越後高田地震(寛文5年)
寛文5年12月27日(1666年2月1日)、推定マグニチュード6.4の越後高田地震が発生した。地震は越後高田の城下町(現在の新潟県上越市)を襲い、高田城の本丸、二の丸、三の丸が破損し、城下の侍屋敷約700軒や町家の大半が倒壊するなど、家屋の被害が多数発生した。
また、火災が発生し人々が逃げようと試みるも雪壁に阻まれて避難ができなかったり、屋根からの落雪によって下敷きになるなど、豪雪地帯の冬季ゆえの犠牲者も発生したとされる。
参考資料
- 国立天文台『理科年表 平成28年』(丸善出版)
- 新潟県上越市「高田藩年表」