北陸豪雪(2018年)
2018年(平成30年)2月3日から8日にかけて上空の強い寒気の影響で、日本海側を中心に断続的に雪が降り、特に北陸地方には日本海から発達した雪雲がかかり続け平野部でも大雪となり、最深積雪は福井市147cm、金沢市87cm、富山市75cmを観測、所によって1981年(昭和56年)2月の「五六豪雪」以来の記録的な大雪となった。
除雪作業中に屋根から転落するなどして22人が死亡、約300人が負傷したほか、石川県・福井県の国道8号で一時1,500台以上が動けなくなるなど北陸地方の幹線道路で車の立往生が相次ぎ、物流など経済活動にも大きな影響が生じた。
参考資料
- 気象庁「強い冬型の気圧配置による大雪(災害をもたらした気象事例)」
- ウェザーニューズ「2月5~8日の北陸西部の大雪について」
- 総務省消防庁「2月4日からの大雪等による被害状況等について(第15報)」