昭和46年相生豪雨(1971年)
矢野川の増水で福井橋が流失(相生市若狭野町福井付近):【7月16日】夏の日射と上空の寒気移流により大気の状態が不安定となって各地で発雷した。特に兵庫県佐用郡南光町の三河、船越付近では強い雷や雹を伴う豪雨が降った。【7月18日】上空に強い寒気が流れ込んで大気の状態が非常に不安定となり、関東から近畿、中国地方にかけての広い範囲で雷が発生した。兵庫県内でも各地で強い雷が発生し、相生市周辺では13時から17時までの4時間に150mm~200mmの強い雨が降った。このため、兵庫県は相生市、御津町の局地的大雨による被害に対して災害対策本部を設置した。
提供:兵庫県CGハザードマップ
1971年(昭和46年)7月16日から18日にかけて、兵庫県南西部の相生市や佐用町周辺で局地的な大雨となった。上空に強い寒気が流れ込み、大気の状態が不安定となった影響によるもので、18日は相生市で13時から17時までの4時間に150mm以上の大雨となり、相生市では河川の増水により橋が流失した。
この他、相生市の国道250号線で道路脇の斜面が崩れ走行中のバスなどが巻き込まれるなど土砂災害も相次ぎ、合わせて死者19人、重傷者26人の被害となった。