営団地下鉄東西線で竜巻による脱線転覆事故

 1978年(昭和53年)2月28日、関東地方では、寒冷前線の通過で大気の状態が不安定となり、神奈川県川崎市から千葉県鎌ヶ谷市にかけて時速100km以上の猛スピードで竜巻が通過した。

 21時20分頃、営団地下鉄(現・東京メトロ)東西線の地上区間の南砂町~葛西駅間にある荒川橋梁では、走行中の列車がこの竜巻に巻き込まれ、10両編成の後部3両が脱線、うち2両が横転し、21人が負傷するなど、この一連の竜巻で36人が負傷し、家屋損壊は289棟にのぼった。

参考資料

災害カレンダー

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明治5年12月2日(1872年12月31日)以前の災害は旧暦で記載しています。

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