平成15年台風10号(2003年)
沙流川橋付近を下流から:<沙流川流域>平成15年8月洪水では、全川にわたって計画高水位を超過し、5,240m3/s(平取地点)の流量を観測し、死者3名、重傷者1名、家屋全壊10戸、半壊6戸、一部破損16戸、床上浸水79戸、床下浸水172戸の大きな被害を受けました。この洪水を契機に基本高水流量のピーク流量及び河川整備計画目標流量を変更しました。
提供:国土交通省 北海道開発局
2003年(平成15年)8月8日22時頃、台風10号が強い勢力を保ったまま高知県室戸岬付近に上陸し、9日朝には兵庫県西宮市付近に再上陸した。台風の影響で、高知県と徳島県では期間降水量が600mmを超える大雨となるなど、九州から北海道までの広い範囲で大雨となった。また上陸地点の室戸岬では、最大瞬間風速69.2m/sを観測した。
死者・行方不明者19人、負傷者94人の人的被害が発生し、家屋の損壊は3,000棟以上に達した。