福井県越前町で崖崩れ(1989年)
1989年(平成元年)7月16日15時30分頃、福井県越前町の国道305号線で、道路脇の崖が高さ70m・幅30mにわたって崩落した。崩壊した岩石は落石防止用の覆道を突き破り、走行中のマイクロバスが巻き込まれた。マイクロバスには石川県の温泉から滋賀県に戻る予定だった乗客と運転手の合わせて15人が乗っており、この事故で全員が死亡した。
局地的な雨により地盤が緩んだことが原因とみられており、現在は現場付近を迂回する形で玉川トンネルが開通している。
参考資料
- 福井新聞「越前町岩石崩落、15人死亡」(1989年7月17日付、2013年5月21日再録)