最深積雪416cmを観測した。 山間部を中心
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- 新潟県で暴風雪による大規模停電
- 2005年
- 2005年(平成17年)12月22日8時10分頃、新潟市をはじめとする新潟県下越地方で最大で650,000軒に及ぶ大規模な停電が発生し、完全復旧までに7時間を要した。 停電発生当時、新潟県内は強い冬型の気圧配置となっており、日本海から塩分を含んだ雪が吹き込み送電線に付着して絶縁が低下したことや、風
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- 関東甲信4月の大雪
- 1988年
- 1988年(昭和63年)4月8日、南岸低気圧と強い寒気の影響で、関東甲信地方では前日からの雨が雪に変わり、季節外れの大雪となった。東京都心では4月としては歴代2位となる積雪9cmを記録したほか、秩父で19cm、横浜で7cmを観測した。 この大雪で、埼玉県で1人が死亡、東京都や神奈川県などで60人以
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- 関東地方で春の大雪
- 1986年
- 1986年(昭和61年)3月23日、南岸低気圧の通過により、関東地方で大雪となり、最深積雪は栃木県日光と山梨県河口湖で75cm、横浜で10cm、東京都心で9cmを観測した。 強風と着雪により神奈川県内で送電線の鉄塔6基が倒壊し、最長50時間以上の停電が発生、断水も加わり約3,000,000人に影響
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- 昭和59年豪雪、東京で積雪22cm
- 1984年
- 1983年(昭和58年)12月~1984年(昭和59年)3月にかけての大雪災害。日本海側でも最深積雪が上越市高田(新潟県)で2m39cm、鳥取市で95cmに達したが、このシーズンは南岸低気圧の影響で太平洋側でも大雪になったことが特徴で、東京都心のこの冬シーズンの降雪日数は29日に達し、これは現在に
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- 昭和56年豪雪
- 1981年
- 1980年(昭和55年)12月~1981年(昭和56年)3月にかけての日本海側を中心にした大雪災害。強い冬型の気圧配置が続いたことによるが、特に北陸地方の平野部では、最深積雪が上越市高田(新潟県)で2m51cm、敦賀市(福井県)で1m96cm、富山市(富山県)で1m60cm、金沢市(石川県)で1m
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- アメリカ北東部でブリザードによる被害
- 1978年
- 1978年(昭和53年)2月6日、アメリカ北東部は発達した低気圧による猛吹雪(ブリザード)に襲われ、大きな被害が発生した。 交通機関は途絶し、高速道路上で立ち往生する車が続出した。車内で避難中に排気口が雪でふさがれたことによる一酸化炭素中毒、また沿岸部では高波に襲われるなどして約100人が死亡し、
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- 昭和52年豪雪
- 1977年
- 1977年(昭和52年)の1月から2月にかけて、全国的な低温と大雪により死傷者や家屋被害が発生し、気象庁は「昭和52年豪雪」と命名した。 冬型の気圧配置が続き、上空に寒気が流れ込んだことから、この期間の平均気温は全国的に平年より2~3℃低かった。また、最深積雪は高田(新潟県上越市)で254cm、青
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- 富士山大量遭難事故
- 1972年
- 1972年(昭和47年)3月20日、春一番の強風と気温上昇により、富士山では季節外れの暴風雨となり、登山者が低体温症や雪崩に巻き込まれて相次いで死亡する事故が発生した。この時期はちょうど春分の日を含む3連休中でもあり、多くの登山者が来ていたため多くの人的被害が発生した。 この遭難事故に伴う死者18
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- 北大山岳部雪崩遭難事故
- 1965年
- 1965年(昭和40年)3月14日未明、北海道の日高山脈にあるカムイエクウチカウシ山で、北海道大学山岳部のパーティー6人が雪洞を掘って就寝中に大規模な雪崩に巻き込まれた。本格的な捜索活動は雪解け後に行われ、6月に入って6人全員の遺体が収容された。その際、パーティーのリーダーの学生のみが即死を免れ、
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- 昭和38年1月豪雪
- 1963年
- 1963年(昭和38年)1月は、強い冬型の気圧配置が続き、北陸地方を中心に東北地方から九州地方までの広い範囲で大雪となった。特に平野部では記録的な大雪となり、最深積雪は福井市で213cm、富山市で186cm、金沢市で181cmを観測した。また、九州でも大分県日田市で39cm、鹿児島県阿久根市で38
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- ペルー・ワスカラン山で大規模雪崩
- 1962年
- 1962年1月11日、ペルーの最高峰・ワスカラン山(標高6,654m)で、急激な気温上昇に伴い氷河が割れ、大規模な岩屑雪崩が発生した。この崩壊によって、山麓のランライルカの街が壊滅し、死者は約6,000人に達した。 ワスカラン山では、この崩壊から8年後の1970年5月31日にも、ペルー沖で発生した
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- 米坂線雪崩直撃事故
- 1940年
- 1940年(昭和15年)3月5日8時45分頃、山形県小国町の米坂線・小国~玉川口駅間で、走行中の列車が雪崩に襲われ、列車は線路脇の川へ転落・炎上した。列車には130人が乗っており、この事故で15人が死亡、30人が負傷した。 山形県と新潟県をまたがって走る米坂線沿線は豪雪地帯としても知られ、これまで
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- 北陸本線列車雪崩直撃事故
- 1922年
- 1922年(大正11年)2月3日、新潟県糸魚川市の北陸本線(現:えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン)親不知~青海駅間にある勝山トンネル付近で雪崩が発生し、走行中の列車が巻き込まれた。列車には近隣からの除雪作業員が乗車しており、この事故で90人が死亡、特に地域の若者の多くが犠牲になった。 この区間
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- 新潟県・三俣の大雪崩
- 1918年
- 1918年(大正7年)1月9日23時30分頃、新潟県三俣村(現:湯沢町)で、集落の裏山に積もっていた雪が幅400mにわたって大規模に崩れた。 三俣村の集落は、群馬県から三国峠を越えて新潟県に至る三国街道(現在の国道17号線)沿いの宿場町として発展してきたが、この雪崩によって集落の民家約30棟が巻き
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- 千葉~茨城県沖で漁船大量遭難
- 1910年
- 1910年(明治43年)3月12日、折からの暴風雪により、千葉県銚子市沖から茨城県鹿嶋市沖の鹿島灘にかけて、出漁中の漁船100隻以上が遭難し、900人以上が死亡した。 銚子市のある利根川の河口付近は、川幅が狭いことに加えて干潮・満潮時の潮の流れが速いことから、古くから海の難所として知られていた。こ
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- 富士山の大規模雪代災害
- 1834年
- 江戸時代後期の天保5年4月8日(1834年5月16日)、富士山で大規模な雪代(ゆきしろ)災害が発生した。雪代とは、春先に雪融けが進む中で大量の雨によって発生する大規模な雪崩であり、特に富士山では、表面が崩れやすい砂礫で覆われているため、山麓へは土石流となって流れ下り、家屋や耕地に被害をもたらすこと