四高ボート部琵琶湖遭難事故

 1941年(昭和16年)4月6日、琵琶湖で四高ボート部琵琶湖遭難事故が発生した。旧制第四高等学校(現:金沢大学)のボート部が、琵琶湖での合宿練習中に強風にあおられボートが転覆し、11人全員が死亡した。

 当時、東海沖を東へ進む低気圧に向かって琵琶湖の西側に連なる比良山地から湖上に強風が吹き下りており、これが原因とされている。一般にこの強風は「比良おろし」と呼ばれており、琵琶湖の西岸を走行するJR湖西線において強風に伴う運転規制がかかることが多い要因ともなっている。

災害カレンダー

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明治5年12月2日(1872年12月31日)以前の災害は旧暦で記載しています。

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