昭和36年梅雨前線豪雨

小野市粟生町付近:南岸沖の梅雨前線が、南方海上から北上した2個の熱帯低気圧の影響も加わって、次第に活動が強まった。兵庫県では25日早朝から27日朝にかけて3回にわたる集中豪雨があり、神戸市を中心に県南部に大きな被害をもたらした。神戸市内では26日未明から所々で崖崩れを誘発し、多数の犠牲者を出した。一方、短時間による急激な増水により、小河川、支流、および溜め池等が決壊、溢水したが、なかでも伊丹市内では、26日6時30分頃に天王子川、27日11時30分頃には天神川と両河川の堤防決壊により、同地域一帯の500戸が床上・床下浸水した。神戸市では27日頃、宇治川の溢水で生田区(現在は中央区)元町付近一帯が水浸しとなった。また加古川水系曇川・別府川の溢水により加古川市内および南部一帯が浸水した。この他に、国鉄、私鉄の交通機関が土砂崩れ・浸水などの被害を受けた。 提供:兵庫県CGハザードマップ

 1961年(昭和36年)6月下旬から7月上旬にかけて、死者・行方不明者357人、浸水家屋400,000棟以上の大きな被害をもたらした「昭和36年梅雨前線豪雨」が発生した。

 台風や熱帯低気圧に刺激され活発化した梅雨前線の影響で広い範囲で大雨となったもので、特に、長野県の伊那谷を中心とした天竜川流域で大規模な土砂災害が発生し、集落ごと埋没した地域も多くあった。

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