ルース台風

 1951年(昭和26年)10月14日19時頃、鹿児島県串木野市付近に上陸した台風は、速い速度で九州を縦断して山陰地方に抜け、日本海から北陸、東北地方に至った。

 早い速度であったために各地で暴風により被害が発生し、また上陸時に前線を伴っていたため大雨となった。九州通過後、周防灘を通過して再上陸した山口県では、河川の氾濫や土砂災害が発生し、大きな被害を受けた。死者572人、行方不明者371人、負傷者2,644人が被害を受けたほか、損壊家屋72,664棟、浸水家屋138,273棟に達した。

災害カレンダー

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明治5年12月2日(1872年12月31日)以前の災害は旧暦で記載しています。

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