平成18年豪雪(2006年)
2005年(平成17年)12月~2006年(平成18年)3月にかけての大雪災害。特に、2005年(平成17年)12月から2006年(平成18年)1月にかけて、非常に強い寒気が南下した影響で、日本海側を中心に記録的な大雪となり、1月19日には新潟県津南町で最深積雪416cmを観測した。
山間部を中心に、除雪作業中の事故や倒壊した家屋の下敷きになるなどして、期間中に全国で152人が死亡、家屋の損壊は4,700棟以上にのぼる甚大な被害となった。
また、前月の2005年(平成17年)12月22日には、強風に伴い電線同士が接触してショートする「ギャロッピング現象」により、新潟県下越・中越地方の広い範囲で大規模な停電が発生するなどライフラインへの影響も深刻だった。
気象庁はこの豪雪を「平成18年豪雪」と命名、豪雪で命名されたのは「昭和38年1月豪雪」以来となった。