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- 福岡・朝倉の水害(江戸時代)
- 1720年
- 江戸時代中期の享保5年6月21日(1720年7月26日)に、福岡県の筑後川流域で大雨による洪水や土砂災害が発生した。筑紫平野の南縁に連なる耳納山地では山津波が発生し、洪水と合わせて61人が死亡、家屋の流失211戸という記録が残っている。 また、この水害で山崩れや橋が流されるなどの被害を受けた現在の
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- 富士山の大規模雪代災害
- 1834年
- 江戸時代後期の天保5年4月8日(1834年5月16日)、富士山で大規模な雪代(ゆきしろ)災害が発生した。雪代とは、春先に雪融けが進む中で大量の雨によって発生する大規模な雪崩であり、特に富士山では、表面が崩れやすい砂礫で覆われているため、山麓へは土石流となって流れ下り、家屋や耕地に被害をもたらすこと
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- 善光寺地震
- 1847年
- 弘化4年3月24日(1847年5月8日)22時頃、長野市の直下を震源とするマグニチュード7.4の善光寺地震が発生した。長野盆地西縁の活断層による内陸直下型地震とされており、東北地方から近畿地方にかけて揺れの記録がある。 長野盆地(善光寺平)一帯の被害が大きく、家屋倒壊や火災といった直接の被害のほか
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- 飛越地震
- 1858年
- 安政5年2月26日(1858年4月9日)未明、越中・飛騨国境(現在の富山・岐阜県境)付近を震源とする推定マグニチュード7台の飛越地震が発生した。跡津川断層の活動による典型的な内陸直下型地震であり、古文書の記録から2つの地震が相次いで発生したとされている。 地震による死者は426人、負傷者は646人
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- 安政5年4月洪水
- 1858年
- 安政5年4月26日(1858年6月8日)16時頃、富山県の常願寺川で大洪水が発生した。 この洪水をもたらした要因は同年2月26日(1858年4月9日)に発生したマグニチュード7級と言われる飛越地震である。跡津川断層の活動によるとされるこの地震で、常願寺川の上流にある立山カルデラは鳶山崩れ(大鳶崩れ
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- 明治26年台風
- 1893年
- 1893年(明治26年)10月14日、台風が九州から四国の南岸を通過した。特に岡山県では県内を流れる三大河川(吉井川、旭川、高梁川)の流域で土砂崩れや河川氾濫が相次ぎ、県内全域で死者415人、浸水・損壊家屋は60,000棟以上にのぼった。 とりわけ高梁川流域では、上流の高梁市成羽町で山崩れで20人
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- 愛媛・別子大水害
- 1899年
- 1899年(明治32年)8月28日、愛媛県の別子銅山では、台風の接近により325mmの日降水量を記録した。この大雨により20時過ぎに土石流が発生した。この土石流が採鉱・製錬の中心であった旧別子地区の住宅や鉱山施設を襲い、建物が崩壊、流出した。 薪炭材にするための樹木の切り倒しや鉱山による煙害の影響
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- 明治40年大水害(富士川豪雨)
- 1907年
- 1907年(明治40年)8月22日から28日にかけて、台風の接近に伴い、山梨県内では洪水や土砂災害が相次ぎ、「明治40年大水害」と呼ばれる有史以来最大規模とされる被害となった。この水害で、山梨県内で233人が死亡し、浸水・損壊家屋は25,000棟以上に達している。 この期間の降水量は南部町で469
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- 稗田山崩れ
- 1911年
- 1911年(明治44年)8月8日、長野県小谷村の姫川支流の浦川上流にある稗田山が突然崩壊した。崩壊した土砂は浦川を埋積、さらに姫川河口にある新潟県糸魚川市まで達し、この一連の崩壊で23人が死亡した。 崩壊した土砂の堰き止められて生成された天然ダムは翌年の大雨で決壊し、さらに被害が拡大した。
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- 大正6年の暴風雨
- 1917年
- 1917年(大正6年)10月1日未明、未明に静岡県浜松市付近に上陸した台風が関東地方の西縁を通過し、東京湾に甚大な高潮被害をもたらした。 この台風の特徴としては、上陸した浜松市で982hPa、最大風速20m/sだったものが、東京都心では952hPa、最大風速43m/sを記録するなど上陸後に台風が発
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- 群馬県嬬恋村で大規模斜面崩壊
- 1937年
- 1937年(昭和12年)11月11日15時30分頃、長野県境に近い群馬県嬬恋村の小串鉱山で、背後の斜面が突然崩壊した。群馬県内ではこの年の11月上旬からまとまった雨が降り続いており、これが土砂崩壊の一因となったとみられている。 崩壊した土砂は鉱山施設や居住地区を襲い、社宅や小学校の分教場などが埋没
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- 磐梯山で山崩れ
- 1938年
- 1938年(昭和13年)5月9日、福島県の磐梯山で山崩れが発生した。磐梯山では、1888年(明治21年)7月15日の大噴火で山の北側が大崩壊したが、この山崩れではこの際に形成された火口壁が融雪に伴って再び崩壊した。崩壊した土砂は土石流となって約3kmにわたって流下し、山麓の川上温泉に到達した。 山
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- 阪神大水害
- 1938年
- 1938年(昭和13年)7月3日から5日にかけて、兵庫県西宮市、芦屋市、神戸市にかけての六甲山麓で、「阪神大水害」と呼ばれる土砂災害や河川の氾濫が相次いで発生した。 本州付近に停滞する梅雨前線の活動が活発になったことで発生したこの大雨は、7月3日から5日までの3日間に集中し、総雨量は神戸市中央区で
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- 三河地震
- 1945年
- 1945年(昭和20年)1月13日3時38分頃、愛知県の三河湾を震源とするマグニチュード6.8の三河地震が発生した。揺れは東北地方から九州地方にかけての広い範囲で観測されており、最大震度は三重県津市の震度5だが、被害状況から震源周辺の蒲郡市など愛知県三河地方では震度7相当と考えられている。典型的な
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- 赤石村雪泥流災害
- 1945年
- 1945年(昭和20年)3月22日23時頃、青森県赤石村(現在の鰺ヶ沢町)の赤石川上流で、折からの大雨により山崩れが発生し、川を堰き止め天然ダムが形成された。この天然ダムが翌23日未明かけて決壊し、下流の大然集落を雪を伴った泥流が襲った。 大然集落は山で狩猟を行う「またぎ」の住む集落であったが、全
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- 枕崎台風
- 1945年
- 1945年(昭和20年)9月17日14時頃、後に「枕崎台風」と呼ばれる台風16号が鹿児島県枕崎市付近に上陸し、日本列島を縦断した。枕崎で最低気圧916.1hPa、宮崎県細島で最大瞬間風速75.5m/sを観測するなど勢力が強く、各地で大きな被害となった。 とりわけ、8月6日に原爆が投下されて間もない
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- キジア台風
- 1950年
- 1950年(昭和25年)9月13日昼過ぎ、キジア台風が鹿児島県大隅半島に上陸、九州を縦断して日本海を北上し、西日本を中心に被害を生じた。 西日本一帯は9月上旬にジェーン台風により既に大きな被害を受けており、加えてこのキジア台風が通過したため、被害がさらに大きくなった。特に山口、愛媛、大分の各県では
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- ルース台風
- 1951年
- 1951年(昭和26年)10月14日19時頃、鹿児島県串木野市付近に上陸した台風は、速い速度で九州を縦断して山陰地方に抜け、日本海から北陸、東北地方に至った。 早い速度であったために各地で暴風により被害が発生し、また上陸時に前線を伴っていたため大雨となった。九州通過後、周防灘を通過して再上陸した山
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- 南山城豪雨
- 1953年
- 1953年(昭和28年)8月15日、北海道・東北地方から南下した前線が近畿地方に停滞し、京都府南部を中心に雷を伴う豪雨となった。 和束町(当時)では1時間100mm、総雨量400mm以上に達する記録的な大雨となり、深夜には井手町にあった大正池の堤防が決壊し、土石流が市街地を襲った。この大雨で、死者
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- 安部鉱業ボタ山崩壊事故
- 1955年
- 1955年(昭和30年)4月16日夕方、長崎県佐世保市黒髪町にあったボタ山(石炭採掘時に発生した、捨て石や石炭くずの山)で大雨により大規模な崩壊が発生した。このボタ山は安部鉱業所佐世保炭鉱二坑のもので、山の高さは40mを超えていたという。 この崩壊により、麓にあった炭鉱住宅6棟、住宅11棟が埋没し
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- 諫早豪雨
- 1957年
- 1957年(昭和32年)7月25日夕方から夜遅くにかけて、梅雨前線上を通過した低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、九州北部で大雨となった。特に長崎県では西郷(現在の雲仙市)で24時間降水量が1,109mmに達する記録的な豪雨となり、諫早市では市内中心部を流れる本明川が氾濫し、上流で
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- 狩野川台風
- 1958年
- 1958年(昭和33年)9月26日21時頃、後に「狩野川台風」と命名される台風22号が伊豆半島南端をかすめ、翌27日0時頃に神奈川県三浦半島に上陸、東日本・北日本を北上した。 前線の北上により東海・関東地方で大雨となり、伊豆半島の静岡県湯ヶ島では年間降水量のおよそ3分の2となる24時間降水量694
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- 昭和36年梅雨前線豪雨
- 1961年
- 1961年(昭和36年)6月下旬から7月上旬にかけて、死者・行方不明者357人、浸水家屋400,000棟以上の大きな被害をもたらした「昭和36年梅雨前線豪雨」が発生した。 台風や熱帯低気圧に刺激され活発化した梅雨前線の影響で広い範囲で大雨となったもので、特に、長野県の伊那谷を中心とした天竜川流域で
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- 北美濃地震
- 1961年
- 1961年(昭和36年)8月19日14時33分頃、石川、福井、岐阜の3県境付近でマグニチュード7.0の北美濃地震が発生し、福井市や名古屋市で震度4を観測したほか、関東地方から中国地方にかけて揺れを感じた。 震源が山間部であったことと活発な余震活動が続いたことから、地震の揺れに伴う山崩れや地すべり等
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- ペルー・ワスカラン山で大規模雪崩
- 1962年
- 1962年1月11日、ペルーの最高峰・ワスカラン山(標高6,654m)で、急激な気温上昇に伴い氷河が割れ、大規模な岩屑雪崩が発生した。この崩壊によって、山麓のランライルカの街が壊滅し、死者は約6,000人に達した。 ワスカラン山では、この崩壊から8年後の1970年5月31日にも、ペルー沖で発生した
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- 昭和37年7月梅雨前線による大雨
- 1962年
- 1962年(昭和37年)7月1日から8日にかけて西日本付近に停滞した梅雨前線の活動が活発となり、関東から西の広い範囲で大雨となった。 2日は茨城県東村(現在の稲敷市)で竜巻が発生し2人が死亡65人が負傷したほか、東海地方で大雨となり、愛知県伊良湖では1時間降水量が80mm近く、24時間降水量が30
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- 新潟県糸魚川市・小泊地すべり
- 1963年
- 1963年(昭和38年)3月16日16時30分頃、新潟県糸魚川市にある北陸本線能生駅(当時)の西約2kmのトンネル坑口付近で地すべりが発生し、山腹が長さ300m、幅170mにわたって崩壊した。地すべりは2回発生し、この崩壊で約150,000立方メートルの土砂が流出し、死者4人、負傷者21人、全壊2
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- 越前岬沖地震
- 1963年
- 1963年(昭和38年)3月27日6時34分頃、若狭湾を震源とするマグニチュード6.9の越前岬沖地震が発生し、福井県敦賀市と兵庫県豊岡市で震度5を観測したほか、関東甲信地方から九州北部地方までの広い範囲で揺れを感じた。最大の余震は同日15時49分頃に発生したマグニチュード5.2の地震で、福井県敦賀
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- イタリア・バイオントダム災害
- 1963年
- 1963年(昭和38年)10月9日22時39分頃、イタリア北東部の深い渓谷に建設されたバイオントダムのダム湖に隣接する斜面で大規模な地滑りが発生した。 ダム堤体そのものは損傷しなかったものの、大量の土砂がダム湖に流れ込んだことで、ダム湖から押し出された大量の水がダムの堤体を乗り越え下流の集落を襲い
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- 昭和39年7月山陰北陸豪雨
- 1964年
- 1964年(昭和39年)7月18日から19日にかけて、山陰地方と北陸地方は日本海に停滞する梅雨前線に向かって流れ込む湿った空気の影響で大気の状態が不安定となり、島根県松江市と石川県金沢市で12時間雨量が200mmを超えるなど局地的に大雨となった。 特に島根県出雲市では山崩れや崖崩れが相次ぎ100人
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- 松代群発地震
- 1965年
- 1965年(昭和40年)8月3日、長野県長野市松代で3回の微小地震を観測。以後、1967年(昭和42年)までの長期間にわたって群発地震が続いた。 当初は狭かった震源域は徐々に拡大し、最も活動が活発だった時期の1966年(昭和41年)4月5日17時51分には、群発地震で最大となる地震(マグニチュード
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- 昭和40年台風23・24・25号
- 1965年
- 1965年(昭和40年)9月10日から18日にかけて、日本列島に台風23号・24号・25号の3つの台風が相次いで接近・上陸し、全国的に暴風・大雨による大きな被害が発生した。 9月6日に沖ノ鳥島の東海上で発生した台風23号は、強い勢力で10日8時頃に高知県安芸市付近に上陸後、近畿地方を縦断、日本海を
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- 山梨・足和田土石流災害
- 1966年
- 1966年(昭和41年)9月25日、同じ日に24号と26号の2つの台風が上陸し、記録的な大雨となった山梨県足和田村(現在の富士河口湖町)で土石流が発生した。土石流は西湖湖畔の2つの集落を襲い、両集落とも壊滅状態、死者・行方不明者94人を出す大惨事になった。 被災した2つの集落は、後に集落ごと近くに
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- 昭和42年7月豪雨
- 1967年
- 1967年(昭和42年)7月7日から10日にかけて、本州南岸に停滞する梅雨前線と台風7号から変わった温帯低気圧の影響で、西日本を中心に大雨となった。 特にこの大雨では都市部で大雨となったことが特徴で、1時間降水量は長崎県佐世保市で125mm、長崎県福江市(現在の五島市)で114mmを観測したほか、
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- 羽越豪雨
- 1967年
- 1967年(昭和42年)8月26日から29日にかけて、東北地方付近に停滞する前線上を低気圧が通過し、新潟県下越地方から山形県西部で所によって3日間の総雨量が700mmを超える記録的な豪雨となった。 新潟県各地で河川の氾濫や土砂災害が発生、山形県小国町では集落自体が流出し消滅するなど未曾有の被害とな
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- 飛騨川バス転落事故
- 1968年
- 1968年(昭和43年)8月18日2時11分頃、集中豪雨により岐阜県白川町の国道41号線脇で土砂崩れが発生した。折りしも乗鞍岳登山を断念し引き返していた観光バスの車列を崩れた土砂が直撃し、バス2台が増水した飛騨川に転落、104人が死亡する大惨事となった。 この事故を契機として、異常気象時における事
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- 昭和44年梅雨前線による大雨
- 1969年
- 1969(昭和44年)6月24日から7月11日にかけて、西日本から東日本にかけて停滞した梅雨前線の活動が断続的に活発化し、各地で大雨による被害が発生した。 特に九州南部では記録的な大雨となり、期間中の降水量は鹿児島市で約600mm、宮崎県えびの高原では1,910mmに達した。鹿児島・宮崎両県ではこ
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- ペルー・アンカシュ地震
- 1970年
- 1970年5月31日15時23分頃(現地時間)、ペルー沖の太平洋を震源とするマグニチュード7.7のアンカシュ地震が発生した。 震源から約130km離れたペルー最高峰のワスカラン山(6768m)周辺の集落でも地震の揺れによって家屋の全壊率が80%に達する大きな被害となったが、被害を大きくさせたのが地
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- 昭和46年相生豪雨
- 1971年
- 1971年(昭和46年)7月16日から18日にかけて、兵庫県南西部の相生市や佐用町周辺で局地的な大雨となった。上空に強い寒気が流れ込み、大気の状態が不安定となった影響によるもので、18日は相生市で13時から17時までの4時間に150mm以上の大雨となり、相生市では河川の増水により橋が流失した。 こ
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- 昭和47年7月豪雨
- 1972年
- 1972年(昭和47年)7月3日から13日にかけて、本州付近に停滞していた梅雨前線の活動が活発となり、西日本から東日本にかけて大雨となった。 特に7月3日から6日にかけては、九州と四国で所によって期間降水量が800mmに達し、熊本県姫戸町(現在の上天草市)で大規模な土砂災害が発生したほか、高知県土
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- 七夕豪雨
- 1974年
- 1974年(昭和49年)7月7日、台風8号の刺激を受けて梅雨前線が活発化、「七夕豪雨」と呼ばれる大雨になり、27人が死亡、浸水・損壊家屋は26,000棟以上にのぼった。 特に静岡県で大雨となり、静岡市では8日9時までの24時間雨量が史上最大の508mmに達し、市内を流れる巴川や安倍川などが氾濫した
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- 昭和49年台風18号と秋雨前線
- 1974年
- 1974年(昭和49年)9月8日から9日にかけて、台風18号が九州から四国地方を進んだ。大東島地方近海で発生した台風18号は、9月8日午後に鹿児島県枕崎市付近に上陸し、九州南部を横断し翌9日には豊後水道から愛媛県宇和島市付近に再上陸して四国を東寄りに進んだ。 大分県と愛媛県を中心に河川の増水や浸水
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- 富士山吉田大沢で大規模落石
- 1980年
- 1980年(昭和55年)8月14日13時40分頃、富士山山頂部の吉田大沢最上部付近の崖が崩壊し、最大で大きさ1~2mの岩石50~60個が吉田大沢の5合目付近まで落下して、登山客に直撃した。 吉田大沢内は富士山の登山道のうち、山頂からの下山路のルートとなっており、事故当時はお盆休み中で多くの登山客が
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- 長崎豪雨
- 1982年
- 1982年(昭和57年)7月23日、活発な梅雨前線の影響で、長崎市周辺で1時間雨量150mm超の記録的な集中豪雨が発生した。市内各所で土砂崩れ、河川氾濫が多発し、死者・行方不明者299人、損壊・浸水家屋38,000棟以上という大きな被害が生じた。 市には救助要請の電話が殺到、水没するなどして被災し
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- 島根豪雨
- 1983年
- 1983年(昭和58年)7月23日、活発な梅雨前線の影響で、島根県を中心に豪雨災害が発生した。浜田市で1時間雨量91mm、24時間雨量300mm以上など島根県西部を中心に記録的な集中豪雨となり、河川氾濫や土砂崩れが多発、ライフラインや交通機関は各所で寸断された。 この豪雨災害では、島根県を中心に死
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- 昭和62年台風19号
- 1987年
- 1987年(昭和62年)10月16日夜遅く、台風19号が高知県の室戸岬付近に上陸した。上陸した台風は四国の東部を北北東に進んだ後、瀬戸内海へ出て兵庫県明石市付近に再上陸、近畿・北陸地方を通過し日本海から北日本へと進んだ。 台風の通過に伴い、鳥取県では24時間降水量が580mmに達する記録的な大雨と
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- 福井県越前町で崖崩れ
- 1989年
- 1989年(平成元年)7月16日15時30分頃、福井県越前町の国道305号線で、道路脇の崖が高さ70m・幅30mにわたって崩落した。崩壊した岩石は落石防止用の覆道を突き破り、走行中のマイクロバスが巻き込まれた。マイクロバスには石川県の温泉から滋賀県に戻る予定だった乗客と運転手の合わせて15人が乗っ
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- 川崎市高津区で土砂災害
- 1989年
- 1989年(平成元年)8月1日3時15分頃、神奈川県川崎市高津区の住宅地で、集中豪雨による土砂崩れが発生し、住民3人が生き埋めとなった。川崎市消防局のレスキュー隊が出動して救助活動にあたっていたところ再度土砂崩れが発生、消防士3人が犠牲となり、被災者は合せて死者6人、負傷者12人となった。 急速に
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- 平成5年8月豪雨・鹿児島8.6水害
- 1993年
- 1993年(平成5年)8月6日、九州南部付近に停滞していた前線の活動が活発となり、鹿児島県内は記録的な大雨に見舞われた。6日の日降水量は薩摩川内市で369mm、鹿児島市で259mmに達した。 特に鹿児島市では、市内中心部を流れる甲突川、新川、稲荷川が相次いで氾濫し、繁華街の天文館や西鹿児島駅(現在
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- 7.11水害
- 1995年
- 1995年(平成7年)7月11日、長野県北部と新潟県上越地方で「7.11水害」が発生した。2日間で400mm前後の大雨となり、関川と姫川流域で斜面崩壊や土石流、河川氾濫などが相次いだ。 この大雨で6人が死傷、家屋の浸水は6,000棟以上に及んだ。JR大糸線は、南小谷~小滝駅間で2年あまり不通が続い
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- 針原川土石流災害
- 1997年
- 1997年(平成9年)7月10日0時44分頃、鹿児島県出水市針原地区で大雨により大規模な土砂崩壊が発生し、建設中の砂防ダムを超えて下流の集落に達した。降り始めからの総雨量は400mm超に達していた。 この土石流により、21人が死亡、13人が負傷している。
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- 北関東・南東北豪雨
- 1998年
- 1998年(平成10年)8月27日、全国的な天候不順が続く中、前日から降り続いた雨が栃木と福島の県境付近で記録的な豪雨となり、那珂川・阿武隈川流域では下流の茨城県にも及ぶ洪水災害が発生した。 各地で土砂災害が発生し、福島県西郷村の救護施設では建物内に土砂が流れ込み5人が死亡するなど、死者・行方不明
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- 平成11年6月豪雨災害
- 1999年
- 1999年(平成11年)6月29日を中心に、西日本を中心に死者・行方不明者39人、浸水家屋が約20,000棟にのぼる大きな被害となった「平成11年6月豪雨災害」が発生した。 広島県では、広島市佐伯区と呉市の山沿いの新興住宅地で土石流災害が多発した。また、福岡県では、集中豪雨によりJR博多駅近くの地
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- エルサルバドル地震
- 2001年
- 現地時間2001年1月13日11時33分頃、中米のエルサルバドル共和国沖約50kmの太平洋を震源とする、マグニチュード7.6の地震が発生した。死者944人、負傷者5,000人以上、液状化や土砂災害などで約108,000棟に達する家屋倒壊の被害が出た。 首都サンサルバドル西部で大規模な地すべりが発生
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- 熊本県水俣市土石流災害
- 2003年
- 2003年(平成15年)7月20日4時15分頃、熊本県水俣市で土石流災害が発生した。活発な梅雨前線の影響で、水俣市では県設置の雨量計で1時間雨量121mmの猛烈な雨となり、市内2カ所で大規模な土石流が発生、19人が死亡、7人が負傷した。 避難勧告の発令は土石流災害の発生後であった。
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- 平成16年台風21号
- 2004年
- 2004年(平成16年)9月25日から30日にかけて台風21号が日本列島を縦断した。 9月21日にグアム島の西南西の海上で発生した台風は発達しながら北上し、沖縄本島と宮古島の間を通過、東シナ海で進路を東寄りに変えて29日8時30分頃、鹿児島県串木野市(現在のいちき串木野市)付近に上陸した。台風はそ
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- 平成16年台風23号
- 2004年
- 2004年(平成16年)10月20日、台風23号が西日本・東日本を縦断し、死者・行方不明者98人、浸水家屋が50,000棟を上回る甚大な被害をもたらし、平成期では最悪の台風災害の1つとなった。 この年は、上陸した台風が10個と観測史上最多であったが、この台風はその最後となる10個目として12時頃に
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- フィリピン・レイテ島で大規模地滑り
- 2006年
- 2006年(平成18年)2月17日10時30分頃、フィリピン中部のレイテ島で、大規模な地滑りが発生した。大雨の影響で、標高約800mの山が720m地点から崩壊し、山麓にあった人口1,860人の村を襲い村は完全に埋没、死者・行方不明者は1,100人以上にのぼった。崩壊した土砂の厚さは最大で30mに達
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- 平成18年7月豪雨・長野県岡谷市土石流災害
- 2006年
- 2006年(平成18年)7月19日、長野県岡谷市で大雨により土石流が発生し、大きな被害が出た。 本州付近の梅雨前線の活動が活発化し、長野県内では、7月15日から21日までの7日間の降水量が御嶽山(王滝村)で701mm、7月19日10時までの24時間降水量は塩尻市で255mmに達する記録的大雨となっ
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- 中国・四川大地震
- 2008年
- 現地時間2008年5月12日14時28分頃、中国中西部にある四川省の汶川県付近を震源とするマグニチュード8.0の大地震が発生した。死者・行方不明者90,000人以上、負傷者370,000人以上、家屋損壊4,000,000棟以上の被害を出した。また、地すべりなどの土砂災害も広い範囲で発生、被災地域は
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- 平成20年8月末豪雨
- 2008年
- 2008年(平成20年)8月26日から31日にかけて、本州付近に停滞した前線に向かって湿った空気の流れ込みが強まり、西日本から北日本にかけて所によって記録的な大雨となり、気象庁はこの大雨を「平成20年8月末豪雨」と命名した。 1時間降水量は愛知県岡崎市で146.5mm、千葉県我孫子市で105.0m
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- 平成21年7月中国・九州北部豪雨
- 2009年
- 2009年(平成21年)7月19日から26日にかけて、西日本付近に停滞した梅雨前線の活動が活発となり、中国地方から九州北部にかけて所によって期間総雨量が700mmを超える記録的な大雨となり、各地で大きな被害が発生した。この大雨災害について、気象庁は「平成21年7月中国・九州北部豪雨」と命名した。
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- 平成23年台風12号・紀伊半島豪雨
- 2011年
- 2011年(平成23年)9月3日10時頃、大型の台風12号が高知県東部に上陸し、丸一日かけて四国地方と中国地方を北上して日本海へ抜けた。暴風域はなかったが、強風域が直径1,000km以上と大型の台風であったことと台風の動きが遅かったことから、台風周辺では長時間にわたって大雨となった。 特に台風に向
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- 平成24年7月九州北部豪雨
- 2012年
- 2012年(平成24年)7月11日から14日にかけて、九州北部地方は記録的な大雨に見舞われ、各地で河川の氾濫や土石流が発生するなど大きな被害となり、気象庁はこの大雨を「平成24年7月九州北部豪雨」と命名した。 対馬海峡付近に停滞した梅雨前線に向かって湿った空気が流れ込み、熊本県阿蘇市で6時間に45
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- 京都府南部豪雨
- 2012年
- 2012年(平成24年)8月14日未明から朝にかけて、日本付近に停滞していた前線に向かって湿った空気が流れ込み、近畿地方を中心に記録的な大雨となった。特に京都府では、1時間降水量が宇治市で78.0mmを観測したほか、解析雨量では八幡市付近や城陽市付近で約90mmとなる猛烈な雨を観測した。 この大雨
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- 京急本線土砂崩れ脱線事故
- 2012年
- 2012年(平成24年)9月24日23時58分頃、神奈川県横須賀市の京急本線・追浜~京急田浦駅間で、走行中の下り特急列車が大雨で崩れた土砂に乗り上げ8両編成のうち3両が脱線、乗客55人が負傷し、復旧までに2日以上を要した。 京浜急行では、1997年(平成9年)4月にも同じ横須賀市内で同様の事故が発
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- 平成25年7月洪水
- 2013年
- 2013年(平成25年)7月17日から18日にかけて、日本海にあった低気圧が山形県を通過し、この低気圧に向かって南の太平洋高気圧から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となったため、山形県内では断続的に非常に激しい雨が降った。 24時間降水量は大井沢(西川町)で249.0mm、差首鍋(真
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- 平成25年台風26号・伊豆大島土砂災害
- 2013年
- 2013年(平成25年)10月16日未明から明け方にかけて、大型で強い勢力の台風26号が伊豆諸島から房総半島沖を通過した。 台風の発達した雨雲がかかった伊豆大島では、1時間雨量122.5mm、24時間雨量824mmの記録的な大雨を観測し、島の最大の集落である元町集落周辺で土石流が発生、大島町だけで
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- 長野県南木曽町土石流災害
- 2014年
- 2014年(平成26年)7月9日17時40分頃、長野県南木曽町で土石流が発生した。これは、台風8号と梅雨前線に伴う局地的な大雨によるもので、南木曽町では1時間雨量70mmを観測し、町の中心部では土石流が発生して中学生が死亡した。 また、鉄橋が流されたJR中央本線は1カ月近く一部区間で運転見合わせと
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- 平成26年8月豪雨
- 2014年
- 2014年(平成26年)7月30日から8月26日にかけて、西日本から東日本を中心に広い範囲で大雨により大きな被害が発生し、気象庁はこの一連の大雨災害を「平成26年8月豪雨」と命名した。 このうち、7月30日から8月11日にかけては、台風11号・12号の接近や台風周辺の湿った空気および前線の影響で大
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- 広島市で大規模土砂災害
- 2014年
- 2014年(平成26年)8月20日3時頃、広島市安佐北区と安佐南区で大規模な土砂災害が発生した。3時間に217.5mmという集中豪雨により、安佐北区、安佐南区では谷で同時多発的に土石流が発生し、麓の住宅地を襲った。 発災後に避難勧告が発令されるなど行政の対応の遅れも相まって、深夜の就寝中に住宅に土
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- 平成29年7月九州北部豪雨
- 2017年
- 2017年(平成29年)7月5日から6日にかけて、福岡県と大分県を中心に九州北部地方で所によって総雨量が600mm近い記録的な大雨が降り、土石流や山崩れ、洪水による甚大な災害が発生した。気象庁はこの豪雨について「平成29年7月九州北部豪雨」と命名した。 対馬海峡付近に停滞する梅雨前線に向かって暖か
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- 2017年台風5号
- 2017年
- 2017年(平成29年)8月7日15時頃、台風5号が和歌山県北部に上陸した。台風は7月20日21時に南鳥島近海で発生したが、同時に発生していた複数の台風による影響で、日本の南海上を周回、その後小笠原諸島付近で南に転じ、九州の南海上で進路を北東に変える極めて複雑な進路を取り、発生から17日目にして上
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- 2017年台風18号
- 2017年
- 2017年(平成29年)9月9日、マリアナ諸島で発生した台風18号は、発達しながら北上を続け非常に強い勢力で13日に宮古島付近を北上した後、17日11時30分頃、鹿児島県南九州市付近に上陸した。その後は高知県に再上陸し四国を通り、17日夜には兵庫県明石市付近に再上陸、近畿・東海・北陸地方を進んで新
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- 2017年台風21号
- 2017年
- 2017年(平成29年)10月23日3時頃、台風21号が静岡県掛川市付近に上陸した(上陸場所は、当初の「静岡県御前崎市付近」から後日、気象庁により修正発表)。上陸の際、強風域の半径は850kmの「超大型」となり、記録が残る1991年以降では初めて「超大型」での上陸台風となった。上陸後は、静岡県から
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- 2017年台風27号 フィリピン南部で大きな被害
- 2017年
- 2017年12月22日から24日にかけて、フィリピン南部ミンダナオ島付近を台風27号が通過した。フィリピンには多くの台風が襲来するものの、ミンダナオ島に台風が直撃するのはまれであり、大雨によって各地で地滑りや洪水が発生し、少なくとも230人が死亡し、144人が行方不明となった。特にミンダナオ島にあ
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- 平成30年7月豪雨(西日本豪雨)
- 2018年
- 2018年(平成30年)6月28日から7月8日頃にかけて、前線と台風7号の影響を受け、西日本を中心に広範囲で長期間にわたる記録的な大雨となった。期間降水量は多いところで1,800mmを超えたところもあった。 特に、7月6日から8日にかけては、九州・四国・中国・近畿・東海地方の11府県に大雨特別警報
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- 九州南部大雨
- 2019年
- 2019年(令和元年)6月28日から7月4日にかけて、九州付近に停滞する梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、九州南部を中心に降り始めからの総雨量が1,000mmを超える記録的な大雨が降った。この大雨で、鹿児島県南さつま市の大王川で堤防が決壊したほか、河川の氾濫により広範囲で浸水被
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- 令和元年台風19号
- 2019年
- 2019年(令和元年)10月12日19時頃、台風19号が大型の強い勢力で伊豆半島に上陸し、翌13日にかけて関東地方と東北地方を進み三陸沖に抜けた。台風本体の雨雲や台風周辺の湿った空気の影響で、東日本と東北地方を中心に広い範囲で記録的な大雨や暴風をもたらした。 降り始めの10日から台風が通過した13
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- 令和元年台風21号
- 2019年
- 2019年(令和元年)10月19日、トラック諸島近海で発生した台風21号は、24日から26日にかけて日本の東を北上した。 台風は太平洋上を進み、直接日本列島に上陸こそしなかったものの、台風から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となり、関東地方と東北地方の太平洋側で大雨となった。特に千葉
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- 令和2年7月豪雨
- 2020年
- 2020年(令和2年)7月3日から31日にかけて、日本付近に停滞した前線の影響で、暖かく湿った空気が継続して流れ込み、西日本から東日本、東北地方の各地で大雨となった。特に、熊本県では球磨川の氾濫や土砂崩れが多発し、65人が死亡、2人が行方不明となり、死者は全国で84人に上った。全半壊6,125棟を
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- 冬型の気圧配置による大雪
- 2020年
- 2020年(令和2年)12月14日から21日にかけて、強い冬型の気圧配置が続き、北日本から西日本の日本海側を中心に大雪となった。期間中の降雪量は群馬県みなかみ町藤原で291cmとなり、藤原では48時間と72時間の降雪量が歴代全国1位を更新する記録的な値となった。大雪の影響で、新潟や群馬の関越自動車
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- 熱海伊豆山地区土石流
- 2021年
- 2021年(令和3年)7月3日10時30分頃、静岡県熱海市伊豆山地区を流れる逢初川で土石流が発生した。土石流は逢初川の源頭部(標高約390m地点)で発生し、約2kmにわたって川に沿って流れ下って海岸まで達した。土石流は、逢初川の下流にある熱海市伊豆山地区の住宅地を襲い、被災した範囲は延長約1km、
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- 8月の停滞前線による大雨
- 2021年
- 2021年(令和3年)8月11日から19日にかけて、日本付近に停滞した前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んで前線の活動が活発になり、西日本から東日本の広い範囲で大雨となった。8月としては異例の長雨となり、期間中の総降水量は多いところで1,200ミリを超え、全国68地点で72時間雨量が観測史上1
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- 令和4年8月3日からの大雨
- 2022年
- 2022年(令和4年)8月3日から中旬頃にかけて、日本海から東北地方に停滞する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、東北地方の日本海側と北陸地方を中心に断続的に猛烈な雨が降った。東北地方と北陸地方では初めて「線状降水帯」が発生し、山形県と新潟県に一時「大雨特別警報」が発表された。 この大雨の影
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- 令和4年台風14号
- 2022年
- 2022年(令和4年)9月14日、小笠原近海で発生した台風14号は、大型で非常に強い勢力となって18日に鹿児島市付近へ上陸した。その後、日本列島のほぼ全域を強風域に巻き込みながら日本海へ抜け、北東へ進んだ後、新潟市付近から再上陸し、20日9時に日本の東で温帯低気圧に変わった。この台風で、九州を中心
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- 秋田県で大雨
- 2023年
- 2023年(令和5年)7月14日から16日にかけて、梅雨前線の停滞により、東北地方では秋田県を中心に記録的な大雨となった。秋田県では72時間雨量が所によって400mmを超え、これまでの観測史上1位の記録を更新する地点が相次いだ。避難情報も各地に発令され、最も高い警戒レベル5の「緊急安全確保」が一時