静岡地震(1935年)
1935年(昭和10年)7月11日17時24分頃、静岡県中部を震源とするマグニチュード6.4の静岡地震が発生し、静岡市で震度6を観測したほか、関東地方から中国地方にかけて揺れを感じた。
震源に近い静岡市から清水市(現在の静岡市清水区)にかけてひろがる有度山(日本平)の山麓で特に建物被害が大きかったほか、清水港では岸壁や倉庫が大破した。この地震で、9人が死亡、229人が負傷し、家屋の全壊は363棟にのぼった。
参考資料
- 地震調査研究推進本部「静岡県の地震活動の特徴」
- 歴史地震研究会「1935年静岡地震の断層モデルの再検討」