東海豪雨(2000年)
西枇杷島駅と新幹線 名鉄名古屋本線西枇杷島駅の、対面島式ホームが水面に浮かんでいるように見える。中央上部にある西枇杷島小学校の校庭には、多数の自家用車が見え、避難場所であることがわかる。左側にあるのは、東海道線と東海道新幹線。ちょうど新幹線が通過している。(写真上が北方向)(2000年9月12-14日撮影)
提供:アジア航測(株)
2000年(平成12年)9月11日、日本の南から沖縄方面に向かっていた台風14号に刺激され、本州付近に停滞していた秋雨前線の活動が活発化したことから東海地方で大雨となった。
特に名古屋市では、11日の日降水量が428mmを観測し、これは平年の9月1カ月分の2倍に達する記録的な大雨となり、名古屋市周辺で河川の氾濫が相次ぎ、都市機能が一時麻痺する事態となった。
この一連の大雨で、10人が死亡し、家屋の浸水は60,000棟以上に及んだ。