飛越地震

 安政5年2月26日(1858年4月9日)未明、越中・飛騨国境(現在の富山・岐阜県境)付近を震源とする推定マグニチュード7台の飛越地震が発生した。跡津川断層の活動による典型的な内陸直下型地震であり、古文書の記録から2つの地震が相次いで発生したとされている。

 地震による死者は426人、負傷者は646人だが、被害は震源に近い岐阜・富山両県で大きく、遠く金沢平野や福井平野でも家屋の倒壊の被害があった。特に岐阜県飛騨地方北部の跡津川断層沿いの被害が大きく、全壊率100%となった村もあった。

 また、山間部での大きな地震であったことから土砂災害が多発した。特に富山県では、常願寺川上流の立山連峰では「鳶山崩れ」と呼ばれる大規模な山体崩壊が発生し、崩壊した土砂で常願寺川が閉塞され、その後の余震で決壊してさらに被害が拡大した。

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