昭和56年豪雪

河北新報 昭和55年(1980年)12月15日(月曜日)夕刊 提供:河北新報社

 1980年(昭和55年)12月~1981年(昭和56年)3月にかけての日本海側を中心にした大雪災害。強い冬型の気圧配置が続いたことによるが、特に北陸地方の平野部では、最深積雪が上越市高田(新潟県)で2m51cm、敦賀市(福井県)で1m96cm、富山市(富山県)で1m60cm、金沢市(石川県)で1m25cmなどで軒並み1mを超える記録的な大雪となった。

 各地で着雪や強風による送電線の切断、漁船の遭難などが多発し、大雪による鉄道の運休や集落の孤立も相次いだ。期間中の死者・行方不明者は152人、負傷者は2,000人以上にのぼる大きな被害となった。

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明治5年12月2日(1872年12月31日)以前の災害は旧暦で記載しています。

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